The Society of Alternative Medicine from 1987/代替医療学会

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病院死

2015-07-06 16:14:16 | 健康

● 「終末期」の対応が 大きく遅れている日本
 「東京圏の高齢者は地方に移住を」と提言して物議を醸している日本創生会議の座長、増田寛也・元総務相が、「延命治療の議論を」と呼び掛けている。昨年「消滅可能性都市」を挙げ、その後、名指された自治体が少子化対策に熱を入れだすなど、政策へ大きな影響を及ぼしているだけにその発言に注視したい。
 増田さんは、5月24日の毎日新聞のコラムで「終末期医療のあり方」を論じた。そのなかで、「終末期の人工栄養による延命は、世界的にみると必ずしも当たり前のことではない」「むしろ非倫理的であるとさえ認識されている国がある」と、穏やかな表現ながら、延命治療への再考を喚起している。
 介護の現場からは「ご本人の終末期の対処法が曖昧なので困る」という声はよく聞かれる。やっと、終末期に焦点が当たり出した。「素人」なだけに直感が働くことは多く、増田さんの発言は正鵠を射ている。死というゴールを見据えて初めて、高齢者の医療と介護は成り立つはずである。
 日本の病院や施設では、口から食べられなくなったので鼻や静脈からチューブを通じて、あるいは胃に穴を開けて栄養を与えられている高齢者をよく見かける。手足の関節が固まって寝返りを打てない寝たきりの人も。自分で呼吸できなければ人工呼吸器が装着される。気管切開されているため、痰の吸引やチューブの交換の際に苦しみもがく姿も見られる。認知症などを抱え、全く言葉を発しないままの人も。
 無理に栄養分を注入するため、消化されず、体中がむくんで目も当てられない様子になってしまうこともある。人間としての自然な死とは縁遠い、こうした延命治療が終末期に待ち受けている状況には、ぞっとさせられる。
 高齢者ケアへの取り組みは先進諸国の共通の課題である。それは、(1)「終の住処」を何処に求めるか (2)認知症ケアの手法 (3)終末期・看取りのあり方―――という3つの課題に集約されるだろう。 
 このうち、(1)は「脱病院、脱施設」という合言葉に象徴されるように、最期の時を迎える場として「生活の場」への転換が進んでいる。自宅の延長である「ケア付き住宅」をできるだけ自宅の近辺に求める考え方である。 
 国際的には「Ageing in Place」と言われる。即ち「年老いても同じ地域で住み続けましょう」という意味だ。同じ内容を日本では、「地域ケアシステム」と名付けた。これは、Community-based Care System(地域住民のためのケア体制)とIntegrated Care System(包括的なケア体制)を合体させたCommunity-based Integrated Care Systemの日本語訳である。
 「包括」は日常用語でなく分かり難いが、「総合」「まるごと」のこと。異なる要素が一緒になって、という意味で、異業種連携であり、高齢者だけでなく障害や子育てなどを大きく含んで一緒に、と理解すればいいだろう。
 それから(2)は、先ごろ東京で認知症ケアの国際サミットが開催されたように、先行組に追い付こうとの意気込みが表れ、政策として結実しつつある。精神科病院問題など、まだ出遅れた分野を抱えてはいるが、欧米諸国と同じ方向に舵を切りつつあるのは確かだ。
 つまり、(1)と(2)は国際レベルへの引き上げを目指して、一応路線は敷かれてきた。ところがである。(3)になると日本だけが大きく取り残されている。日本の常識が世界の非常識、とみても過言ではないほどの状況だ。
● 日本は80%が「病院死」
 それを端的に示しているのが、死亡場所の数値だ。病院と施設(欧州では実質的にケア付き住宅)、自宅の3ヵ所に分けた比率を見ると、欧州諸国では病院死が50%前後である。最も低いのは30%台のオランダだ。
 病院死が少ないのは、訪問診療や訪問介護が充実していて、入院しなくても自宅や近辺のケア付き住宅で最期まで過ごすことができるからだ。各国の共通施策である「在宅重視」の成果が、病院死比率の多寡で判定できる。
 では、日本はどうか。なんと病院死は80%近い。欧州諸国とこれほどに大差がついた「生活指標」は珍しい。出産と死亡は、あらゆる生物が同様に体験する自然な現象だろう。決して「病」ではない。ライフスタイルの一環でもある。
 パソコンや携帯電話のICTをはじめ、スポーツや音楽、映画、食文化、ファッション、インテリアなど日々の生活を彩り、欠かせない生活諸要素のひとつが、出産であり死亡・看取りであろう。日本人は、パソコンやレストランなど他の要素はほぼ世界レベルの水準を持ち、その便宜性や快適性を共有している。だが、死の文化だけが、日本は他国とまるっきり異なり、それが数字に表れている。
 「歴史や文化が地域や国によって異なるのだから、違いがあっても不思議はない」という指摘がよくある。確かに、地域性は欠かせない。生活の潤いには必要である。だが、方言を使う場が時にはあっても、ほとんど標準語で会話が成り立っているのが現実だろう。大きな流れは、一定の方向への収斂だ。快適性や合理性、それに一定の倫理観に基づいて希求すべき方向が地球規模で絞られていく。
 では、死についてはどうか。なぜ、日本だけが病院死比率が高いのか。
● 医療や病院、医師への 盲目的な受け入れは日本の特徴
 医療提供者だけにその理由を問うのは当たらないだろう。医療だけでなく国民一般の意識が大きな影響を与えている。それを辿ると、日本の今の急激な「豊かさ」をもたらした多くの要素と重なってくる。

 医療や病院、医師への盲目的な受け入れは、「信仰」に近い。欧州諸国には見られない信頼であり、すがりようだ。モノの獲得を通じて豊かな生活を目指してきた発想そのものに通じる。家電製品やマイカー、新幹線など最新技術への礼賛は、病院や医療にも通じる。
 豊かさは、総中流意識を醸成して全国民が加入する皆保険システムも誕生させた。医療が低価格で使える手近な存在になったことも、医療信仰に拍車がかかった。
 心身に少しの支障が生ずると、すぐに診療である。通院から入院への回路は短い。日本人の受診率や入院期間はずば抜けて高く長い。
 受け入れる医療の側では、治療には熱心ではあるが、ほぼ治療を終えたに近い慢性期の高齢者には別の手立ては持ち合わせない。年齢にかかわりなく、受診に来た高齢者には病名を付け、診療報酬を受け取る。
 老衰による細胞劣化が全身で進行していても、高齢者は病名を求め、薬を欲しがる。これまでの医療のメカニズムに、高齢者と医療側がたやすく乗ってしもまう。老衰を「古いもの」「役に立たたないもの」として認めたがらない。新しいモノが「豊かさ」を生み、それを一心に追い求めてきた。老衰を嫌うのはその弊害であるが、自身は気付かない。
 患者の刻印を押されれば、手術や薬で手を打ち、また元の状態に戻ることができると願う。その「錯覚」に手を貸す医療側の責任は当然問われる。
だが、日本の医療教育では、「死」は教科書の対象になっていない。死への自然のプロセスを学ぶことはない。ギリシャのヒポクラテス以来の「医療者にとって死は敗北」という信条に絡め取られたままだ。
 生物は必ず死ぬ。人間も生物に過ぎない――そんな当たり前の事実から目を背けたいのだろうか。
● 「高度医療の投入は 必ずしも最善ではない」
 「死は苦しいもの」という世間の誤解を解くのは医療者の責務でもある。実は、終末期になると脳内麻薬と言われるβエンドルフィンと血中のケトン体が分泌されて、極めて楽な状態で生を閉じることができるのは医療界の常識。
 自然の摂理はうまくできている。枯れるような死である。人工栄養などの延命治療を施すとその放出が止まり、苦しみを味わうことになる。
 栄養補給の胃瘻などの延命治療を「高度な医療技術」としてきた医療者たちではあるが、見直し機運も実は高まりつつある。日本老年医学会が2012年1月に「高度医療の投入は必ずしも最善の選択肢ではない」と、胃瘻の中止を容認したのが好例だ。
 生活の質(QOL)を第一とする考え方を尊重したのである。
 病院死が多い理由の一つに、意思表明を鮮明に打ち出さない日本独特の精神風土と家族主義が影響していることは間違いないだろう。
 最期の段階を迎えた時に、本人は「家族に任せる」と言い淀み、振られた家族は「専門的なことは分からないからお医者さんにお任せします」となる。医師は回復の見込みがなくても、医療を続けることしか教育されていないから、当然、延命措置に走る。
 もし、本人が「十分に生きた。治療を止めてほしい」と事前に周囲に話していても、その時に意思疎通ができなければ、家族が正反対の方向に動くこともある。「親の死を自分が決めたくない」という心情からだ。本人よりも、家族の心が優先されてしまう。
 医療側にも延命治療に向かわざるを得ない理由もある。
 医療保険制度では、長期入院になると診療報酬が下がる。患者に早く退院して介護施設に移ってもらいたいが、施設側からは「嚥下障害のある方の入所は難しい。胃瘻を作ってもらえば、介助が楽になるのでOKです」と言われ、やむなく胃瘻を増設するケースが多い。
 こうした構造を断ち切らないと病院死は減らない。では、欧米ではどうか。
 まず、死生観が違う。食べられなくなるのは、死への一歩を踏み出したことだから、余計な治療をしない。人生は楽しむためにある。楽しみを奪われて生き続けることに価値があるのだろうか。胃瘻は、後で外すことを前提にしか付けない。延命手段とはしていない。
 日本の医師たちが欧米に視察後、「ろくろく治療もしないで患者を見殺しにしている」と語る光景に出くわしたことが一度ならずある。相当のギャップである。
 これからも病院死が多いままなのか。否。必ずや変わっていくことは間違いないだろう。
● これから始まる 死に対する「自己決定」
 まず、「お任せ主義」からの離脱が進むはずだ。自身に起きた障害をきちんと把握し、その治療法を選択し、最期の時の迎え方も選び取る。こうした自己決定は団塊世代の少し上の世代から始まるだろう。
 インフォームドコンセントやセカンドオピニオンは自然と身に付いている。戦後教育や企業人としての社会生活で常に状況選択を迫られ、実行してきたからだ。
 近年のエンディングノートの普及はその表れのひとつである。元気なうちから、要介護状態を想定して自分の意思をはっきりと表明する。食べ物や音楽、スポーツなどの好き嫌いが書かれていれば、認知症ケアには相当役立つ。延命治療についても、そのひとつひとつ、点滴をはじめ中心静脈栄養、胃瘻を含む経管栄養、人工呼吸器などの可否を記し、葬儀の内容まで具体的に描く例も出ている。
 自己決定による自己責任は、制度としても介護保険で実現されている。介護サービスの提供に際して、家族の有無や収入・資産の多寡などへの配慮は原則としてなく、本人の心身の障害だけで判断される。それまでの措置制度と大きく変わった。
 最近は、認知症ケアの要諦は「本人の意向を聞いてから」と認識されだした。国がこの1月に決めた認知症ケアの基本方針「新オレンジプラン」でも、「本人の意向を踏まえ」と書かれている。

 * *
 ところで、本人本位について余談をひとつ提供したい。
 厚労省内で本人本位の考え方がまだ徹底していないのか、失態が演じられている。高齢者ケアの基本戦略である「地域包括ケアシステム」を分かりやすく描いた通称「植木鉢モデル」のことだ。
 5つの要素を巧みに表現し、互いの連携が必要と訴えている。まず、植木鉢に相当する「すまいとすまい方」。中に盛られた土の「生活支援、福祉サービス」。そこから上空に伸びた3枚の緑色の葉が「介護・リハビリ」「保健・予防」「医療・看護」である。
 この植木鉢の下に皿があり、それは「本人と家族の選択と心構え」だ。つまり5つの要素の土台、出発点を成すのが皿というわけだ。問題はこの表現にある。
 本人と家族を同列視してはならない。介護保険の理念に反する。正しくは「本人の選択と家族の心構え」であろう。まず、本人の自己決定ありきだ。
 終末期を迎える場所が病院でない時代は、遠からず実現するだろう。今まで続けてきた暮らしの場で、穏やかに幕を閉じるのが自然の摂理であるからだ。そうなれば、冒頭の「高齢者移住構想」も消えてしまう可能性が高い。

 とうのも、現在の病床数(一般90万床、療養33万床)に対して、東京圏の必要数が足らないことが提言の前提にあるが、終末期を病院外で迎える高齢者が増えて行けば、必要数は相当に少なくていいからだ。
 看取りの場所が、特養や有料老人ホーム、それに急増中のサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)であれば、病床不足はなくなってしまう。
 増田さんが期待する終末期医療の議論が盛んになればなるほど、同じ増田さんが唱える「高齢者移住構想」は不要となるはずだ。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150624-00073755-diamond-soci&p=1


テロメア

2015-07-04 11:40:34 | 健康

■「見た目年齢 ≠実年齢」 どうしてこんなことが起こるの?

 同窓会などに参加すると、なんとなく若々しく見える人と老けて見える人がいます。同い年のはずなのに、「見た目年齢」に差があるのはなぜなのか。この違いは「細胞の老化度」に起因していると考えられます。では、このような細胞老化スピードの差はどのようにして起こるのでしょうか?

■寿命の回数券「テロメア」

 細胞は常に新陳代謝を行っており、あたらしい細胞と入れ替わっています。細胞をつくるための設計図は遺伝子。これはみなさんご承知の通りです。

 以前の記事(太っているのは遺伝だった!? 肥満遺伝子ダイエット)でもお話ししましたが、人の遺伝子は父親から1本、母親から1本を受け継いだ2本で一対になっています。両親から1本ずつもらって2本あるということは、「端っこ」があるわけです。

 遺伝子は体や性格をつくるためのデータですから、このデータが失われることは大問題。そのため、端までデータを失わないために、もしくは端のデータを失っても問題が起こらないように、両端に何も書かれていない部分が存在します。この部分を「テロメア」といいます。「テロメア」は昔のカセットテープの「リード部分」とか、靴ひもの先端の硬いところと説明されることもあります。なくても困らないようでいて、ないと困る部分です。

 その証拠に、この「テロメア」は単なる端っことしての役割だけでなく、体細胞が分裂した回数をカウントする役割もしています。言ってみれば「寿命の回数券」です。この回数券が尽きると、細胞は分裂できなくなり死を迎えるのです。

 ここでのポイントは「回数券」であるということ。すなわち、細胞分裂の「回数」は決まっていますが、次の分裂までの「間隔」は決まっていないのです。1回の分裂でできた細胞は、長く使うことができても、短期間しか使えなくても、1回は1回として数えられるのです。

 つまり、次の分裂が遅くなればなるほど、若い状態を保つことができますし、長寿にもなるということです。

■「ホントに同い年?」 食べ過ぎは老けるの法則

 ここで、ひとつ実験を見てみましょう。『Science』誌に掲載された有名な写真です。AとB、CとDは同じサルの写真です。ここでAとCの写真を見比べてください。Cのほうが若く見えませんか? しかし、この2匹のサルは同い年(20歳)です。この差はどこから生まれたのでしょうか?

 実は、理由は単純なこと。片方には好きなだけえさを与え、もう一方には前者の8割程度のえさをコンスタントに与え続けます。そして2匹が20歳になったときの写真がこれ。サルの20歳というと、人間では大体60歳くらいだと考えればいいと思います。

 どちらがどちらかは、もうお分かりですね。AとBは好きなだけえさを食べたサル、CとDが食事制限をしたサルです。この写真から「食べすぎ」が老化を早めてしまうことがお分かりいただけますね。

■年齢より若く見られるためには

 「どうせ遺伝子は変えられないんだから、細胞分裂のタイミングだって変えられない」と思った方もいると思います。しかし、ちょっと待ってください。遺伝子は変えられませんが、細胞分裂のスピードは変えることができます。

 どのようにするかはこのサルたちが教えてくれています。昔からよく言う「腹八分目」。これが若々しさを保つ極意なのです。

 食事内容としては、全粒粉の穀類・野菜・果物・豆類などの植物性食品を積極的にとる、脂肪の多い動物性食品や精製された炭水化物をひかえめにする、加工食品はひかえるなど、かさはあってもエネルギー量の少ない食品を選ぶと腹八分目を続けることができます。

 活性酸素をためないように、抗酸化作用のあるビタミンCなどをとる方法もあります。さらに、時間栄養学の考え方を使って、夜中に食べないようにする、早めに満腹感を得られるようによく噛んで食べるなど、食事ひとつをとってみても、細胞分裂を遅らせる方法はたくさんあります。

 食事は毎日のことなのでおろそかにしてしまいがちです。たしかに、日々の食事の影響はほんとうに小さなものですが、継続は力なり。長い時間を経た後に、大きな差を生むのです。

 他にもテロメアを守るためには、ウォーキング等の運動をしたり、ストレスをためないよう早めに発散したりすることも有効です。「健康的な生活」こそが、いつまでも若々しくいられるためのポイントです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150704-00000005-nallabout-hlth


水分補給

2015-06-30 07:04:24 | 健康

■体内循環を整え血液サラサラに

体内に入った水分は、血液やリンパ液となって全身をたえず循環。酸素や栄養分を身体の隅々まで運び届け、老廃物の回収を行う運搬係をこなしています。また、汗によって体温を一定に保つ役割も果たしています。

逆に水分が不足すると血液はドロドロ、体内循環は大渋滞……。栄養が行き渡らず老廃物は溜まる一方で、身体本来の機能が鈍くなり、肩こりや体調不良の原因となります。



■代謝がアップし脂肪の燃焼を助ける

血液やリンパ液などの体液循環が良くなることで、代謝機能も高まります。代謝向上にともないエネルギー消費量も増加するので、脂肪を燃焼させやすい身体をつくることができるのです。



■腸内環境を整え便秘を改善

薬に頼らずとも、便に水分を与え便通をスムーズにすることで、簡単に便秘を解消するケースがあります。

また、朝にコップ一杯の水を飲むことで、睡眠中に失われた水分を補うだけでなく、胃腸を刺激・活性化することができます。消化機能も高まり、自然とやせやすい身体となります。



■老廃物を排除するデトックス効果

血液から回収された体の老廃物は、腎臓でろ過され尿として排出されます。水分をしっかりとることで尿量が多くなり、身体をきれいに掃除することができます。

汗としても老廃物を排出することも可能ですから、身体全体を使って効果的にデトックスすることができますね。

ただし、糖分を多く含むジュースなどは、その糖分を分解・排出するためにさらに多くの水分を必要としてしまいます。水分はダイレクトに“水”からとるのが効果的といえます。



■冷たい水はNG

ダイエットの味方になる水ですが、冷たい水を飲むのはNG。体を冷やし、代謝が下がる要因になります。また、飲めば飲むほどよい、というわけではありません。水分のとりすぎはむくみの原因にもなります。1日に1.5~2リットル程度が適量と言われています
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141101-00004784-nkcareism-life


2015-06-26 20:23:13 | 健康

 イタリア在住の115歳の女性エマ・モラノさんは、「長寿の秘訣は?」という質問に「生卵と独身」と答えたという。彼女は医者の勧めで1日3個の卵を欠かさず食べたそうだ。「卵を食べれば全部よくなる」の著者である血液診断士の佐藤智春氏も、1年間、1日10個の卵を食べる生活で、歩くのが困難なほどの体調不良から抜け出した。

 卵1個にはコレステロールが200ミリグラム超含まれている。だから「卵は1日1個まで」が常識のように言われていた。

 しかし今年、コレステロールに対する考え方が激変する発表がなされた。2015年2月に米農務省が「コレステロール摂取の制限をなくす」と発表。続いて日本でも、厚労省がコレステロールの1日の摂取基準値を撤廃。日本動脈硬化学会も「食事で体内のコレステロール値は変わらない」と声明を発表した。

 そこで、卵への注目があらためて高まっているのだ。

「卵にはコレステロールはもとより、食品からしか摂取できない9種類の必須アミノ酸(タンパク質)がバランスよく含まれています。日本人は平均20グラム前後のタンパク質が不足しているといわれています。卵1個から取れるタンパク質は約7グラム。健康維持のために、1日3個は食べるべきです」

 タンパク質は食べだめできないため、必要量を毎日摂取するのは簡単ではない。

 不足している20グラム分のタンパク質を肉や魚から摂取しようと思ったら、100グラムほど多く食べなければならない。卵なら、手軽に食べられる。

 さらに、卵はビタミン、ミネラルなどの栄養素も豊富。消化が良く、調理法のバリエーションもさまざまなので、幼児から高齢者まで食べられる。それこそ、朝、昼、晩と食べることも難しくない。

■さまざまな食べ方で摂取

 健康な人なら多めに取っても腸がコントロールしてくれる。

 佐藤氏のアドバイスで卵を1日3個食べる生活を始めた50代の脳科学者は、記憶力の向上に加え、体重が10キロ減り、脂肪肝が完治。部分カツラを使うほどだった薄毛が解消したという。

「イライラが解消した」「よく眠れるようになった」「疲れにくくなった」「やせた」「中性脂肪が減った」「風邪をひきにくくなった」などの感想を述べる人も少なくない。中でもよく挙げられるのが、「見かけが変わった」だ。

「卵に含まれる良質なタンパク質は、細胞の新陳代謝の材料です。肌のキメが良くなり、抜け毛が減り、髪の毛が太く“元気”になります」

 ちなみに、佐藤氏は50代ながら、腰まであるツヤツヤした黒髪は白髪染め要らず。30代の時、円形脱毛症に悩んでいたというのが嘘のようだ。

 お勧めは、消化時間に留意した食べ方。消化が早い順に、半熟・温泉卵→ゆで卵→生卵→目玉焼き→卵焼き。ストレスを感じた時は温泉卵、腹持ちをよくしたい時は卵焼きがベターだ。

 また、目的別なら、佐藤氏が勧める食べ方は次の通り。

「疲労回復なら、ビタミンB群が豊富な豚肉と卵を合わせて。カツ煮の卵とじなどがいいでしょう。脳活性ならネギトロユッケのような卵とマグロの組み合わせを。最近は若い人でもロコモ(運動器の障害)の人が多いですが、骨・筋肉代謝には卵と納豆がいい。冷ややっこに卵と納豆をのせた一品なら、料理が苦手な男性でもすぐ作れます」

 早速、今夜から始めるか。

■コレステロールの効果とは

「1日に必要なコレステロールのうち、3分の2は肝臓で合成され、3分の1は食物から。食物からコレステロールを取っても、肝臓での合成量が調整されるので、血中のコレステロール量は一定範囲に収まります」(佐藤氏)

 最近は、コレステロールの不足が脳内物質セロトニンの不足につながり、うつ病やアルツハイマーの原因になることもわかってきた。骨密度を増やすビタミンDの合成や、ストレスに対抗するストレスホルモンの活性化にもコレステロールは必要不可欠だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150624-00000019-nkgendai-hlth


野菜ジュース

2015-06-23 10:53:56 | 健康

■「野菜」に期待される栄養って?

 最初に大まかに「野菜」に含まれる栄養素をおさらいしてみます。野菜は炭水化物やたんぱく質、脂質といったエネルギーを作り出すことのできる栄養素は多く含まれていません。そのかわり、エネルギーを作り出すときの潤滑油となる「ビタミン」と「食物繊維」が多く含まれています。

 食物繊維は、植物自体の茎や葉などを支える骨のようなものです。かさがあって食べ応えがあるにもかかわらず、エネルギー源となる栄養素の含有率が低くなっています。そのため、野菜は「低エネルギーで、たくさん食べても太りにくい」と言われているのです。

■身体には野菜ジュースの「搾りかす」も大事!

 野菜の栄養には「ビタミン」と「食物繊維」が非常に大切であることは、上記で説明したとおり。次は、野菜ジュースの作り方を考えてみましょう。

 ただ野菜をミキサーで粉砕しただけでは、食物繊維が歯に当たってしまい、口当たりが悪い野菜ジュースになってしまいます。そのため、濾したり絞ったりして口当たりのなめらかなジュースをつくり、砂糖や果汁などで味を整えて商品としています。

 この工程で「ビタミン」と「食物繊維」がどうなるのかがポイントです。ビタミンは「水溶性ビタミン」と「脂溶性ビタミン」があり、前者はジュースの中に溶け出すので、かんたんに摂取できそうです。

 しかし、これなら一安心! と思うことなかれ。水溶性ビタミンは酸素・光・熱によって分解されやすいのです。野菜をカットした段階から分解が始まるのに、ジュースにするためにミキサーで粉砕して、絞って味を整えて……という工程を経る間に、かなりのビタミンが分解していると考えられます。

 また、ビタミンだけでなく、食物繊維に関しても「水溶性食物繊維」と「水不溶性食物繊維」があります。後者は搾りかすとして廃棄されてしまうため、製品の中には含まれていません。

 これらの2点が野菜と野菜ジュースを分ける最大のポイントとなります。

■農林水産省の「食事バランスガイド」から考えてみよう

 実は、農林水産省から出されている「食事バランスガイド」では「野菜ジュース」と「果実100%のジュース」は、200ml=1SV(1つ)を副菜(野菜・きのこ・いも・海藻料理)として計算してよいこととなっています。

 その理由としては、会社員などの場合は忙しさから野菜不足になりやすいため、手軽に持ち運びができるパック入りの野菜ジュースでもよいので飲んでほしい、という意図があります。どうしても野菜代わりとして選ぶ必要のあるときは、食塩や果物、砂糖などを添加していない商品を選びましょう。

■健康のためにはどうするのがよいのか?

 特にメタボやダイエット希望の人、また糖尿病の患者の方には、野菜代わりに野菜ジュースを飲んでも問題ないとは言えません。というのも、野菜ジュースでは捨てられてしまう水不溶性食物繊維のおかげで、食事量を変えずにエネルギーカットをすることが可能だからです。

 食物繊維は固さがあるのでよく噛む必要があり、そのおかげで脳が「食べ物を食べた」ということを認識し、満腹感が生まれます。さらに血糖値の上昇を緩やかにするため、糖尿病のリスクが下がり、将来的に健康維持・増進をすることができます。野菜ジュースは噛む必要がないので、なかなか満足感を得ることができませんし、血糖値などへの効果もあまり見込めません。

 また、「のどが渇いたときに野菜ジュースを飲めば健康的ですよね?」という質問をよくいただくので、答えを書き添えます。コーラや果汁の少ないジュース類よりはいいと思いますが、お茶や砂糖・ミルクを入れないコーヒー、紅茶のほうがオススメです。野菜ジュースと言っても、やはりジュースはジュース。「食事バランスガイド」で副菜として数えていいということは、エネルギーはあります。

 このように「野菜」と「野菜ジュース」は似て非なるもの。可能な限り「野菜」を選ぶようにし、「野菜ジュース」はどうしても野菜不足になってしまうときの奥の手として考えるのがよいと思います。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150623-00000003-nallabout-hlth


エナジードリンク

2015-06-23 10:45:31 | 健康

気温の上昇に伴って人気が高まっている飲み物が、いわゆるエナジードリンクです。コンビニエンスストアでは、飲料コーナーの目立つところに各種製品がズラッと並んでいます。恐らく「水分を補給しながら、体をパワーアップできる」と期待して買う人が多いからでしょう。

 

 値段を見ると、「元気が出る」という付加価値が付いているためか、1本(185~355ml)で税込み200円前後と、通常の清涼飲料水に比べて割高です。これで何も効果がなかったらかなり損をすることになりますが、中身の成分を見る限り、特にパワーアップを期待できそうにはないのです。

 そもそも、なぜエナジードリンクといわれているのでしょうか。それは、各製品に「パワーアップの素」といえるような成分が入っているからです。それを摂取することで、元気が出たり、体がパワーアップしたりすることを、ボトルのコピーやテレビCMなどでうたっているのです。ただし、直接的な言葉は使っていません。効能・効果をうたうと、医薬品医療機器等法(旧薬事法)に違反することになるため、婉曲的あるいは暗示的な表現で巧みに消費者に訴求しているのです。

アルギニンに免疫向上や疲労回復効果はない

 そのパワーアップの素とは、一つはアミノ酸の一種の「アルギニン(L-アルギニン)」で、ほとんどのエナジードリンクに含まれています。アルギニンは、たんぱく質を構成するアミノ酸の一つで、体内では成長ホルモンの分泌促進、免疫機能の向上、脂肪の代謝促進などに関係しているため、俗に「免疫力を高める」「疲労を回復させる」などといわれ、また、男性器の勃起に関係する物質を間接的に活性化するため、「精力を増強する」ともいわれるようになりました。そのため、「男性が飲むとパワーアップして女性にモテる」と思わせるCMが流れるようになったのです。

 しかし、これらはいずれも俗説であって、確たる証拠はないのです。もともとアルギニンは体内で合成されるもので、成長ホルモンの分泌促進や免疫機能の向上などと関係していることは間違いありませんが、アルギニンを摂取したからといって、それがすぐに効果を発揮するわけではないからです。

 健康食品サプリメントなどの安全性や有効性を検証している国立健康・栄養研究所が運営する情報サイト「『健康食品』の安全性・有効性情報」によると、アルギニンについては、勃起不全に対する経口摂取での有効性が検討されており、「5g/日摂取で機能性勃起不全患者において性機能が自覚的に改善したという報告があるが、それ以下の用量では効果がなかった」との結果が報告されています。ところが、実際の各種エナジードリンク1本に含まれるアルギニンは0.222~1gで、最も多い製品でも2gです。これではとても性機能を高めることは期待できません。

また同サイトによると、アルギニンの摂取によって一般成人の免疫力が高まったり、疲労度が軽くなったというデータはありません。つまり、俗に言われているアルギニンの効果は確認されていないのです。これではアルギニン入りのエナジードリンクを飲んでも、元気になれそうにありません。

 このほか、パワーアップの素として、「ショウガ抽出物」を入れている製品もあります。ショウガには、ジンゲロールという独特の成分が含まれており、それが末梢血管を拡張したり、発汗を促す作用があるため、体を温めるといわれています。ただし、これだけで元気が出たり、体がパワーアップしたりするのでしょうか。もしそうなら、すりおろしたショウガを食べれば元気いっぱいになれるはずです。しかし、実際にはそんなことはないわけで、ショウガ抽出物を摂取したからといってパワーアップが図られるとは考えられません。

有害な合成甘味料

 一方で、エナジードリンクには、安全性の疑わしい合成甘味料のスクラロースやアセスルファムKが添加された製品が多いのです。砂糖を減らして、低カロリーにするのが狙いです。

 スクラロースは、ショ糖の3つの水酸基(-OH)を塩素(Cl)に置き換えたもので、砂糖の約600倍の甘味があります。しかし、悪名高い「有機塩素化合物」の一種なのです。有機塩素化合物は、農薬のDDTやBHC、地下水汚染を起こしているトリクロロエチレンやテトラクロロエチレン、猛毒のダイオキシンなど、すべてが毒性物質といっても過言ではありません。

 スクラロースが、DDTやダイオキシンと同様な毒性を持っているというわけではありませんが、妊娠したウサギに体重1kg当たり0.7gのスクラロースを強制的に食べさせた実験では、下痢を起こして、それに伴う体重減少が見られ、死亡や流産が一部で見られました。また、スクラロースを5%含むえさをラットに食べさせた実験では、胸腺や脾臓のリンパ組織の萎縮が認められました。さらに、脳にまで入り込むことがわかっています。

 また、アセスルファムKは自然界に存在しない化学合成物質で、砂糖の約200倍の甘味があります。犬に、アセスルファムKをそれぞれ0.3%含むえさと3%含むえさを2年間食べさせた実験では、0.3%群でリンパ球の減少が、3%群ではGPT(肝機能障害の際に増える酵素)の増加とリンパ球の減少が認められました。つまり、肝臓へのダメージや免疫力を低下させることが疑われます。さらに、妊娠したネズミを使った実験では、胎児に移行することがわかっています。

 したがって、スクラロースやアセスルファムKが添加された食品は、できるだけ避けたほうがよいのです。

「エナジードリンクを飲んだら元気が出た」という人がいたら、それは恐らくプラシーボ(偽薬)効果によるものでしょう。あるいはカフェインによる作用かもしれません。エナジードリンクには、たいていカフェインが添加されており、それには覚醒作用があるからです。しかし、カフェインを摂りたいなら、緑茶やコーヒーを飲んだほうがよいでしょう。

 巧みな製品のネーミングやコピー、CMなどに惑わされて、割高な製品を買わされないようにくれぐれもご注意ください。

http://biz-journal.jp/2015/06/post_10252_1.html


睡眠時間

2015-06-22 15:52:44 | 健康

睡眠不足と心臓疾患や肥満との関係が各種の研究で指摘されていることを踏まえ、米睡眠医学会がこのほど、適正な睡眠時間に関する初のガイドラインをまとめた。成人の場合で1晩に7時間以上の睡眠を取ることが望ましいと勧告している。

先月実施された調査によれば、米国人の睡眠時間は減少傾向にあり、1985年に7.4時間だった平均睡眠時間は1990年には7.29時間に、2004年と12年には7.18時間に減った。

ガイドラインの作成に協力した米疾病対策センター(CDC)も、睡眠不足を公衆衛生疾患と位置付ける。

米睡眠医学会の会長でワシントン大学のネタニエル・ワトソン教授は「7~9時間の睡眠が望ましい」と述べ、1晩の睡眠が6時間を切ると集中力の低下を招き、心臓病や脳卒中、糖尿病、肥満のリスクも高まると指摘した。

一方、睡眠時間の上限については、十分な検証が行われていないことなどを理由にガイドラインでは言及していない。

ガイドラインの作成に当たっては、睡眠時間と健康状態との関係について調べた調査や、被験者の睡眠時間をコントロールする実験の結果などを参照した。

これまでの研究では例えば、睡眠時間が7時間に満たないと体格指数(BMI)が上昇することや、睡眠が不足すると食欲を増進するホルモンの値が上昇して肥満につながり、肥満を原因とする心臓病や脳卒中などのリスクも増大することが分かっている。

睡眠不足の原因となる睡眠障害の危険性も指摘され、欧州心臓病学会ではこのほど、睡眠障害のある男性が心臓発作を起こす確率は2~2.6倍、脳卒中を起こす確率は1.5~4倍になるという研究結果が発表された。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150622-35066277-cnn-int

 


炭酸飲料

2015-06-22 14:44:52 | 健康

炭酸飲料。時々無性に飲みたくなるとき、ありませんか? お風呂上りなど、飲むとスッキリサッパリ、実においしいですよね。でも、砂糖入りの炭酸飲料は、たくさん飲むと「2型糖尿病」「心臓病」などの、慢性炎症性疾患のリスクが高まることが既に知られています。

 このたび、さらに関節リウマチのリスクも高めるという報告が、ハーバード大学医学部関連病院のチームにより、2014年9月に発表されました。

●炭酸飲料とリウマチの調査

 関節リウマチは、本来自分の体を守るために備わっている「免疫」が異常になり、関節が腫れたり痛んだり、悪くなると変形したりする病気です。

 研究グループは、約19万人の女性を対象として、4年ごとに食事の状況を調査しました。そのうちの、砂糖入りの炭酸飲料を飲んでいる状況に関するデータと、病院の診療記録で確認した、関節リウマチにかかったかどうかの情報を照らし合わせて関連があるかどうかを解析しました。

●砂糖入り炭酸はリウマチリスク6割増

 その結果、何と、砂糖入りの炭酸飲料を1日1杯以上飲む女性は、無糖炭酸飲料を飲む女性や1カ月に1杯未満しか飲まない女性に比べると、血液検査で診断がつく関節リウマチの発症リスクが約6割も高いことがわかりました。

 さらに、55歳以降に関節リウマチを発症した人だけでみると、砂糖入り炭酸飲料とリウマチリスクは、より強く関連していました。

 血液検査で診断がつかないタイプのリウマチもあるのですが、そちらは砂糖入り炭酸飲料との関連はありませんでした。また、低カロリーのダイエット炭酸飲料は、関節リウマチのリスクとは全く関連がありませんでした。

 「炭酸中毒」と言われるほどに、炭酸飲料が好きな人は良く飲みますが、砂糖入りの炭酸飲料はリウマチや糖尿病、心臓病だけでなく、肥満にもつながりますし、飲みすぎには気をつけたいですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150622-00000017-zdn_mkt-ind


タマネギ、にんじん

2015-06-21 23:04:15 | 健康

◎たまねぎ

冷蔵庫の野菜室は、鮮度を保つため通常、湿度を高く設定している。たまねぎは湿気があるとすぐに芽や根が出て風味が落ちてしまうので、冷蔵庫には切ったものだけを入れるようにしよう。また、たまねぎは風通しのよい場所で保存すること。籐(とう)などのカゴが保存に適している。梅雨の時期は1つずつ新聞紙にくるんでおくと湿気対策になる。

◎にんじん

にんじんは湿気に弱いので、ポリ袋などには入れないこと。水分を拭き取り、新聞紙に包んで、夏は冷蔵庫の野菜室で、冬は冷暗所で1週間から10日ぐらいは持つ。冷凍する場合はカットして、しっかりゆでてから冷凍しよう。

 食品が傷みやすくなるこの時期、無駄なく野菜を使い切るためにも「野菜の保存のポイント」を押さえておきたい。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150621-00010002-dime-sci


トランス脂肪酸

2015-06-18 17:56:52 | 健康

マーガリンなどに含まれている「トランス脂肪酸」。アメリカのFDA=食品医薬品局は、動脈疾患との関連が指摘されていることなどから、トランス脂肪酸を多く含む油脂について、食品への使用を3年以内に全廃するよう通達しました。日本の対応は、どうなっているのでしょうか。

 日本でも、トランス脂肪酸は、マーガリンやお菓子をつくるときに使われるショートニングなどに含まれていますが、現在、表示の義務や含有量に関する基準値はありません。

 「分からないです。あまり何が入っているか気にしたことがない」
 「よくニュースとか周りのネットとかでは、体にあんまり良くないとは聞くので、回数は減らそうかなと」

 WHOは、トランス脂肪酸の摂取量を総エネルギー摂取量の1%未満にするように勧告していますが、日本人の平均の摂取量は0.3%と推計されていて、内閣府の食品安全委員会は、「日本人の摂取量は少なく、通常の食生活では健康への影響は少ない」としています。

 「日本人の平均値に関しては届いていないので、規制が必要という状態ではない。ただあくまで平均値なので、何かをたくさん食べたりということは避けた方がいい」(管理栄養士 浅尾貴子さん)

 今回のFDAの対応を受けて、食品安全委員会は、「今のところ評価を見直すことは考えにくい」としています。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150617-00000040-jnn-bus_all


2015-06-15 20:58:04 | 健康

FIFA女子ワールドカップ カナダ2015が開幕しました。毎回なでしこジャパンが繰り広げる劇的でスリリングな試合展開に、日本のファンもドキドキしますが、必死で頑張る彼女たちの魅力は、なんといっても笑顔ではないでしょうか。勝利にこだわることはもとより、ゲームを楽しむことを大切にしている彼女たち。ぜひW杯を再び手にしてほしいものですね。

ところで、サッカー選手は大量に汗をかいていますよね。玉のような汗が流れるその肌をみると、どの選手もとてもキレイなことがわかります。サッカー選手のみならず、運動選手は肌がきれいな人が多いですよね。大汗をかくことは肌にいいのでしょうか。前半部【その1】では、汗の役割、美肌との関係をご紹介します。

 

汗の役割とは

人間は身体を動かすことでエネルギーを消費する「エネルギー代謝」を行っていますが、その時に熱を発生します。熱は体温を上昇させますが、その熱から身体を守るのが汗の役割です。汗が蒸発するとき気化熱がでますが、これを利用して体温を下げます。

 

また、汗をかくことで皮膚の角質層に水分を補給して、潤いを与え、肌のバリア機能を高めてくれます。

 

2つの汗

汗には2種類あります。
1つは、目に見える汗、流れる汗、玉のような汗です。
もう1つは、不感蒸泄(ふかんじょうせつ)をしている汗です。不感蒸泄とは、私たちが感じることなく、気道や皮膚から蒸発している水分です。

 

不感蒸泄の汗は、肌の角質層の大切な働きで、肌の柔軟さや滑らかさを保つための汗です。これがなければ、肌は乾いたカサカサの状態で、キメの荒い肌になり、さまざまな肌トラブルに悩むことになります。

 

汗は、肌にとってプラス面もマイナス面もある

汗を分泌する腺には、エクリン腺とアポクリン腺があります。通常、汗とはエクリン腺から出たものをいい、99%以上が水です。他に含まれている成分は微量で無臭なのですが、皮膚表面の垢や皮脂と混ざって、細菌が繁殖して臭いが発生します。このように、汗は私たちにとっていい面もあれば悪い面もあります。

 

肌にプラスに働く機能

汗は99%以上が水、他には塩化ナトリウム、尿酸、乳酸などの微量成分が含まれています。健康的な肌は、皮脂腺から分泌される油分である皮脂と汗が混ざりあって、天然のクリームのように皮膚表面に広がって、肌の乾燥を防いだり、外的刺激から肌を保護したりします(加齢とともに汗も皮脂もその分泌量は減ってきますので、肌老化の原因の一つとなります)。

 

また、健康な皮膚のpHは弱酸性といわれますが、皮膚表面は酸性に保たれることにより、皮膚に害を及ぼす細菌などの繁殖を抑えているのです。汗に含まれる乳酸の量も関係しています。

 

マイナスに働く機能

汗の影響で肌が乾燥しやすくなったり、トラブルが生じやすくなったりする場合があります。汗は弱酸性ですが、汗をかいた後、そのまま放置しているとアルカリ性にかわり、皮膚表面が中和されてしまい、細菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。

 

また、汗で湿った肌は、空気中のチリやホコリなど、さまざまな浮遊物が付着しやすい状態になります。皮膚表面で細菌を抑える力が弱まって、そこに外部の異物が付着すると、肌荒れというトラブルが発生しやすくなります。

 

夏場は外を歩いているだけでも汗が出てきますね。汗をかきたくない、という女性も多いと思いますが、汗の性質をよく理解すれば、肌ケアに活用できるのです。

FIFA女子ワールドカップ カナダ2015が開幕しました。毎回なでしこジャパンが繰り広げる劇的でスリリングな試合展開に、日本のファンもドキドキしますが、必死で頑張る彼女たちの魅力は、なんといっても笑顔ではないでしょうか。勝利にこだわることはもとより、ゲームを楽しむことを大切にしている彼女たち。ぜひW杯を再び手にしてほしいものですね。
ところで、サッカー選手は大量に汗をかいていますよね。玉のような汗が流れるその肌をみると、どの選手もとてもキレイなことがわかります。サッカー選手のみならず、運動選手は肌がきれいな人が多いですよね。大汗をかくことは肌にいいのでしょうか。前半部【その1】では、「汗」の役割など、さまざまなことを述べてきました。後半部【その2】では、汗が肌をきれいにする理由や方法をご紹介します。

 

うるおい肌には角質層が大事な役割を果たす

角質層は、厚さ0.02mmで、薄い角質細胞が層状に10枚~20枚ほど重なって形成されています。角質細胞と角質細胞の間には、セラミドなどの細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)などの保湿成分が存在し、規則正しい層構成を形成すれば、保湿機能やバリア機能を維持してくれます。

 

肌のうるおいを保つのは、この角質層です。角質層が水分を保持してくれていれば、バリア機能も正常に働いて肌トラブルも起こりにくくなります。また、見た目にも滑らかでキメの細かい肌状態になるのです。

 

「体を動かして」出る汗がポイント

サウナや岩盤浴でてっとり早く大量の汗をかけば、老廃物が出て新陳代謝も上がるだろう、と考えがちですが、このような汗の出し方では、老廃物は体の外には出てくれません。かえって、水分やミネラルが出ていき、体力を奪われる結果になります。

 

またこうして出された大量の汗は、肌の保湿機能やバリア機能を低下させてしまうこともあります。大量の汗が皮膚表面にどんどん出てくると、皮膚表面を潤すとともに、角質層にも大量に汗が吸収され、一時的に角質層が汗による水分で、ふやけた状態になってしまいます。

 

その結果、水分が蒸散した後、角質層の層構造が乱れ、保湿機能やバリア機能が低下してしまい、乾燥しやすくトラブルも起こりやすい肌の状態になります。

 

上手な汗の出し方は、運動を行って皮脂腺も活発にして、毛穴に詰まった老廃物も汗と一緒に排出することです。ただ、暑いところでじっとして汗をかいているよりも、身体を動かした方が代謝もあがりますし、皮脂腺が活発になります。

 

皮脂は水分保持のバリア機能となるので、汗をかいても角質内の水分が一緒に蒸発してしまうこともなく、うるおいをそのまま肌に残してくれます。運動しながら汗をかくことで初めて肌にいい効果が現れるのです。運動選手の肌がきれいな理由はこれですね。

 

汗をかく機会がない人は要注意

皮脂と汗が混ざって排出されるものには、肌の老化を進めてしまう毒性の強いヒドロキシラジカルという活性酸素が含まれています。

 

あまり汗をかかずにヒドロキシラジカルが肌に溜まっていると、分解されない状態のまま残ります。これが、肌の老化をスピードアップさせ、乾燥、シミ、しわ、などを増やしてしまうのです。

 

ヒドロキシラジカルを有効に排出する汗のかき方は、やはり適度な運動をすることなのです。運動をすることで皮脂腺と汗腺が活発になり、活性酸素も排出され、皮脂が肌にバリアを作ってくれます。

 

暑いからといって少しも体も動かさず、クーラーのきいた部屋にとどまっている人は注意が必要ですね。

 

自分にあった運動から

さきほども書きましたが、サウナや岩盤浴で一気にどっと汗をかくのではなく、運動をして身体が温まって内側からじんわりにじみでるような感覚の汗が、肌の活性化と乾燥を防ぐポイントです。

 

ただし、普段運動をしていない人が、激しい運動をしても疲れてしまい長続きしません。ウオーキングやランニングなど、毎日少しずつでも続けられ、じっくり効いてきそうな運動からスタートすることがおすすめです。

 

汗をかいたらこまめなケアが大切!

じんわりでも汗をかいたら、すぐに吸水性のよいタオルでふき取ることが大切です。肌をこすってしまうとせっかくできた皮脂バリアを壊してしまうことになりますので、こすらずトントンと押さえるように拭きます。

 

肌の汗を放置していると、ミネラル分や老廃物でかえって細菌が繁殖しやすくなります。

 

また運動中はこまめに水分補給をしましょう。ミネラル分の入ったスポーツドリングがおすすめです。運動をして汗をかいているときは、体内は常に水分不足状態です。脱水症状を起こすことがあるため、夏場はとくに「のどが渇いたな」と感じる前に、早めの補給が必要です。

http://mocosuku.com/2015061214312/?type=prev


米サンフランシスコ市、甘味飲料に健康被害の警告表示を義務化

2015-06-10 23:02:55 | 健康
[サンフランシスコ 9日 ロイター] - 米サンフランシスコ市議会は9日、炭酸飲料をはじめとする甘味料入り飲料の缶やパッケージに健康被害の警告表示を義務づける法令を承認した。砂糖・甘味料入り飲料の消費抑制を狙った一連の法規制の一環。


11人のメンバーから成るサンフランシスコ市管理委員会は、市の建物に甘味飲料の広告を貼りだすことを禁じ、公的資金がそのような飲料の購入に利用されることを制限し、飲料の缶やパッケージなどに健康被害の警告表示を義務づける法令を全会一致で承認した。

警告表示は「砂糖・甘味料入り飲料は肥満、糖尿病、虫歯の元になります。これはサンフランシスコ市・郡からのメッセージです」といった内容になるとみられる。

法令を支持した委員は「これは市の医療システムに迫りくる災難だ。このような商品はただ美味しくて無害というわけではなく、病気をもたらす商品だ。われわれが行動を起こす必要がある」と述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150610-00000082-reut-n_ame


燃焼系フード

2015-05-29 03:57:50 | 健康

(1)唐辛子

辛みのある食べ物を食べるとカッと暑くなりますよね。唐辛子の辛さの元であるカプサイシンには、代謝を上げることでエネルギーの消費を増やし、体脂肪を燃焼させる効果があります。

運動と組み合わせるとダイエット効果抜群。さらに、血糖値を下げるはたらきもあるのが嬉しいところですね。

一方で、カプサイシンには食欲増進効果もあり、食べ過ぎには注意が必要です。唐辛子自体も刺激が強いため過剰摂取は禁物。胃や腸に負担をかけたり、血圧を上昇させる恐れがあります。

なにごともほどほどが重要ですね。上手に取り入れて脂肪を燃焼させてください。

 

(2)赤身の肉

赤身の肉に含まれるL-カルニチンは、脂質をエネルギーに変換する際に必要となる成分で、脂肪の燃焼をサポートしてくれる心強い味方。ダイエット系のサプリメントなどにもよく使われていますよね。

L-カルニチンを多く含んでいる食材の代表は羊肉。ほかに、牛肉や豚肉の赤身の部分にも多く含まれています。

エネルギーを消費してくれる筋肉を育てるためにも、肉や魚からたんぱく質を摂取することが重要。ダイエット中でも工夫して取り入れたい食材です。赤身を選べば脂肪の燃焼も助けてくれるため一石二鳥ですね。

 

(3)ココナッツオイル

ココナッツオイルの主成分は飽和脂肪酸で、約9割を占めています。この飽和脂肪酸の多くが“中鎖脂肪酸”と呼ばれるもので、一般的な植物油に多い長鎖脂肪酸と比べて消化吸収は約4倍、代謝は約10倍も速いため、中性脂肪になりにくいのが特徴。そのため、脂肪が吸収されにくく、しかも体に付いている脂肪は燃えやすくなります。

さらに、中鎖脂肪酸には善玉コレステロールの働きを助け、悪玉コレステロールを減少させる働きまで。血管内の中性脂肪とコレステロールのバランスを保つサポートをしてくれます。

ココナッツオイルは加熱による酸化にも強いので、炒め物や揚げ物にはうってつけです。

 

http://nikkancareism.jp/archives/5311


2014エイズ感染者

2015-05-29 03:43:36 | 健康

 厚生労働省は27日、2014年に新たに報告された20代のエイズウイルス(HIV)感染者は349人で、過去最多だったと発表した。同省エイズ動向委員会の岩本愛吉委員長は「10代に向けたエイズに関する知識の普及啓発が、不足している可能性がある」と指摘した。
 同省によると、14年の1年間に報告された感染者は1091人で、検査を受けないままエイズを発症した患者は455人だった。いずれも08年以降、横ばいが続いている。
 感染者のうち、20代は349人で統計を取り始めた1985年以降で最も多かった。20代の感染者数が30代(347人)を上回ったのも12年ぶりという。
 エイズを発症した地域別の患者数は、全体の約2割を占める東京都など都市部に多いが、罹患(りかん)率は1位が沖縄県、2位は福井県だった。
 岩本委員長は「沖縄県は外国人観光客の多さなどが考えられるが、福井県が上位に入る要因は分からない」と述べ、分析が必要だとした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150527-00000136-jij-soci


食材で代謝アップ

2015-05-29 01:15:27 | 健康

主食は“茶色いもの”を選ぶ!

白米、パン、パスタ……どんな主食を食べることが多いですか?

代謝を高めるなら精製されていないお米や小麦を使ったものを選ぶのがおすすめ。糖質の吸収がゆるやかになって太りにくく、歯ごたえがあるためうっかり食べ過ぎてしまうのを防ぐことにもつながります。

ご飯派なら雑穀米や玄米が、パン派ならライ麦パンや全粒粉パンなどがおすすめ。真っ白のものではなく“茶色い”主食をチョイスしましょう。

どうしても白米が食べたい場合は、雑穀や玄米を白米に混ぜたり、1日のうち1回は白米を食べる、などのように調整すると続けやすいですよ。

 

主菜には良質なたんぱく質を選ぶ!

代謝UPにはたんぱく質の補給が欠かせません。たんぱく質は筋肉や肌など、身体の細胞をつくる材料。これがなければ体内のはたらきをスムーズにしてくれる細胞を生み出すことはできません。

メタボを回避するためには、低脂質で良質なたんぱく質を選ぶのがおすすめ。魚の脂質は良質ですし、脂身の少ないお刺身や貝類は低カロリーでたんぱく質が豊富。積極的に魚をチョイスしましょう。また、卵や牛乳、大豆製品もアミノ酸スコアの高い良質なたんぱく質です。

脂っこい肉料理ばかりは避け、卵料理や魚をチョイスする習慣をつくりましょう。

 

副菜には“色の濃い”野菜や海藻類を!

さらに、消化や吸収をする内臓のはたらきを高めてくれるビタミン類を積極的にチャージしましょう。わかめやひじきなどの海藻類や、にんじん、かぼちゃ、ピーマンなどの色の濃い緑黄色野菜がおすすめです。

緑黄色野菜には劣りますが、色の薄い野菜にも栄養素は豊富。低カロリーで食物繊維が豊富な葉野菜もダイエット効果が高いので、積極的にメニューに追加しましょう。

なんとなく満足できないときにお肉をもう一枚食べるなら、野菜をチョイスしてメタボ予防とアンチエイジングをしちゃいましょう!

http://nikkancareism.jp/archives/62467