簡単に言うと偽札づくりに励む人たちの話
彼らが偽札に掛ける情熱は、犯罪をしていると言うよりは、職人を見ているみたいな気持ちで読みました
疾走感があって、すごく面白かったです
一見、刑事モノっぽい表紙だなと思ったのですが、警察は出てきません
刑事が偽札づくりをしている人たちを捕まえて終わる…というパターンではないところもまたなんだか新しいなと思いました
特に前半がとても良かったですが、中盤も後半も良かった
ラストのオチが私としては若干…余計だったかなーと思いますが…
お札が新デザインになる事にこんなに絶望する人間がいるんだなと新たな気づきもありました(笑)
また、忘れた頃に読んでみようかな。