川柳しま専科 4/25(土)～君がいぬ湘南の海また来年～

今日の川柳

 

君がいぬ湘南の海また来年

きみがいぬしょうなんのうみまたらいねん

神奈川県知事、湘南の海に来ないでくださいと。

若大将もそう言っているかも。

 

 

また隠すチコちゃん叱る大津波

またかくすちこちゃんしかるおおつなみ

内閣府の有識者会議が

今後東日本の太平洋沖で発生する海溝型地震、

それに伴う太平洋沿岸域を襲う津波の高さを公表した。

それらは2011年東日本大震災の津波の高さを上回る数値となった。

信じがたいことに、その結果にそっぽを向く市長が複数出ているという。

なんでも現在も進められている復興事業に支障をきたすからだという。

ばか言ってんじゃないよー！

チコちゃんは激怒していると思われる。

 

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由(よ)らしむべし知(し)らしむべからず 　《「論語」泰伯から》

人民を為政者の施政に従わせることはできるが、

その道理を理解させることはむずかしい。

転じて、為政者は人民を施政に従わせればよいのであり、

その道理を人民にわからせる必要はない。

 

 

みーつけたおたまじゃくしの１０１ちゃん

みーつけたおたまじゃくしの１０１ちゃん

 

2020/4/19 横浜市青葉区にて

 

 

川柳しま専科 4/24(金)～喰い意地が募り初物藪を漕ぐ～

今日の川柳

 

喰い意地が募り初物藪を漕ぐ

くいいじがつのりはつものやぶをこぐ

鶴見川沿いの土手を散歩する。

土手沿いの竹やぶでタケノコを収穫している農家の方に思い切って声をかけてしまった。

快く分けてくださった。しかもお代はよろしいですとのこと。

十分にお礼をのべて帰還した。

よほど食いたげな顔をしていたのだろう。

 

縛りたい縛られたくない鍔迫り合い

しばりたいしばられたくないつばぜりあい

 

コロナ禍を巡って、民・官間の軋轢。

 

 

川の瀬に自粛の憂さを放り込む

かわのせにじしゅくのうさをほうりこむ

                                                                                                   

 

 

 

 

 

 

恩田川にて（2020/4/19）

 

 

 

 

 

 

川柳しま専科 4/23(木)～チンジャラと要請蹴って玉弾き～

今日の川柳

 

ヒラヒラと舞うは諭吉かコロナ風

ひらひらとまうはゆきちかころなかぜ

 

大量に舞っているようで。

 

ホンマだね水より軽くなる油

ほんまだねみずよりかるくなるあぶら

 

こんなこと近代社会になって初めてのこと。

二度とないだろう。

 

チンジャラと要請蹴って玉弾き

ちんじゃらとようせいけってたまはじき

 

稼ぎ時だからなかなか首を縦にふらぬ。

 

 

川柳しま専科 4/22(水)～金一封添えて油を引き取らせ～

今日の川柳

 

八時まで五時から男時短受け

はちじまでいじからおとこじたんうけ

こればかりは残業はない。

 

金一封添えて油を引き取らせ

きんいっぷうそえてあぶらをひきとらせ

 

一時的とはいえ、五月先物の原油価格、前代未聞のマイナス価格。

 

鳥人間コロナに射られ翼もげ

とりにんげんころなにいられつばさもげ

 

毎夏、楽しみにしていましたが・・・。

 

 

 

川柳しま専科 4/21(火)～生活権壱拾万円で買い取られ～

今日の川柳

 

生活権壱拾万円で買い取られ
せいかつけんじゅうまんえんでかいとられ

そんな気がしてなりません。

 

第三次世界大戦口軽く

だいみじせかいたいせんくちかろく

 

新型コロナへの対応は人類にとって大変な戦いであることは違いないが、

それは大量殺戮兵器が登場する人類同士の第三次世界大戦とまったく異なるものである。

お門違いも甚だしく、安易に使ってはならない。

政府首脳の軽率な言葉遣いに猛省を促したい。

 

自粛倦み隣りで惚け待ち構え

じしゅくうみとなりでほうけまちかまえ

 

実感する今日この頃です。

気をつけて生活していきたい。