認知症と向き合って

認知症の介護を終えて
18年間の介護生活を振り返って~

ヘルパーの研修を思い出した 

2020年10月22日 11時12分23秒 | Weblog

 

施設の虐待は逮捕者が出ない限りわからないことでしょうね

小さな虐待? はどこの施設でもあるんじゃないかな?って思います

ショートスティから帰ってきたら おでこにたんこぶ作って帰ってきた日もありました

当時は わからないって言われたけれど 随分後になってからわかったこと

もう終わってしまったことだから 許そう~ いいえ許しません

心の底にはず~っと残っています    執念深い私 

 

母が認知症と診断されてから仕事を辞め 雇用保険受けていた時

労働省の ヘルパー2級の講習会がありました

当時はヘルパー職に人気があり 定員30名で応募者150名以上だったそうです

受講のための試験があり 一般常識問題でしたが

なんとか合格しました

 

月曜~金曜 9時から5時まで びっしりと予定が詰まっていました

1か月半で講習は終わり 実技を受けて2級の資格取得

決められた単位すべて受講 休むと振替受講

 

3日間の実技研修 ある施設で1日目はデイサービスでの研修

2日目3日目は特養での研修でした

両日とも 食事介助をしました

 

 認知症の人の食事介助 

ずっと笑っている ほとんど口開けなくて笑っている ((´∀`*))ヶラヶラ

一口食べたら笑っている なかなか終わらない

時間かかってでも 全部食べさせてくださいって言われました

いつもてこずっていたんだろうなぁ~  (心の叫び)

 

午後からは 寝たきりの人のおやつの介助でした

あずきたくさん入っているぜんざい

ちょっと怖い 寝たままでいいのどうか?

少しだけベッド上げて食べさせる 経験のない私たちに大丈夫なのかな?

慎重に食べさせる 終わった後の安堵感 

 

次の日は 重度の認知症の方のカステラ饅頭のおやつ

手で食べさせてくださいって言われました

フォークなし素手で食べさせることへの抵抗感

手袋してはいけないのかな? でも研修中だから何も言えない

 口元までお菓子もっていくと 手までかじっている 

お互いに不潔ではないのかな?

職員さんがいなくて一人で食べさせているのが怖かったです

おやつぐらい大丈夫だと思ったのかな? 

当時 誤嚥のこと知らなかったから 今思えばとても怖い

 

食事介助で 口を開けない

 

 

飲み込みができないから食べたくない 

介助する方は苛立つ

こんな理由で虐待する人もいます 

確かに・・・時間はかかります

 

母はデイサービスで 40分ぐらいかかって食べていたそうです

ベテランの職員が交代で食べさせてくれていました  感謝です

家でも30分以上はかかっていました

確かに大変だったし しんどかった

疲れたよ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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