みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

豊作

2010-01-23 15:50:50 | Everyday is special
フィリピンから、寒中お見舞い申し上げます。

こちらは、常夏の国ですが、11月から2月くらいは乾季で、一年のうちでも過ごしやすい季節です。しかも、最近の北半球の寒さの影響がここまであるのか、いつもの年よりも涼しい日が続いているようです。

さて、こちらの神学生の家には大きなマンゴーの木があって、いま長さ20センチもあるような大きなマンゴーの実がなり、毎日のように食卓にあがってきます。

この木は、うるし科の植物で、うっかり登って、樹液に肌が触れてしまうとひどくかぶれてしまいます。それで、長い竿の先に袋をつけて、神学生たちは器用に収穫しています。
そして、美味しいからといってたくさん食べ過ぎると、あとから口の周りや耳など、いろんなところがかゆくなってしまうので要注意です。

上の写真は、大きな袋に一杯とれたマンゴー。中身はきれいなオレンジ色です。

それから、この下の写真の実は、カミアスと言われるもので、たいへん酸っぱく、料理に使われます。先日は、煮魚の中に入っていて、とても美味しかったです。

この実のなりかたは面白くて、幹や枝の途中からぴょこぴょこ出てくるような感じです。

南国は、果物の楽園。バナナひとつにしても、いろんな種類があり、香りも味もよくて、やはり現地で食べないとわかりませんね。美味しいものは、日持ちがしないので、輸出には向きませんし。

というわけで、こちらの美味しい果物を日々満喫しています。

いちばん下の写真の、手前の小さな細い葉っぱの木がカミアス。で、背後の大きな木がマンゴーの木です。






最新の画像もっと見る