今日の川柳
大海老や名文少年ダイカイロウ
おおえびやめいぶんしょうねんだいかいろう
朝日新聞投稿欄より(2020/7/1)
回転すし屋での彼の挙動がありありと浮かび上がる名文。
「だいかいろうって、何だろう?大がつくから良い物かも」
「ぼくは息をすってお店の人みんなに聞こえる大きな声で『だいかいろうを一つください』と言った。」
「店のなかが静かになった」
・・・・・・
「顔だけおふろに入った気分」
「みんなが見ている気がして出てきた大海老を一気に食べた」・・・。
久しぶりに感動した投書。
ひょっとしたら何年か後の教科書に載るかも。
電池切れ三日も探した声の主
でんちぎれみっかもさがしたこえのぬし
台所の一角から「ピッピー、ピッピー 電池切れです」との警告音が数分おきに聞こえる。
どこからだろうと探すが思い当たるのはレンジ。
新しい電池に交換したが、警告音は止まない。
翌日も断続的にその音は続いている。
耳を澄ましてその源を探ったら、発信源は真上、天井に取り付けられている簡易火災報知器であった。
キチン前バックシャンのキウリ誉め
きちんまえばっくしゃんのきうりほめ
キチンの窓からは、キウリの葉が目の前に見える。
そしてきゅうりの後ろ姿(?)も見ることができる。