涼しくなりましたね。
夏物の服を片付け始めるこの時期、ちょっと「汗」と「衣類」
との関係についてお知らせです!
服は以外に汗をたくさん吸収していますが、
衣類にとって悪影響を与えるのがこの汗。
特にご家庭で洗いにくい衣類や洗えない衣類は、
汗をかいて乾いてしまうと、見た目には問題がなければ、
そのまま保管しがちでしょ?
でも~!
衣類に付着した汗は、時間とともに酸化して黄ばみの原因になり、
黄ばんでしまうと普通の洗濯だけでは、落とすことができなくなります。
また、衣類を染めている染料が破壊され、衣類の地色が退色(色が抜けてしまうこと)の原因にもなります。
こうなると、プロのクリーニング店での染み抜きでは、
修復できず、色修正という染色過程が必要になり、完全に修復するには、
時間と出費が大きくなってしまいます。
ご家庭で洗える衣類は、こまめに洗濯するのが一番の予防策ですが、
ご家庭で洗えない衣類は、クリーニング店にお任せするしか方法はありません。
ここで、問題になるのが
『水洗いが×』
のクリーニング方法です。
一般的にドライクリーニングは、水溶性の汚れを取り除く効果が弱く、
汗などの水溶性の汚れを取り除くことはできません。
また、クリーニングでお預かりした時点でも、汗の汚れは目には見えませんので、ドライクリーニング後に、衣類に残った汗などの汚れが、酸化し、黄ばみが発生することがあります。
このような事を防止するために、特に汗のかく季節は、クリーニング店に衣類を預ける時に、一言汗をかいていることをお伝えして下さい。
大抵のクリーニング店は、Wクリーニング(汗抜き洗いなど名称はさまざまですが)をおすすめすると思います。
多少割高ですが、
汗のかいた衣類は『Wクリーニング』をお勧めします。
また、特殊なデザインや高級ブランドを除く水洗い可能なTシャツや
ブラウスなどの衣類(綿、ポリエステルなど)は、
ドライクリーニングをせずに、出来る限り水洗いを行なうようにしています。
アンジェでは「水洗い可」のマークが入っている衣類は、
追加料金はいただいておりません。(クリーニング店によって異なります)
せっかくのお洋服、上手にお手入れして大切にしてくださいね。
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