We Want The FUNK

ギターと音楽に関する雑感

JIM HALL - solo -

2012-06-11 | 音楽

Jim Hallのライブは今回で3回目。2012年6月2日(土)、コットンクラブのセカンドステージを観てきました。

アランフェス協奏曲の再現ライブは、当初の予定がジムの体調でキャンセルとなり、順延後のライブは仕事で行けず、悔しい思いをしていました。

過去に行ったライブは以下のとおり。

2007.4.26 「ALONE TOGETHER, AGAIN」 Blue Note Tokyo
Jim Hall & Ron Carter DUO

2008.1.26「Jim Hall Trio」 Billboard live TOKYO

 

今回はブルーノートでのトリオライブか、コットンクラブでのソロを見るか少し迷いましたが、トリオは上に書いたビルボードライブでも観たし、たった一人でどんな演奏をするのか気になったので、コットンクラブに行くことにしました。

 

ライブ前は友人と丸の内のイタリアン「パリアッチョ」でビールをたしなみながら、昔のことと現状の情報交換。彼が群馬にいた頃は2人でちょくちょく飲みに行っていたんですが、東京で飲むのは2回目です。いろいろ話していたら2時間なんてあっという間。

友達も一緒に入口まで来てくれたコットンクラブ。ブルーノートとビルボードライブとはまたひと味違った、お洒落な空間でした。

http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/2012/0602_jim/

おひとり様が多かったように感じましたね、私も含めて。とにかくジムホールの音を純粋に楽しみに来ている人が多いようです。

 

杖をついてジム登場。拍手喝采。

曲は、スタンダードナンバーを中心に進みます。いつものことで、ジムは律義に曲紹介をするんですけど、「コンポーザーは忘れちゃったな・・・」と言って会場の笑いを誘ったりしてました。

さすがにお歳を召されているだけあって、最初は少し不安を感じてしまったのですが、しばらくするとそんな要素は消え去りました。アンプを通さない生音がはっきり聞こえてくる会場の静寂さ、過去の焼き直しとは言わせないそのアレンジ、全てが「観て、聴いて、良かった!」と思わせる至極の時間が流れていました。

ソロといっても、ジョーパスのような演奏ではなくて、時折親指で弾いていたものの、基本的に普段通りのピック弾き。単音とコードを交えた美しい演奏。

 

ジムの手癖である、頻繁にギターのつまみをいじる(さわる)動作は、ソロで忙しかったのかほとんどありませんでした。でも、後半にブライアンというサポートギタリストが加わってから、ワーミーを頻繁にいじる動作が・・・。いつものことながら、あれにどんな意味が・・・? 若干の余裕が生んだことなのか、なんか微笑ましかったです。

 

ブライアンはストラト。音はトーンを絞ったジャズ系で、ふくよかさではジムの音に劣りますが、充分にキレイで素晴らしい演奏を聞かせてくれました。

 

最後はお得意のメジャー・ナンバー「St. Thomas」。ここでワーミーが活躍するのはお約束。

アンコールはありませんでした。私と、私の隣の人2人で最後まで手拍子をし続けたんですが、届きませんでした。みんな高齢であるジムのことを気遣っているのかもしれません。

いつまでも健康でいてほしいです。日本に来れば、私はまた観に行きますから。

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in ichiro's amazing hands

2012-06-06 | 音楽

スティーヴィー・レイ・ヴォーンの「テスティファイ」がアイズレーのカバーだったことを発見した個人的騒動があり、テスティファイの奏法解説ビデオを出していたichiroさんの動画も改めて探していたら、こんなのを発見しました。もう1年半くらい前の話ですが。

http://www.youtube.com/watch?v=b_va4or6GtA

SLIP!!というギターブランドのホームページのトップでも聞けます。

http://www.slip-guitar.com/

カッコ良すぎるではないですか!

これ、別の企画でメジャー企業のCMにでも使ってもらいたいくらいです。

ロングバージョンはこちら

http://www.youtube.com/watch?v=qPgK1aT28dM

 

学生時代、教則ビデオの類で一番真剣に見てコピーしたのはichiroさんのだったし、僕がオリンピックホワイトのストラトを買ったのは、ichiroさんの持っているストラトがカッコいいと思ったからであって、実はベックでもレイヴォーンでも無かったという告白。

http://www.musicair.co.jp/goods/index.php?rm=detail&id=34

大体、テスティファイはレイヴォーンよりichiroさんの弾いているヴァージョンの方を多く聴いたかもしれないし。

思い立ったが吉日、ichiroさんの別の教則ビデオを買ってしまいました。僕の理想とするエレキギターの音がビシビシ聴こえます。

http://www.musicair.co.jp/goods/index.php?rm=detail&id=159

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Clapton Beck & Page

2012-05-04 | 音楽

クラプトンとベックとペイジ。ライブで同じ曲をやっても「あの時のあの演奏が最高」ってのがファンの中にはあるでしょう。そんなのを書き留めたいと思います。

White Room

YouTube: Eric Clapton & Friends - White Room

Cause We've Ended As Lovers

YouTube: JEFF BECK LIVE Cause We've Ended As Lovers

We're Gonna Groove

YouTube: We're Gonna Grove - Led Zeppelin

クラプトンのは86年、フィルコリンズと一緒。ブラッキーを引退させた直後で、しかもラックシステム導入で従来の音と違うし、長年のファンには戸惑いがあった時期かもしれないですけど、ソロの構成力は数あるWhite Room演奏の中でも最高だと思います。24ナイツに収録されているのよりはるかに良い!

10年くらい前にDVDが正規盤で売っていて、このソロ部分だけを目当てに買って、何回見たことか・・・。あまり有名じゃないですけど、個人的にロックギターソロの歴史的名演だと思っています。

ベックは07年、ロニー・スコッツにて。タルちゃんカワイイ。ベースソロが終わった後、タルちゃんからパワーをもらったベックのソロが感動的すぎる。これはブルーレイが用意されてて、当然HD。一家に一枚。

ペイジは70年、ロイヤル・アルバート・ホールでのZEP。DVDで初めて見たときぶったまげました。これぞ、

「ヘヴィ・メタルの烙印を押されたファンク・バンド」

(シンコーミュージック96年刊、天才ギタリストvol.3から引用)

それぞれが全力で演奏しながらも、一丸となって音の塊を造っている感じに興奮しきりです。特にジョンジーのベースがファンキーなので、ちゃんとしたステレオスピーカーで聞くべし。

YouTube動画の、「Grove」というスペルミスはご愛嬌。

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JAPAN & SELF EXISTENCE

2012-05-04 | 音楽

JAPAN & SELF EXISTENCE

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2011年1月4日に亡くなったミック・カーン。彼の自伝の日本語版が発売されています。

 

やはり「Japan」はファンクバンドだった。いま、過去を振り返るにつけ、10代のころ心底好きになったバンドやアーティストは、軒並みファンクの影響を受けていることを確信します。当時、そのノリをファンクとは気が付かずに。

 

 

「僕たちはバンド活動の幅を広げる必要に迫られて、メロディーメーカー誌でリードギタリストを探すことにした。ファンク/ロックバンドのメンバー募集とし」

 

「スティーヴと僕はその時期ファンクやジャズのリズムに興味を持っていた。ジェフ・ベックの『ブロウ・バイ・ブロウ』や『ワイヤード』といったアルバム、ビリー・コブハム、スタンリー・クラークなど・・・」

 

「彼(事務所経営者)が持ってきた曲はスティーヴィー・ワンダーの『迷信』、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの『ファミリー・アフェア』、ローリングストーンズの『Doo Doo Doo Doo Doo(ハードブレイカー)』など。これら全部が新たにセットリストに加えられ、ルー・リードやデヴィッド・ボウイなどのナンバーが外された」

 

これはジャパンがデビューする前の話。うすうす感づいてはいたものの、こうしてミックから具体例を挙げられると納得します。

 

ファンクのこと以外にも、なぜデヴィッドが「シルヴィアン」と苗字を変えたのか、なぜ化粧をし始めたのか、なぜバンド加入まで楽器を触ったことのないリチャードが存在感を示せたのか他、興味深い話題ばかり。ミックカーン自伝、Japanのファンは必読です。

http://www.rittor-music.co.jp/books/10317320.html

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ニコニコ超会議(超軽音部)

2012-05-01 | 音楽

4月28日(土)~29日(日)にかけて、幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議」に、「ニコニコ超軽音部」目的で行ってきました。

Dscf0444_2

幕張に来るのは09年のサマーソニック以来で、あの時の夏の暑さに比べればとても過ごしやすい気候でした。

Dscf0443_2

中に入ると、とにかくいろいろなブースがあって、飽きない魅力であふれています。

Dscf0445 Dscf0451

とはいえ、上の写真のように自分としては畑違いを感じつつも、コスプレしている人や、明らかなアイドルオ(ヲ)タクさんは、見ているだけで僕も楽しくなってくるし、この場では同化している気分で「楽しんだもん勝ち」だな、と割り切っていました。

Dscf0412

本来の目的はここ。加茂君がずっと携わっている「ニコニコ軽音部」のブースです。出演者の撮影は禁止だったので、遠くからの一コマ。実際には横にもっとたくさんのお客さんがいました。

加茂君の速弾きに歓声をあげるお客さん。

出ている方は皆さん全員上手いのですが、加茂君のシングルコイルのトーンはひときわ明瞭で、ごまかしのきかない生々しい音での速弾きは、観ているお客さんにも伝わっていると思います。

このブースで見たのは、有名どころで、浅倉大介さん、小室みつ子さん、そして何と言っても佐久間正英さん。 加茂君と一緒に佐久間さんがセッションしている、この光景を観ることが今回行った最大の目的でした。

http://info.nicovideo.jp/keion/

そういえば、小室哲哉さんと松岡充さんが出ているステージも横切ったし、他にも有名な人がいっぱいいました。田原総一郎さんが出ているブースで荻上チキさんが喋っているところに遭遇。29日は上杉隆さんまでも。

どこかに吉田豪さんもいたらしい。小林よしのりさんも。

そして、出演側ではなさそう(?)だけど、シカオちゃんもいたらしい。会えるんじゃないかと思い緊張しながら歩いていましたが、予想通り会えませんでした。

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Stevie Ray Vaughan -Testify-

2012-04-21 | 音楽

Stevie Ray Vaughan -Testify-

 

テスティファイといえば、僕が先輩の演奏を目の当たりにしてSRVを知ったきっかけの曲であるし、PARLIAMENT(67年当時はTHE PARLIAMENTS)のカバーであるということを当初から疑ってませんでした。

 

だって、僕の持っているCDには、クレジットで「G.Clinton/D.Taylor」とレーベル面に印刷してあるし、ライナーノートには「スティーヴィー・レイ・ヴォーンのためにジョージア・クリントンが書き下ろした曲のようだ」とまで書かれていたんだし。今思えばジョージア・クリントンってのもおかしな話だけど。

 

思い込みは怖いもので、実際にPARLIAMENTの「Testify」を聴いて、いったいどこをどうカバーしているのか、関連要素を聞き取れなかったのに「キメのホーンのリズムか・・・とにかくどっかをちょっとだけ引用しているんだろう」と、確証なく勝手に結論付けていたのですが、今となっては恥ずかしいですね・・・。

 

Stevie Ray Vaughan 「Testify」

http://www.youtube.com/watch?v=DSCXOwqMOc4

 

The Parliaments 「(I Wanna)Testify」

http://www.youtube.com/watch?v=YAR6BBQO8-k

 

2011年2月13日、レイヴォーンの本を読みあさり、ウィキペディアも読んでいて「Testify」のリンクをクリックしたら、アイズレー・ブラザーズのページに飛んでこんな文にぶち当たってしまいました。

 

Some album editions and guitar tablature books wrongly credit "Testify" to George Clinton and D. Taylor, although they wrote the unrelated Parliament song of the same name (sometimes called "I Wanna Testify").

 

さらに調べると、アルバム「テキサス・フラッド」の解説ページにはこんな付け足しも。

 

Some album editions and guitar tablature books wrongly credit "Testify" to G. Clinton and D. Taylor, but it is actually an Isley Brothers cover. The original recording was released in 1964 and features Jimi Hendrix on guitar. There is an unrelated Parliament song of the same name (sometimes called "I Wanna Testify") written by G. Clinton and D. Taylor. Other versions simply say "writer unknown".

 

なんじゃー! と思ってYouTubeで調べたら・・・(更新)

http://www.youtube.com/watch?v=usP3yLGru1Y

TESTIFY PTS. 1 & 2 - THE ISLEY BROTHERS & JIMI HENDRIX

http://www.youtube.com/watch?v=FUdYp-6a4RA

 

ジミヘンがアイズレーのバックで弾いていた時の曲だと?

確かに「あの」リフが聴こえますし、どうやらアイズレーの曲が正しいようです。

じゃ、なんでテキサスフラッドのクレジットが間違ってんの?

 

そこにどんな経緯があったのか、知っている人がいたら教えてください。

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1986 OMEGA TRIBE

2012-03-19 | 音楽
マイケル・ジャクソンを好きになる前、僕は「安全地帯」「THE ALFEE」「REBECCA」「1986 OMEGA TRIBE」が好きで、特にオメガトライブは本当によく聞きました。

1986 OMEGA TRIBE といえば、「君は1000%」のイメージが強いけど、アルバム全体は結構リズム重視のファンク系かもしれません。

もちろんドロドロしたファンクではなくて、フュージョン的音作りと、いかにも80年代後半というアレンジで、「都会的」「アーバン・ナイト」という言葉が妙に似合う、田舎の12歳が憧れるには十分すぎる楽曲であふれていました。

僕が一番好きな曲はこれです。
https://www.youtube.com/watch?v=O3DK2gDLCOE

ついでに、好きになったきっかけの曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=r5wK0kc3qWY

つい最近、オリジナルアルバムを買いなおしてしまいました。時にはこんな懐かしみ方もいいものです。
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LIVE TOUR 2011-2012 “45 STONES”

2012-02-22 | 音楽
平成24年2月19日(日)

地元渋川にて、初めて斉藤和義さん生ライブを観ました。いろいろ感じたことを、忘れないように書き留めます。


2002年のアコースティックギターマガジンのロングインタビューを興味深く読んでいて、さらに数年前からバンドで斉藤和義さんのコピーをやらせてもらっていて、わりと長いこと気になってはいたんですが、今回群馬に来るということで、リーダーが苦労して確保してくれたチケットに感謝感激しながら参加しました。


聴いて、観て、僕の根っこにある2つの核を認識しました。

というのは、同じ年齢の「スガ シカオ」という存在、そのライブと比較したからなんです。

シカオちゃんのルーツはスライ、P-FUNK、プリンスといったFUNK。FUNKは、僕はマイケルという門をくぐってから好きになって、これは僕のルーツのひとつ。シカオちゃんを好きになる理由も自分で分かる訳です。

一方、せっちゃんのルーツはストーンズ、ビートルズ、ZEP、ジョニーウインターといったブルース仕込みのロック。これまた僕の趣向のひとつである訳です。

シカオちゃんは元々真っ黒なFUNKをルーツにしながらも、ジャミロクワイや90年代以降のジョージマイケルが提示している、ソフィスティケイトされたFUNKを日本で提供する数少ない人。打ち込みを使った浮遊感のある音も魅力的で僕は好きなんですけど、そこにストーンズの影響は感じないんですよね。

で、せっちゃんの音には浮遊感は全くなく、ダウン・トゥ・アース。ライブ中に何度も感じましたけど、アウトロでは、ストーンズの「ストリート・ファイティング・マン」のような、同じリフやパターンを繰り返しながら、脳がトリップしてしまいそうなグルーヴをつくっていました。

要は、マイケルから派生した趣向と、ストーンズから派生した趣向の両面を、シカオちゃんとせっちゃんからそれぞれ感じ取ったということです。

しかも、せっちゃんのつくるリフはFUNKを感じさせるものもあって、なんとも魅惑的でした。
それでも僕はシカオちゃんの方が好きなんですけど、こと、ギターの演奏能力に関しては、シカオちゃんとせっちゃんでは雲泥の差。明らかにせっちゃん方が格上です。

シカオちゃんって、元々プレイヤー志向ではないので・・・。最近は得意げにギターソロをかましたりもしますが、微笑ましくなるくらいあやしい速弾きになんですよね(僕はファンです。けなしてません)。

せっちゃんは、元々メタルの速弾きからはじまっているので、今はペンタトニック+αのブルージーなリックが大半ですが、基礎が違います。まぁ~良い音してました。

最近ギブソンがせっちゃんの為につくった、P-90がリアに一発だけ付いたゴールドトップが凄いのなんのって。こりゃ、レスポールが欲しくなってしまう・・・。ハムバッカーではない、サンバーストでもない、あくまでもP-90付きのゴールドトップ!


なんてことはさておき、ライブはニューアルバム「45 STONES」の曲を中心に進みます。前にも書いたけど、そのストーンズ的グルーヴがたまらなく刺激的。せっちゃん含めてトリプルギターの編成ですが、かなりの割合で本人がソロをとってました。

途中ではキーボードでの弾き語り、その後にはドラムをたたきながら歌ったりと、何でもアリ状態。マルチプレイヤーここにあり、って感じ。

「やさしくなりたい」では、松嶋菜々子さんからもらったという直筆メッセージとサイン入りエプロンを着ました。書いてもないのに「反町と別れてきます」と指さしながら読んでみたり、楽しいMCです。

渋川のご当地ネタとして、一緒に仕事をしたことのあるコピーライターの一倉宏さんと、俳優の渋川清彦さんのことを話してくれました。二人とも、名前は知らずともその活躍ぶりに「あ、これって!」と驚かれるかもしれませんね。もしご興味があれば、検索してみてください。


そして、群馬のご当地ネタとして、メンバーがハーモニカとギターでマリオネット風フレーズを奏でてくれました。フレーズ完コピでないところをみると、もしかしたら○○○○○○的配慮があったのか? でも、ギターにテープを張って布袋さんモデルに近くしていたし、氷室さんのポーズを真似たりと、なかなか楽しかったです。しかも、それに先立つメンバー紹介の時に、せっちゃんが自分自身を「布袋寅泰です」と名乗って、布袋さんの声真似をしたんです! その後は・・・独特の間が生まれていました。


その他にも、KARAのヒップダンスとペンギンダンスを踊ったり・・・大変でした。そうそう、暗転しているときに、ある野太い男の声援が前半多かったのですが、せっちゃんが、「男は黙って」と言って笑いを取ったら、その後、男の声援が無くなっちゃったんですよね。あの人、凹んだのかな?


音楽的に書きたいことはまだ山ほどあるんですけど、疲れたのでまた後日。


結論は、

「次回以降のツアー、また必ず行きます」

です。

国内では、B'z、シカオちゃんに次いで3番手になりました(私の趣味)。歌うたいとして手本させてもらってますし、もっと研究させてください。
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George Michael

2011-07-18 | 音楽

「ソングライター」という言葉を意識したのはジョージ・マイケルが初めてで、高校時代はとにかくWHAM!とジョージ・マイケルのソロを聞きまくっていました。既にワムは解散した後でリアルタイムではないんですけど、当時ソロで出した「Listen Without Prejudice Vol.1」は「Cowboys & Angels」という個人的に思い入れのたっぷりの曲が入ってて、一時はこれを聴かないと寝られないほどの愛聴盤だったんです。いや、今でもしょっちゅう聴いてますがね…。 

先日飲んでいた時、たまたまジョージマイケルの話になって、居合わせた女性が、「あたし、ジョージマイケルがゲイだと知ってすごいショックで、それ以来どうも・・・」と、言っていたのが、なんとも。ジョージマイケルがゲイと分かってショックを受ける。それ自体は仕方のないことですけど、彼の作る音楽が好きならばそれでいいと思うのですが。そのことを認識しながら、「それでも嫌だ」というなら仕方がないし、こちらが白い目で見られるだけだから言わないですけど、会話にならないのはつらいですね。僕はストレートだけど、ジョージのファンを辞めるつもりなんて一切ないです。

 

91年3月に東京ドームで4日間行なわれたツアー「COVER TO COVER」。当時高校1年の僕は独りで東京ドームに行きました。アリーナ席でなんと前から4列目。かなり間近でみたジョージは、坊主頭に変身していたもののカッコ良かったです。

 

しかしこのツアー、東京ドーム4回はチト多すぎましたね。88年から92年くらいは、多少名のある外タレライブは有無を言わさず東京ドームって感じでしたが、「COVER TO COVER」の名の通り、カバーばっかりで自分の曲はほんの数曲というツアーでしたし、それは事前にわかっていましたから、人が集まりにくいのも当然だったんです。

 

ワム時代も含めて自身のヒット曲目白押し、そして東京ドーム2回であれば満員になったんじゃないかと思います。僕が行った日は日曜日でしたが、記憶では2階席にほとんど人はいませんでした。アリーナから見上げたその光景は、まだまだウブだった僕にはインパクトがありました。88年12月のマイケルジャクソン「BAD」ツアー、90~91年のBon Joviカウントダウンイベントを見ていて、ごった返す喧騒を覚えていただけに。

 

でも、センスのいい曲を取り揃えていて僕は心底楽しめたんです。そこで初めて聴いたエルトンジョンの曲「Tonight」の美しさは今でも強烈に覚えていますし、極めつけはアンコールの「Careless Whisper」。蒼く照らされたステージが涙でボヤけてしまうくらい感動しました。

 

何とかもう一度、日本の地でライブをやってもらいたいなーと切に願っています。

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Elixir Strings

2011-07-13 | 音楽

学生のころから、エレキギターの弦といえばアーニーボール。レギュラースリンキーをずっと使い続けていたんですが、どうしてもすぐ錆びてしまいます。アリアのフィンガーイーズをティッシュに吹き付けて弦をこすり、表面の鉄粉をとれば少しは長持ちしましたが、それでも1週間経てば・・・というより、何時間か汗かきながら弾き続ければその場でアウト。当時はそれがあたり前だったので、何をどうこうという話はなかったです。

 

で、エリクサーという、巻弦をコーティングした製品が評判いいらしいと聞いて、多分2001年くらいかな、半信半疑ながらエレアコに張ってみたら、プレーン弦はともかく、巻弦は全然錆びません。ノンコーティングの従来の弦の方が、貼りたての時のブライトさでは軍配が上がりますけど、どうしてどうして、耐久性を考えたらありがたい限り。

 

ノンコーティングの貼りたてほやほやを「100」とすると、エリクサーは、まぁ「85~95」。でもノンコーティングの「100」は、極端にいえば数時間で「50」くらいまで落ちるのに対し、エリクサーは「85~95」を何週間も保ち続けます。たまげたのなんのって。

 

そして、コーティングとは意味合いが違うけど、プレーン弦が錆びないように工夫された「anti-rust」シリーズがエレキ用で発売されて、試してみると、もう戻ることはできなくなっていました。

錆びない。とにかく錆びない。モノグサな私にちょうどいい。ピッキングした部分の巻弦コーティングがはがれて毛羽立ってきたら交換しますが、何カ月かはそのままでビクともしません。

 

こればっかりは自信を持って薦めたいです。ギター選びの相談にタマにのる時がありますが、相手の好みを確認した後で徹底的に下調べし、意向に沿うように助言をしますけど、「弦はなにがいい?」 と聞かれれば、「エリクサーです」と即答するより他ありません。

 

アーニーボールのコーティング弦も試したんですが、あのエナメル質になじめなかったのが残念。プレーン弦にコーティングしているみたいなので、手触りが違うんですよね。なんか、エナメル塗料でプラモデルを作っていた時のことを思い出してしまって。

 

ただ、「そもそも張りたての音が好きではない」という、少しくぐもった音が好きな人だっていますし、手に汗をあまりかかない人だっています。さらには、コーティング弦は「ピッキングの感触が変わってしまう」と感じる方もいるでしょう。

 

ここで私がエリクサーを褒めたたえたとしても、悪意を感じるほどボロクソにこき下ろす人だっているわけです。そこにどんな意図があるのか、調べたり想像したりしますが・・・でも結局、それぞれで試すのが一番です。

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