川柳 ~日々新た~

「川柳で世の中小さく折りたたみ」
日々の喜怒哀楽を川柳に託して綴っています。

川柳しま専科 19/5/13(月)

2019-05-13 | 川柳

今日の川柳


判官も時の流れに棹を差し

ばんかんもときのながれにさおをさし

 

最近の裁判員裁判では下級審の判断が上級審で覆されることが屡々おきている。

せっかく裁判員制度を採り入れ、市民の常識を裁判に生かそうする流れに逆行しているように思える。

また親族による性的虐待も無罪判決となる事例も見受けられる。

時の政権に擦り寄るかのように裁判官の保守化が進んでいるのではないか。。

 


酢豚まで男の料理手が届き

すぶたまでおとこのりょうりてをのばし

近くにある地域包括センターでの月一回の行事。

主体は高年男性によるサークル。

25日は酢豚、中華スープ、モヤシのおひたし、杏仁豆腐をつくった。

前日に近くのスーパーで買い出し、当日は午前十時から準備、昼前に作り上げ、昼食とする。

今回の酢豚は、肉を油で揚げない酢豚とした。

メリハリのある料理屋さんのようにはいかなかったが、家庭料理らしい味となった。

5月は深川飯、カツオの土佐つくりの予定。


スズランや元カニ族は徘徊中

すずらんやもとかにぞくははいかいちゅう

庭に植えてあるスズラン。この春もかわいい花がさいた。

学生時代、この季節、大きなザックを背負い、スズランの咲く北海道を周遊したっけ。

年金生活になってその徘徊癖はますますひどくなった。





川柳しま専科 2019


コメント
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