京都 iroiro

気ままな主婦のiroiroな日常

追伸:お陰さまです。

2010-01-08 | 気ままに
新聞記事の最後に
どこかのエラい老師から彼宛に戒めが載せられていました。「お前一人でやったのではないぞ、宗代以来 木の葉天目に関わってきた何千何万の人々のお陰で出来たのだよ、自惚れるでない。もう20年修行せよ!そのとき分かる」という事でした。
そうです。我が家にもただあるのではなく、今までのいろいろな方のお陰で、これが存在すという事を忘れないでおきます。

お宝発見

2010-01-08 | 頂き物
年末の大掃除、結局お風呂周りをしただけで、なんにも出来なかった。
で、今になって、台所の奥の方をごそごそやってたら・・・

!お宝発見!?

な なんと”木の葉天目”ではありませんか。
まだ一度も使った事がありませんが、このようなものが我が家にもあったのです。土器っ!!

これは当時32歳(現在は50歳かな)だった京都の焼き物やの三代目が留学中に得た科学的思考と実験精神が実を結び作り上げた作品のようです。今は科学も進み、どんどんこのようなものは出回っているのでしょうが、その当時は人間国宝の陶芸家が挑戦しても不可能だった様なのに、そんな奇跡をこの若者が成し遂げたのですね。

「青年陶芸家、土渕さん」「科学で徹底追及 実を結んだ三代目の執念」と、
1982年の朝日新聞の記事とともに霧箱の中に収まっていました。

これを頂いた方とは今も大切におつきあいをして頂き,感謝しています。
道具というのは使ってなんぼですものね。
使います。 大切に、いつまでも。いつまでも。