がんの標準療法も似たようなものだ。抗がん剤治療を拒否する患者さんが少なくないにもかかわらず、これらの患者さんは自己責任だとして見捨てることが正しいと信じて疑わない医師がいる。これだけ色々な可能性があるにもかかわらず、標準が最善でそれを超えるものがないと思えることが不思議だ。診療拒否まがいのことが普通であるような医療は、医療における根源が失われているのではと考え込んでしまう。
医療は劇的に変わろうとしている。がん医療は、ゲノム、免疫療法と人工知能をキーワードに革命的な変化を起こしつつある。
http://yusukenakamura.hatenablog.com/
がん治療薬の研究開発
https://www.oncotherapy.co.jp/research-development/highly-effective-new-anti-cancer-drug/
中村祐輔
https://ja.wikipedia.org/wiki/中村祐輔
アメリカでは認可が始まった「夢の治療薬」、日本では未承認の怪しげな高額療法・・・いったいはどちらが本当か(上昌広(東京大学医科学研究所特任教授))
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/34333?page=2
ノーベル賞に最も近い医師 中村祐輔 人類ががんを克服するとき(FRIDAY DIGITAL)
https://friday.kodansha.co.jp/article/9593
「自分とさほど変わらない若いがん患者を看取ったことで、発症年齢の低い遺伝的要素の大きいがんに対して関心が高まっていきました。なぜ患者によってがんの進行の速さが違うのか。なぜ抗がん剤の効き方に個人差があるのか。そもそもがんはどのように発生するのか。その鍵は遺伝子にあるのではないかと思うようになったある日、遺伝性大腸がんの論文が目に止まったんです。その研究に加わりたいと、執筆者であるユタ大学のレイ・ホワイト教授に手紙を出した。それが研究者としての出発点です」
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