




事任八幡宮 (ことのまま はちまんぐう)
静岡県掛川市八坂
平安時代 創建と伝わる事任八幡宮は、坂上田村麻呂が東征の折り、桓武帝の勅を奉じて本宮山
より践祚すという延喜式 927年の神明帳にあります。
延暦13年の奇しくもこの日、6月13日、(794年7月14日) 地天の君、桓武天皇の命を受けた坂上田村麻呂が蝦夷征討に出発しました。
事任八幡宮 御由緒より~
佐野郡己等乃麻知神社とあるはこの社
なり 古代より街道筋に鎮座 遠江に
座す願いことのままに叶うありがたき
言霊の社として 朝廷を始め全国より
崇敬されしことは平安朝の「枕草子」
に記載あるを見ても明らかなり
「世が貴族社会より武家社会に移るや
八幡信仰が一世を風靡し康平五年
(1062)源頼義が石清水八幡宮を
当社に勧請し以来八幡宮を併称す
江戶期に入りては徳川幕府も当社
を信仰し社殿を改築 朱印高百石余を
献上す 明治以降 県社八幡神社と称
せしが第二次大戦以後の社格廃止に
伴い由緒ある名「事任」を復活し
現在は事任八幡宮と称す。
事任八幡宮
古来から参拝者の願い事を~言われた事のまま~
叶えられるという言い伝えから、現代においても多くの参加者が遠方からも訪れます。
2014年、元大相撲力士でタレントの龍虎さんが参拝中に倒れ、帰らぬ人となりました。