「崖の上のポニョ」を見てきました。
主人公が船乗りの息子とか、お母さんが介護士であったりと現実的なのに
ポニョ側の世界が全くのSF風で、ポニョのお母さんに至っては
ディズニーから飛び出したような感じが
どうもしっくりなじまなかった。
しかしお父さんの船が通るたびに信号で会話したりというのが
素朴で面白かったし、魔法で大きくしたポンポン船(のおもちゃだったが)に
子どもたちが乗って、蝋燭の火を燃料にして進んでいくしくみなども面白かった。
宮崎駿の映画といえば空を飛ぶ迫力シーンが圧巻だが、
今回は海だ。荒々しい海、デボン紀の生物が泳ぎ回る海、……
ここに宮崎の真骨頂を注ぎ込んだのかな。
介護施設のおばあさん達が魔法の影響?で走り回れるほど元気になったのも
あってか、後味の良い映画だった。
先日見た「おくりびと」の感想をろくに書いていなかったが、
納棺士の仕事がまるで能狂言のような様式美として表現され、
死者を敬いいたわる精神にあふれた優しいお話だった。
いろいろな死者たちが登場するが、最後に登場した死者を
演じた峰岸徹さんが本当に亡くなったそうで、何か因縁めいたものを感じる。
ご冥福をお祈りします。
主人公が船乗りの息子とか、お母さんが介護士であったりと現実的なのに
ポニョ側の世界が全くのSF風で、ポニョのお母さんに至っては
ディズニーから飛び出したような感じが
どうもしっくりなじまなかった。
しかしお父さんの船が通るたびに信号で会話したりというのが
素朴で面白かったし、魔法で大きくしたポンポン船(のおもちゃだったが)に
子どもたちが乗って、蝋燭の火を燃料にして進んでいくしくみなども面白かった。
宮崎駿の映画といえば空を飛ぶ迫力シーンが圧巻だが、
今回は海だ。荒々しい海、デボン紀の生物が泳ぎ回る海、……
ここに宮崎の真骨頂を注ぎ込んだのかな。
介護施設のおばあさん達が魔法の影響?で走り回れるほど元気になったのも
あってか、後味の良い映画だった。
先日見た「おくりびと」の感想をろくに書いていなかったが、
納棺士の仕事がまるで能狂言のような様式美として表現され、
死者を敬いいたわる精神にあふれた優しいお話だった。
いろいろな死者たちが登場するが、最後に登場した死者を
演じた峰岸徹さんが本当に亡くなったそうで、何か因縁めいたものを感じる。
ご冥福をお祈りします。