昨日夕刻前、グランドの申請などで市内を走っていると雨・・・
「あ~今日の外練習は無理だな」その時よぎった・・・
俺達が今日のWBC準々決勝喉から手が出るほど見たいのに
子供達はどうなんだろう・・・?
そんな人の野球より自分の野球に励みたいだろうか?
色々とひとり悩んだ・・・
そんな時にチーム指針である
「心技体頭」の「頭」の部分
色んな野球を見て学べ!を思い出した。
「よし!監督にお願いして今日の練習はテレビ野球観戦に切り替えようと」
そして酒井監督に連絡を入れると、監督も色々と考え悩み出した。
先にも言うように部員の中には「人より自分の野球技術向上」を
考えている子も居るかも知れない・・・
しかし、最終的に役員も含めて「野球観戦」をさせる事に。
実際に、僕自身の考え方は、日本を代表する選手の技術を学べ
と言うものでなく、一発勝負に賭ける戦士の姿を学んで欲しいのが願いだった。
そして試合が始まり、その僕の願いは日本代表選手に伝わったのか(笑)
初回のマウンドから大谷選手は一球投げる度に雄たけび・・・
そして、その大谷選手の目は「侍」そのものだった。
大谷選手だけでない、日本を代表するスーパー選手達が
まるで高校野球球児のように輝いていた。
そして、その場面が来た・・・
打席に大谷選手、ランナーは1塁に・・・場内はホームランコール
しかし、誰一人予想していなかっただろう・・・
初球から大谷選手はセフティーバント・・・
誰一人予想していなかったの通り、相手側も焦りミスを誘う場面だ。
野球と言うもの、大きなホームランを打つ事は一番の醍醐味だろう。
送りバントなんて!と特に幼少野球では敬遠されるもの
それを世界のスーパースター大谷選手は自ら選んだ。
そして、今朝のテレビニュースを見て、更に感動と
大谷選手に「有難う!」を伝えたかった。
インタビューされていた大谷選手も
「どれだけバントと言うもの、相手を見て行動することが大事」と
日本中の子供達が改めて野球と言うスポーツの醍醐味を味わっただろう。
そして、野球好きな子供達に
「君は、試合中あれだけの気迫を持って野球に取り組んでいるか?
試合だけでなく練習中も同様に気迫と気持ちを持って練習しているか?」
そう、真剣に練習に取り組んでいない人間に野球の女神は振り向いて
くれないよ!
オールスター福井の指針のように
「心は熱く!頭は冷静に!」それが昨日の大谷選手・・・いや
侍JAPAN戦士の姿でした。
練習は出来なかったけど、素晴しいモノを見れましたね
今日から自分の野球感を変えてくれる事を願っています。