今日の川柳
見物人なくもモナリザ絶えぬ笑み
けんぶつにんなくももなりざたえぬえみ
ルーブル美術館再開。
あの微笑が再び観ることができるようになった。
アウトローなる俳句ただならぬ
あうとろーなるはいくただならぬ
なんでもありの今、こういうジャンルの俳句もあるんですね。
しかもれっきとNHKの文芸時評が取り上げている。
主宰は北大路翼氏。
ゴキブリを笑える飲み屋でありたい 北大路翼
呼吸器と同じコンセントに聖樹(せいじゅ) 菊池洋勝
目の前でされるピンハネ懐手(ふところで) 喪字男(もじお)
もう会はぬ奴に鯛焼き買うてやる 才守(さいもり)
駐車場雪に土下座の跡残る 咲良あぽろ
父の日の競艇場へ無料バス 津野利行
そぞろ寒(ざむ)捨てたエロ本もう一度 布羽渡(ふうど)
そういう小生の句もアウトロー気味です。
鳥葬もツアーに組み込む強欲さ
ちょうそうもつあーにくみこむはけんかな
武力でチベットを自国に組み込む強引さ。