川柳 ~日々新た~

「川柳で世の中小さく折りたたみ」
日々の喜怒哀楽を川柳に託して綴っています。

6/20(月) 侵略やただそれだけのロシアかな・候補者のイロハも知らぬ参院選・節電もかねてながらテレビは止めとする

2022-06-20 | 川柳

 

今日の川柳

 

侵略やただそれだけのロシアかな

しんりゃくやただそれだけのろしあかな

ただそれだけのただそれだけの

 

【ロシア版“マクドナルド”】店の新しい名前は“おいしい・ただそれだけ”

 

候補者のイロハも知らぬ参院選

こうほしゃのいろはもしらぬさんいんせん

 

毎回のことだが参院選の候補者は馴染みがなく、選ぶのに悩む。

贔屓筋の党となるとまったく迫力にかける。

 

 

節電もかねてながらテレビは止めとする

せつでんもかねてながらてれびはやめとする

止めておく止めておく

 

必要な時だげONにする。

 

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五月投稿句

四月投稿句

三月投稿句

二月投稿句

一月投稿句

 

 

【余録】

〔 聖路加国際病院長 日野原 先生 〕

 だいぶ前のことになるが、ある集りの帰り、最寄り駅ホームで電車を待っていた。高齢の男性が横の列に並んでいられる。すぐその方が聖路加国際病院名誉院長日野原先生であることに気づいた。かつて次女が在学していたので大学の入学式や卒業式で講話を聞いたことと、先生の著書を読んでいたこともあり、「日野原先生でいらっしゃいますか?」と、失礼と思いつつ(興奮の余り?)声をかけてしまった。

90歳を越えるご高齢で、現役の医者また病院経営者として、一方で高齢化社会を分かりやすくユーモアを持って説く啓蒙家として、精力的に活躍されている。

 講演会場に行く途中、道路が混んでいるので車から降り電車で行かれるとのこと。数日前カナダから帰国したばかりだが講演等で毎日忙しい等、きさくに話していただいた。家に帰り朝刊を見ていたら、先生のエッセイ「91歳私の証、あるがまま行く」が掲載されている。その内容と先生の姿とが重なり、盛会であった会と合わせ心に残る日となった。むろん家族にはあきれられた。

 

以下はエッセイ「91歳私の証、あるがまま行く」からの一部抜粋です。

○ 長生きするというのは、今までにないチャンスをつかむことだと思いました。それまでになかったことを経験できるのです。どんな新しいことが待っているのだろうか、そう 考えただけで楽しくなるではありませんか。

○(細胞レベルで見ると)体の中では日々、部分的な死と生が繰り返されているのです。

 

○「生まれてよかった。本当に意味があったよ」という言葉をを遺して死にたいなと思います。死が近づいた最後に自分が生まれてきたことに感謝して、大地の帰れればと希うのです。  2002 (H14).12

 

 

        

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