今、外は雪がちらついている。いよいよ、冬モード到来。
先日掘り出した、里芋を今、出荷しつつある、いよいよ、これからが旬である。そこで、里芋の栄養について考えたい。
里芋と言えば、ぬめり。そのぬめりの正体は、水溶性食物繊維であるガラクタンとムチン。
ガラクタンは、脳細胞を活性化させ痴呆やボケを予防する効果がある。免疫性も高め、がんの発生・進行を防ぎ、風邪の予防にも働くという。さらに消化を促進する作用もあり、整腸と便秘の解消に大変、効果を発揮する。
ムチンは、体内に入るとグルクロ酸に変わり、胃や腸壁の潰瘍を予防し、肝臓を強化する働きがある。たんぱく質の消化吸収を助ける作用や、滋養強壮作用もある。
また里芋には、体内の余分なナトリウム(塩分)を排出し、高血圧やむくみを防ぐカリウム、糖質の分解を助けるビタミンB1、便通を促し、体内のコレステロールや毒素を排泄する食物繊維などが豊富に含まれている。
胃腸の調子を整え、食欲も増進させる効果もある低カロリーの里芋は、健康を考えるうえで、欠かせない食材である・・・積極的にお食べあれ!
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