昨日は敬老の日ということで、
仕事で利用者とともに、地元の敬老会の催し物に行ってきました。
5歳児の和太鼓の演技や、警察官による交通安全のお話、
認知症をサポートしてくれている地元のキャラバンメイトの方々が、
具体的にこうしたらいいよってアドバイスをコントで教えてくれていました。
それと、地元石川県でご活躍されている御供田幸子一座による舞踊と、
ばあちゃんコントなど多彩にわたって繰り広げられました。
ばあちゃんコントは、日常のちょっとした出来事を面白くおかしく
社会風刺の効いた辛い一面もあり、とても人気があります。
私は、認知症に関わるお仕事をさせていただいていますが、
ちょっとした言葉のかけ方や、
ちょっとした誤解を認めて受け止めてあげると、
すごく安心され、そこで心が穏やかになっていく場面をよく見ます。
認知症(ひとくくりにしたくないのですが)…って、解らない、忘れている、いつも不安を抱えていたりしています。
でも、認知症に係わらず、私たち人間って、いつも未来のことが解らなくて不安になって
いると思いませんか?
未来が解らないから不安になる、こころの中の漠然とした不満や不安が暴動になったり、
この不満は何処から来たのかと、思考で考えると、相手が悪い…過去にあんなひどいことを
したんだから、悪いに違いない…とそのエネルギーが周りのエネルギーと同調して
さらに大きくなっていく。
思考が現実になると、暴動になりますね。
その思考…本当にあなたのものですか?
誰かに植えつけられている思考じゃないですか?
一人一人の心の中を観ていくと誰でも持っている心地いいもの、愛とか調和のエネルギー
を大切にすれば、破壊という暴動は起きないのかもしれませんね。
では、また