東海軒、立ち食いそば店舗
JR静岡駅 東海道本線下りホーム
きつねそば
きつねそば
静岡市内の外食店舗において老舗店は、ぼくの知るかきり、丸子宿の とろろ汁を提供する丁子屋(ちょうじや)〜1597年、慶長2年の安土桃山時代創業〜。…この翌年に豊臣秀吉が病没。
また、
和菓子の部類に入りますが、安倍川餅の石部屋(せきべや)〜1804年、文化元年の江戸時代創業〜この前年の1803年、江戸開府200周年。
これら2店舗は国宝級として扱って良いと考えますが、それに次ぐ古参の老舗といえるのが、東海軒さんだと思います。
東海軒さんは、東海道本線の開業日となった1889年、明治22年12月1日に加藤辨當店の名前で創業し、静岡駅構内で、笹皮包みの握り飯を販売する立売駅弁屋として、鉄道の歴史と共に歩みました。
ホームでの駅弁の立売は無くなりましたが、いまや主要都市の駅で見られる駅構内の立ち食い店舗の元祖として、そば、ラーメンを手頃な金額にて提供しています。
蕎麦は鰹ベースの漆黒の出汁が特徴ですが、甘過ぎず辛過ぎず、ぼくには飲み干しやすいですね。
ぼくの注文は大体 きつねそば です。
現在、駅弁は静岡駅新幹線口に近い南口に店舗を構え、明治30年から続く〜元祖 鯛めし〜をはじめ、様々な弁当を揃えています。