木の実、花の実、私の身

花が咲き終わった後、実をつける。
この実をよぉくみると、実にいとおしい。

半化粧

2010年07月02日 | 日々の想い
梅雨明けの今の時期、山をみていると、ところどころに白い葉っぱが見られることがあります。

マタタビの葉っぱが「半化粧」をして、もうすぐ梅雨が明けることを知らせてくれています。
また、先端の葉が白くなって昆虫を誘うサインでもあります。

秋になると「マタタビ」の実になります。

マタタビの名前は疲れた旅人にマタタビを食べさせたところ、元気になって、また旅を続けた事から また旅 マタタビ になったとということです。

植物も、季節や交配の時期、実の付ける時期、そして、元気にする役割…ただ、そこに咲いているだけで全てが完ぺきに展開していく。

マタタビは人間のように迷ったり、悩んだりせずに、ただ自分の役割をただこなしているだけ。

人間も、きっと時期がきたら花が咲いて実がなって、自分の役割があるんだろうなぁ…

そこには、苦しみも悩みもないと思うよ。

だから、今を楽しむだけでいいんだよ。きっと。