今日の川柳
二波三波来たが御免の第四波
にはさんぱきたがごめんだいよんぱ
行動規制だけではコロナの蔓延は抑えこむのは難しい。
ワクチンが早く間に合ってほしいところ。
脚の冷え無縁だったが今馴染み
あしのひえむえんだったがいまなじみ
未体験ゾーンを旅する作今。
歳を重ねるとということか。
情けのみかんメジロのためならず
なさけのみかんめじろのためならず
メジロ曰く。
「情けはメジロのためならず」
蜜柑を呉れてやる側も幸せになることを彼らは知っているかな。
2021
今日の川柳
ワイドショーコロナ禍存分搔き回し
わいどしょーころなかぞんぶんかきまわし
進行役もなにがなんだか分からず混乱しているみたい。
ないものあるもの、レバタラ情報のごっちゃ煮状態の民放テレビ・コロナ報道。
抜け駆けが出てくるかもねテレワーク
ぬけがけがでてくるかもねてれわーく
どこの世界でも
新しい環境に慣れていくには大変な苦労・努力がいるものですね。
瓦替え隣の屋根で見習いし
かわらがえとなりのやねでみならいし
隣家の屋根で瓦の修繕が行われている。
長年の風雨で緩むのだろうか。
二人の瓦職人が丁寧に修復している様子がよく見える。
例の好奇心がムクムク頭をもたげ、匠の技をいくつか観察、見習うことができた。
2021
今日の川柳
甘過ぎてコロナのココア苦くなり
あますぎてころなのここあにがくなり
せっかくの試みなのに残念な結果に。
改良版に期待します。
太過ぎて尻尾切れないガースー氏
ふとすぎすてしっぽきれないがーすーし
国際的な不評をかっている方。
政権支持率急減の折、切りたいところだが・・・。
枯れケヤキ空き巣ばかりがよく目立ち
かれけやきあきすばかりがよくめだち
2021/2/5 横浜市内
茂った木の葉で見えなかったカラスの巣。
冬枯れになって丸見えになってしまった。
この春、若葉の頃、再利用するに違いない。
2021
今日の川柳
サラ川も酒の肴と鍋囲む
さらせんもさけのさかなとなべかこむ
格好のツマミ。
銘酒をちびちび吞むのではなく、ぬるめのコップ酒といきたい。
笑い過ぎて酒を噴出さぬように注意して吞む、
歳喰えばつい口に出る心内
としくえばついくちにでるこころうち
舌禍。五輪危うし。
用心用心。
衣更着を纏い無理やり春一番
きさらぎをまといむりやりはるいちばん
フェイント気味の春一番の認定。
文字通り名のみの春一番。
春一番はやはり暖かくなくちゃね。
参考（ウイキペディアより）
春一番の発生条件及び認定基準は、地域・気象台により、多少異なる。
おおむね、立春から春分までの間に、
日本海を進む低気圧に向かって、
南側の高気圧から10分間平均で風速8m/s以上の風が吹き込み、
前日に比べて気温が上昇することを発生条件とする。
2021
今日の川柳
吹っ切れてキリリ前向く延長戦
ふっきれてきりりまえむくえんちょうせん
一昨日の首相の緊急事態宣言の延長表明。
周囲の雑音にめげず自ら決めたのではないか。
以前に比して表情もすっきり、顔もしっかり前を向いていた。
一年分駄句を集めて子年閉じ
いちねんぶんだくをあつめてねどしとじ
これも年頭の楽しみの一つ。
日記代わりになります。
ルーズリーフ(A5)一冊に二年分（約2000句）を綴じることができます。
GOTOに乗った己れをちょっと恥じ
ごーつーにのったおのれをちょっとはじ
昨年の六月、収束も遠からずと思い出かけたが・・・。
2021
