今日はアコースティックギターに必需品のカポタストについて書きます。
これがあるとハイフレットコードや移調された曲への対応が簡単になります。
また、EbやG#など、そのままのコードの抑え方では難しいコードも、
カポタストを使うと、CやEなどの抑えやすいコードに変わります。
さて、このカポタスト、昔と今では形も使い勝手も進化して変わってきています。
最初の頃のカポはゴム式やネジ式のものが使われていました。
【ゴム式】
【ネジ式】
最近のカポタストはレバー式やネジ式でもより進化したエアータイプなどが多く使われているようです。
【レバー式】
【ネジ式エアータイプ】
私の使っているカポはこのネジ式エアータイプのものです。
ネジの部分にマイクロメータースクリューという機構が使われていますので、
軽くネジを回せば全部の弦を均等に抑えられ、
とても簡単に装着出来て重さも軽いので携行性もよいです。
みなさんにもお勧めできますよ。
僕の好きなギタリストの一人にエリック・クラプトンがいます。
彼のアルバムも何枚か持っているのですが、その中に彼のその他の作品とは全く作風の違ったものが１曲あります。
Reptile
https://www.youtube.com/watch?v=sJhhwve_3wc
この曲を聴くとまるでフュージョンかジャズのギタリストの演奏を聴いているようです。
彼の音楽性、ギターテクニックの幅の広さを再認識させられます。
凄い人は凄いですね。
ちなみにこのReptileという曲は上の写真のGibsonのフルアコースティックギターで演奏されています。
彼がフルアコを使うというのも珍しいです。
いつもは下の写真のようなFenderのソリッドギター、ストラトキャスターを使っています。
このストラトキャスターの黒ボディーメイプルネックのものは、彼の愛器名ブラッキーと呼ばれています。
今日はエレキギターのお話を少々。（なんじゃそりゃ、いまさら (笑) ）
エレキギターの種類はいろいろあるのですが、大きく分けますと、
ソリッドギターとセミアコ（フルアコ）ギターに分かれます。
ソリッドギターは、ギター本体に空洞が無く、木で詰まっているギターを指します。
ですので本体の共鳴音は余り無く、主として弦の振動音を直接拾う構造をしています。
こうすることでハウリングが起きにくい性質を持ちます。
音の特徴は少し硬めの音がします。
これに対してセミアコ（フルアコ）はギター本体内部に空洞があって、その空洞での共鳴音をピックアップで拾う構造を持っています。
音の特徴はボディの共鳴音も拾いますので、柔らかめの音がします。またアンプから出た音をボディで拾いやすいですので、ハウリングしやすいという面もあります。
もともとギターと言う楽器は空洞の共鳴音を利用する構造から生まれていますので、エレキギターもフルアコから生まれました。
もっと言いますと、アコースティックギターにピックアップ（音を拾うマイク）を取り付けて電気的に音を増幅したのがエレキギターの始まりですので、今でいうエレアコがエレキギターの最初だったのです。
ですので、フルアコ⇒セミアコ⇒ソリッドギターの順に進化してきました。
さて、そういった特徴をもつソリッドギターとセミアコ（フルアコ）ですが、今日はソリッドギターにスポットを当てます。
ソリッドギターで有名なのは、ギブソン社のレスポールギターと、フェンダー社のストラトキャスターギターです。
レスポールギターは、レスポールというミュージシャンが開発したギターで、ギブソン社がそのライセンスを取得し、製造しました。
ハムバッキングピックアップと言う、二つのシングルコイルピックアップをシリアルに使っていますので、出力が大きく、歪んだ音が出やすく、ぶ厚い音がするのが特徴です。
一方ストラトキャスターはフェンダー社が開発しました。シングルコイルピックアップの代表格で、細くエッジの効いたクリアな音が特徴です。
【レスポール】
【ストラトキャスター】
それぞれのギターのプレーヤーとして有名なのが、レスポールギターはレッドツェッペリンで活躍したジミーペイジ、ストラトキャスターは亡きジミ・ヘンドリックスがいます。どちらも名前の頭にJを持つJJコンビですね。
いろんなギターがあるからこそ、いろんな音楽を表現することが出来るのですね。
【ジミーペイジ】
【ジミ・ヘンドリクス】
１０月７日横浜ジャズに出演した後の夜は根岸インバーハウスでアコエレデュオ・Seぴあのステージでした。
10/6-10/7と連続で横浜ジャズの昼のステージを終えてのインバーハウスステージでしたので、
少し疲れもあったのですが、インバーママさんのトークと、私たちのほかに４デュオの素敵なユニットステージを見てるうちに元気になれました。
３０分間のステージでしたのでセットリストは、10/6の横浜ベイシェラトンホテルでやったセットリストから３曲抜いた７曲でやりました。
１】Red Roses For A Blue Lady
２】Moon River
３】Fly me to the moon
４】More
５】I Left My Heart In San Fransisco
６】Georgia on my mind
７】Feelings
７曲やり終えた後は、さすがに連日歌っていたので喉の方も疲れがピークでした。
連日のステージを終えた翌日(10/8)は泥のように疲れてて、一日中寝てたり、温泉♨に行ったりしてました。
【10月7日、晴天の横浜ジャズ二日目】
私たち 七詩（ななし） は横浜駅西口広場高島屋前でステージを行いました。
心配された台風の影響もなく、沢山の観客の方々の声援の中、バンド名通りの７曲を演奏しました。
・Night Bitds
・What you won't do for now
・Fly me to the moon
・枯葉
・Too Hot
・JoJo
・Isn't she love me
横浜ジャズ街角ライブは、横浜のいろいろな場所で演奏が繰り広げられますが、
ここ横浜駅西口広場は横浜駅で乗降する人、高島屋へ行く人等々、横浜の中心ですので沢山の人であふれています。
その中で音がしているとおのずと立ち寄られる街角ライブにはとても好スポットです。
そんなところで演らせてもらえて、沢山のお客様に囲まれて、ハッピーな一日でした。
演奏の最後の方で踊りだすお客様もいらっしゃって（写真の最後、背広のおじさん）、
僕らの音が心地よかったんだろうなと嬉しくなりました。(
^_^)
10月6日横浜ジャズプロムナード街角ライブ第１日目。
私たちは、横浜ジャズ 横浜ベイシェラトンホテルで、アコエレデュオ セピアのステージを終えました。
会場の横浜ベイシェラトンホテルロビーは雰囲気もゴージャズと言う事は言うまでもなく、
音響的にも丁度良い反響音があり自然のエコーがかかるとても良い環境でした。
また控室も充実していて、楽器の出し入れ、着替え、道具類の保管など、安心して演奏に向かう事が出来る設備でした。
演奏のロビーは実際はロビーフロアではなく、階段を上がった途中にある踊り場で、そこから更に階段がある、
いわゆるウェディングのカップルがお披露目写真を撮るような場所でした。
ホテルの一番目立つ場所がステージでした。
会場はロビーのお客様だけでなく、吹き抜け上部、2階、3階からも見ていただいてたらしく、
上の方から拍手👏が聞こえてきました。
私は1950年代後半製造のNarudan-NO.100をエレクトリック仕様に改造したギターを使いました。
シックな感じでシェラトンホテルにマッチした感じがしませんか？
一方相方のキーボードはNordという最新のもの。この新旧対比がまたいい雰囲気です。
私はバックにギターアンプJC-120を背負ってでしたので、また、フルアコギターでしたので、
フィードバックがかかりやすく、演奏中にも低音弦Cの音がフィードバックして、
それを止める弾き方をせざるを得ませんでした。
しかし音的な環境の良い中で、気持ちよくステージをつとめることが出来ました。
１０月６日１３：５０－１４：３０
セットリスト
１】Red Roses For A Blue Lady
２】Moon River
３】Fly me to the moon
４】More
５】What A Wonderful World
６】I Left My Heart In San Fransisco
７】Georgia on my mind
８】You don't have to say you love me
９】Feelings
10】Mary Jane
無事ステージを終えてホッとしました。(^◇^;)ﾎｯ
第２６回横浜ジャズプロムナード２０１８にSeぴあと七詩（ななし）で出演します。
出演日時と場所
２０１８年１０月６日 １３：５０～１４：３０
横浜ベイシェラトンホテル＆タワーズ ロビー にて Seぴあ で出演
２０１８年１０月７日 １３：５０～１４：３０
横浜駅西口広場 にて 七詩（ななし） で出演
詳しくは ↓ こちらをご参照ください
横浜ジャズプロムナード２０１８街角ライブ出演者一覧
http://www.arcship.jp/jazzpro_entry/performer/
