人は、一生の中で、どれだけの過ちを犯すのだろう。正しくないと知りながら踏み出す瞬間を、幾度通り過ぎて行くのだろう。大きくも、小さくも、心に残るしこりを抱えて…。
人は、一生の中で、どれだけの真実から目を反らすのだろう。何事もなかったことにして、気付かぬふりをして。自分を守るために。大切な誰かを守るために。
傷つけ合い 愛し合い
何が正しいのか。何が間違っているのか。正解のない道を手探りで歩き続ける。どこへ続くのか、行き先の見えない道を。いつの日か、幕を閉じた私の足跡を辿る人が居たとして、その人は私の人生に何を見るのだろうか。私は、どんな足跡を残していくのだろう…
「どれほど祝福され成功した結婚でさえも、
どこかに親不幸の要素を含んでいるもんだ。」
「人間てのは、誰だってね、相手がいちばん言われたくないと
思っていることを言う口を持ってるんだ。
どんなバカでも、その狙いだけは、そりゃあもう正確なもんなんだから。」
この本読んだときも、朋子が最後に書いたその言葉に考えさせられたな~。
さくらも好きなんだ♪
私、好きな人はとことん好きなのね。
今、うちには、宮本輝さん、東野圭吾さん、宮部みゆきさん、山本周五郎さんの本が多いな。
武者小路実篤さん、遠藤周作さんなども結構ある。
でも、遠藤周作さんは好きなわけではなくて。
どうも肌が合わない宗教感に興味がわいた・・・って感じかも。
武者さんもそうなんだけど、彼の作品からは大切な言葉をいくつも貰った。
時が経って、また改めて読んだら、違った言葉に巡り合えるかもしれないね。
当時は何も感じなかった言葉にハッとさせられたり。
だから、本って好きなんだ。