We Want The FUNK

ギターと音楽に関する雑感

Clapton Beck & Page

2012-05-04 | 音楽

クラプトンとベックとペイジ。ライブで同じ曲をやっても「あの時のあの演奏が最高」ってのがファンの中にはあるでしょう。そんなのを書き留めたいと思います。

White Room

YouTube: Eric Clapton & Friends - White Room

Cause We've Ended As Lovers

YouTube: JEFF BECK LIVE Cause We've Ended As Lovers

We're Gonna Groove

YouTube: We're Gonna Grove - Led Zeppelin

クラプトンのは86年、フィルコリンズと一緒。ブラッキーを引退させた直後で、しかもラックシステム導入で従来の音と違うし、長年のファンには戸惑いがあった時期かもしれないですけど、ソロの構成力は数あるWhite Room演奏の中でも最高だと思います。24ナイツに収録されているのよりはるかに良い!

10年くらい前にDVDが正規盤で売っていて、このソロ部分だけを目当てに買って、何回見たことか・・・。あまり有名じゃないですけど、個人的にロックギターソロの歴史的名演だと思っています。

ベックは07年、ロニー・スコッツにて。タルちゃんカワイイ。ベースソロが終わった後、タルちゃんからパワーをもらったベックのソロが感動的すぎる。これはブルーレイが用意されてて、当然HD。一家に一枚。

ペイジは70年、ロイヤル・アルバート・ホールでのZEP。DVDで初めて見たときぶったまげました。これぞ、

「ヘヴィ・メタルの烙印を押されたファンク・バンド」

(シンコーミュージック96年刊、天才ギタリストvol.3から引用)

それぞれが全力で演奏しながらも、一丸となって音の塊を造っている感じに興奮しきりです。特にジョンジーのベースがファンキーなので、ちゃんとしたステレオスピーカーで聞くべし。

YouTube動画の、「Grove」というスペルミスはご愛嬌。

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JAPAN & SELF EXISTENCE

2012-05-04 | 音楽

JAPAN & SELF EXISTENCE

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2011年1月4日に亡くなったミック・カーン。彼の自伝の日本語版が発売されています。

 

やはり「Japan」はファンクバンドだった。いま、過去を振り返るにつけ、10代のころ心底好きになったバンドやアーティストは、軒並みファンクの影響を受けていることを確信します。当時、そのノリをファンクとは気が付かずに。

 

 

「僕たちはバンド活動の幅を広げる必要に迫られて、メロディーメーカー誌でリードギタリストを探すことにした。ファンク/ロックバンドのメンバー募集とし」

 

「スティーヴと僕はその時期ファンクやジャズのリズムに興味を持っていた。ジェフ・ベックの『ブロウ・バイ・ブロウ』や『ワイヤード』といったアルバム、ビリー・コブハム、スタンリー・クラークなど・・・」

 

「彼(事務所経営者)が持ってきた曲はスティーヴィー・ワンダーの『迷信』、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの『ファミリー・アフェア』、ローリングストーンズの『Doo Doo Doo Doo Doo(ハードブレイカー)』など。これら全部が新たにセットリストに加えられ、ルー・リードやデヴィッド・ボウイなどのナンバーが外された」

 

これはジャパンがデビューする前の話。うすうす感づいてはいたものの、こうしてミックから具体例を挙げられると納得します。

 

ファンクのこと以外にも、なぜデヴィッドが「シルヴィアン」と苗字を変えたのか、なぜ化粧をし始めたのか、なぜバンド加入まで楽器を触ったことのないリチャードが存在感を示せたのか他、興味深い話題ばかり。ミックカーン自伝、Japanのファンは必読です。

http://www.rittor-music.co.jp/books/10317320.html

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