今日の川柳
四里の道ゆうやけこやけ詩は肥え
よりのみちゆうやけこやけうたはこえ
ネットより拝借
この歌の情景は、中村雨紅の故郷である東京府南多摩郡恩方村(現在の東京都八王子市恩方町)。
当時1919年(大正8年)勤務していた東京の下町の小学校から、ときおり実家へ帰る。
家につくころにはしばしば陽が暮れてしまうという。
恩方にある実家へは、八王子の駅から約4里(陣馬街道)歩くという。
恩方町に住む方々、町の様子がいつまでも唄い語り継がれる、いいですね。
棋聖戦目がまわるほど深く読み
きせいせんめがまわるほどふかくよみ
棋盤をみつめる目の動きが上下左右と実によく動きますね。
いろいろな手を思い描いているのでしょう。
メダカの稚魚生まれ寿ぐ老いの友
めだかのこうまれことほぐおいのとも
数匹ほど、体長5m/mほどにもなろうか。
かわいいものです。
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古(江戸)川柳 おちぼひろい 田辺聖子選
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