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The Society of Alternative Medicine from 1987/代替医療学会

Structured Micronutrient:US PAT/TH FDA(Med), JP FDA(Food)

味はジビエ料理に似ている!?広東省「ネズミ食」事情

2013-08-21 02:13:40 | 健康
ネズミの肉にゼラチンや着色料を加えたニセ羊肉が、江蘇省や上海で流通していた問題で、公安当局は、偽装に関わった数百人を逮捕したことを明らかにした。

 ところが、ニセ羊肉はアメリカの火鍋チェーン「リトル・シープ」など、海外の複数の企業に輸出された可能性が浮上。中国発の“羊頭鼠肉”事件の波紋は、世界へと広がりを見せている(『南方都市報』5月9日付)。ちなみにこのリトル・シープ、日本国内で9店舗を展開する「小肥羊」と同一のブランドである。

 知らないうちにネズミの肉を口にしていたとしたら――想像しただけで吐き気がするが、さらに浙江省温州市でも、高校の学食で出されたおこわから、ネズミの頭部が発見されている(『京華時報』)。

 そんななか、意外にあっけらかんとしているのが広東人だ。同省仏山市で貿易業を営む林田岳男さん(仮名・49歳)は話す。

「事件を受け、他の地域では本家『小肥羊』などの火鍋料理店からは客足が遠のいているそうですが、広東省だけは変わらぬ人気ぶりだそう。そもそもここでは、ネズミを食用にしていたので、ニュースを聞いても比較的ショックが小さかったのかも。田舎に行くと、猫くらいの大きさの食用ネズミが一匹400円くらいで売っているのを見かけることがある。炒め物や唐揚げにして食べるらしいですよ」

 広州市在住の日系工場勤務・戸田誠さん(仮名・45歳)も広東人のネズミ食文化を目撃した。

「広東省で今も密かに食べ続けられている料理に、『三聴』という料理がある。これはいわば、生きたネズミの赤ちゃんのしゃぶしゃぶなんです。箸で掴んだとき、湯に潜らせたとき、歯で噛んだときの合計3回の鳴き声を聞くことからこう名付けられたんだそう。もともと子孫繁栄の縁起ものらしく、ある会社の社長の還暦祝いで出てきた。私は手をつけませんでしたがみんなありがたそうに食べていましたよ」

 ところで、一部の広東人が愛してやまないネズミ肉だが、気になるお味のほうはどうだろう。トラブル孫悟空の愛称でもおなじみ、中国人ジャーナリストの周来友氏(浙江省出身)に聞いた。

「想像すると気持ち悪いかもしれないけど、食べるとフランスのジビエ料理のウサギ肉みたいで結構おいしいらしいよ。鶏肉みたいな感じかな。聞いた話だけどね。僕は食べたことないからね!」

 一部では野蛮ともいわれる広東人のネズミ食いの風習だが、重宝されている側面もあるという。中国在住のフリーライター・吉井透氏は話す。

「中国も今や飽食の時代で、都市部では大量の残飯を食べて肥大化したネズミが大発生している。当局は大規模なネズミ駆除をたびたび行っていますが、生け捕りにされたネズミは広東省に運ばれて消費されているという噂です。中国ではネズミよけは猫ではなく、広東人なわけです(笑)。今回の事件でも、『広東省にはネズミを使った偽装肉はない。偽装に回す前に食べられるから』という冗談も流行っています」

 ネズミを使った偽装食品を根絶するため、広東人には今後もネズミ肉のさらなる消費拡大に貢献してもらいたいものだ。

【牛乳】牛乳の管理コストを大幅にカットできる加工乳はドル箱商品

2013-08-21 02:09:36 | グルメ

牛乳, 原価, 業界裏事情 牛乳業界ではここ数年、従来の牛乳より格安な「第三の牛乳」が売れている。その儲けのカラクリについて、調達・物流コンサルタントの坂口孝則氏が説明する。

「『第三の牛乳』は正確には加工乳と呼ばれ、生乳にバターやクリーム、脱脂粉乳などを溶かした“還元牛乳”が成分の約8割を占めています。この還元牛乳は生乳に比べて原価が安いので、低価格が実現できているのです」

 生乳の価格は加工用と飲用で異なり、前者は3割近く割安だ。また、この部分を輸入品に頼れば、さらに4割近くコストを抑えることもできる。

 しかし、これだけでは企業にとって大きな儲けにはならないと坂口氏は言う。

「生乳はその名のとおり、“生もの”なので、品質管理が難しい。生乳100%の牛乳が割高になるのは、このコストが上乗せされるからです。一方、バターやクリームが混ざった加工乳は、その大部分を削減できます。企業にとって、この効果は大きい。もし、牛乳消費の大半が加工乳に移行すれば、それだけ生乳の管理費がカットできるので、単純に加工乳製品が売れる以上の利益が出るのです」

格安回転寿司、安さの裏にある「死魚」ネタとは?

2013-08-21 02:07:18 | グルメ

景気回復がいまだに実現しない昨今、世の中の企業はさまざまな工夫をこらして“儲けが出るビジネスモデル”を考え出している。その仕組みに思わず納得してしまうものもあれば、一方で、「知らないほうがよかった……」と後悔してしまうものだってある。各業界をよく知る人物たちへの徹底取材をもとに、そんな知られざる“儲けのカラクリ”に迫った!

【回転寿司】代替ネタはもう古い。今は“死魚”ネタがレールの上で暗躍中

 子供から大人まで人気の回転寿司。100円均一のチェーンも増え、今や家計が苦しい庶民の味方としてすっかり定着している。

 しかし気になるのは、そんなに安くてどうやって儲けを生み出しているのかというカラクリ。回転寿司業界のコンサルを手がける、S氏に聞いた。

「回転寿司チェーンでは、原価が高い本物の代わりに、安い“代用魚”を使って利益を上げる会社が珍しくありませんでした。例えば、マグロの代わりにアカマンボウを利用する。原価がぐっと下がるわりに見た目も味もよく似ているので、安い回転寿司の味になれた客ではまず気がつきません(笑)」

 代用魚はまさしく法の抜け穴といえる手法。食品表示について定めた「JAS法」や「食品衛生法」では、パック販売するスーパーなどでの偽装表示は禁じられてはいるものの、その場で調理する飲食店では何の決まりもなかったのだ。

「しかし近年、こうしたカラクリが報道されるようになり、各自治体で代用魚を規制しようとする動きも出てきた。そこで現在の主流となっているのが、“死魚”です」

 死魚とは、釣りあげる前に死んでいた魚のこと。海底に沈んでいる「底魚」と、海面に腹部を出して浮かんでいる「浮魚」の2種類があり、卸市場といった通常の流通ルートではなく、特別な水産加工業者から仕入れるそうだ。

「死魚は本来なら捨てるしかないため、むしろ代用魚よりも安い。ネタによってバラつきはありますが、ネタの仕入れ価格は、通常のまともな魚に比べると驚きの5~10%です。見た目は、水産加工業者によって切り身にされていますし、ほとんどわからない。見た目は同じネタでも原価率が1.5~2倍にもなる“高利益”商品の出来上がりです」

 こうした死魚は、特定の種類に限るわけではなく、奇形になってしまった養殖魚や死んだ状態で水揚げされたマグロなど多岐にわたる。

 そのため、消費者が避けようと思っても一概に「このネタが怪しい」とも言えないのが難しいところなのである。“偽装”ではないとは言え、消費者目線で言えばあまり気分のいい話ではないが……。

「死んでいるとはいえ、腐っているわけではない。当然、本物ですから、味も悪くない。むしろ、品質を落とさず良いネタを提供しているのだから、企業努力だと評価してほしいくらいですね」

 何であろうと、安いものには必ず裏があるということか。

薬のデータ捏造、論文捏造など大学医療の問題を東大教授告発

2013-08-21 01:37:22 | 日本医師会
 1960年代に発表された山崎豊子の『白い巨塔』は、閉鎖的かつ権威主義的な大学病院の腐敗を描いた作品だった時を経ていま、相次ぐ薬のデータ捏造や研究費の不正流用が発覚し、その体質はより腐っていたことが明らかになった。

 東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門で医療ガバナンスを研究している上(かみ)昌広・特任教授(内科医)が、この現状を憂い、膿を出し切るために爆弾告発を決意した。

 * * *
 いま問題となっている「バルサルタン事件」は、残念ながら氷山の一角に過ぎません。日本の大学病院と製薬会社は、不正や癒着が起きやすい構造になっています。同様の不正はまだまだあるはずです。今後、糖尿病、がん、精神病などの分野でも問題が発覚するでしょう。これらの疾患に関わる医療では巨額のお金が動くからです。

 製薬会社に「御用学者」が引っぱり出され、この薬は効くぞというようなことをふれまわる。厚労省は見て見ないふりをする。この構造は、原発事故における“原子力ムラ”と同じです。電力会社が製薬会社、経産省が厚労省に置き換わっただけ。そして、御用学者たちがまんまとそれに使われている。「原発は安全だ」といっていた学者と、いま製薬会社と癒着している医師たちは全く同根です。

〈大手製薬会社ノバルティスファーマの降圧剤ディオバン(一般名・バルサルタン)に関して、脳卒中予防などの効果を調べた複数の大学の臨床データに不正があった問題は、大学側が次々と謝罪する事態となった。医療の信用を大きく損なった「前代未聞の不祥事」として連日のようにマスコミに報じられているが、この深淵には、福島第一原発事故同様、官・民・学の「利権」と「癒着」がある、とバッサリと斬り捨てる医学者がいる。

 東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステム社会連携研究部門で、医療ガバナンスを研究している上昌広・特任教授(内科医)である。〉

 バルサルタンは血圧を下げる薬ですが、他の薬と比べて、それほど下がり方は強くない代わりに、心筋梗塞や脳卒中のリスクが半分くらいに減りますよ、と製薬会社は謳っていた。その根拠とされていたのが、京都府立医大や慈恵医大など5つの大学で行なわれた臨床試験論文でした。

 ところがその論文に関し、京都大学のドクターがどうも血圧値がおかしいと指摘して調査したところ、血圧値や脳卒中、心筋梗塞の発症数を改竄していたことが判明し、さらに製造元であるノバルティスの社員(5月に退職)がデータ解析に関与していたことが分かったのです。

 今回の不正はテストの点数でいえば0点を80点に改竄していたようなもの。「心筋梗塞などのリスクが下がる」という論文の“ストーリー”そのものをいじっていたわけです。なぜ不正がこれまで発覚しなかったのかというと、患者を研究対象にしているためです。薬効には個人差があり、環境が異なれば、研究結果は同じになりません。つまり、大学側から見れば、個人差があるなど言い逃れできるのです。臨床研究の“死角”をついた不正です。

〈さらに、ノバルティス社は、大学側の“弱み”も巧みについている。臨床研究に詳しいナビタスクリニック立川の谷本哲也医師によると、「日本の大学病院には臨床試験に欠かせない統計解析のプロがいない。人材面でも製薬会社に依存する臨床検査になっていた」という。今回、データ操作した疑いがもたれているノバルティス元社員は、統計解析の専門家として大阪市立大学の講師も務めていた。

 一方、慈恵医大の調査報告書によると、臨床検査責任者以下、すべての医師たちが、「自分たちには、データ解析の知識も能力もなく、自分たちがデータ解析を行なったことはない」と証言している。〉

 つまり、統計解析という臨床試験のキモの部分を、初めから製薬会社に握られていたわけです。大学が論文を発表するので、製薬会社は“第三者”として、バレない限り不正ができる。実態として、自社の社員がコミットしていても、会社としては関係ないと突っぱねることができる。ノバルティスがこの論文について“医師主導臨床研究”と繰り返し言い続けているのは、確信犯です。

 論文不正の最大の問題は、数値を操作したことで多くの患者を危機にさらしたことです。脳卒中リスクを減らす薬だという触れ込みですから、それを脳卒中リスクの高い患者に処方しなかったら医師は訴えられかねない。論文を読んだ勉強熱心な医師ほど、バルサルタンを処方した可能性があります。それが嘘なら、バルサルタンで治療を受けていたために、脳卒中や心筋梗塞になったという人がごまんといるはずです。

 医療は日進月歩。医師がすべて最先端研究についていくことは不可能です。そこで医師は、論文をわかりやすく解説した医療雑誌に頼ります。ところが、そこには製薬会社の記事広告が満載。有名大学教授を招いた座談会で「バルサルタンは効く」と連呼している。

 今回問題になった先生たちも毎週のように講演会や座談会に呼ばれていました。1回15万円ほどの講演料を貰っていたでしょう。小遣い欲しさから、製薬会社にすり寄る教授も生まれます。バルサルタンを宣伝していたある国公立大学教授は、子供を私立の医大に通わせていました。大学の給料だけでは苦しい。こうなると、企業の広告塔を止められなくなります。このような「御用学者」を用いた製薬関係の広告費が、年間1兆円程度といいます。


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