平成29年2月16日、厚木アーバンホテルにおいて俳句結社「青草」の総会が開催されました
(出席者24名、委任状(欠席者)35名、合計59名)
草深昌子主宰、松尾まつを編集長、間草蛙同人会長、他役員及び会則、決算予算の執行部原案が全員一致で承認されました
結社誌「青草」創刊号が2017年2月16日付けで発行され、会員に配布されました。
2015年発足の「青草」は、本日をもって、名実ともに俳句結社として新たなスタートを切ることになりました。
「青草」創刊のことば
「青草」はあをあをとしています。
「青草」はいきいきとしています。
春は芳しく、夏は茂って、秋は紅葉し、冬は枯れ、やがてまた萌えはじめます。
四季折々の変化こそがもののあわれです。
二度と還らない私たちの命は、変わることなく巡ってくる永遠の命の中にあるのです。
さあ、今を生きる「命のよろこび」を詠いましょう。
主宰 草深昌子
総会の後、青草念句会が催され以下の方が受賞されました
◇主宰賞◇
◎句集繰る寒明けの日の輝きに 結季
◎春泥やおほき子犬の歩きぶり 昌緒
◎蛤や上潮引潮五十年 まつを
◎駅舎から見ゆる御苑や春の星 翔風
◎二十年振りの集ひや春立つ日 文水
◎春耕の鍬追ふ鳥の眼の丸く 春香
◇高得点賞◇
【天】春耕の鍬追ふ鳥の眼の丸く 春香
【地】天空がありどころなり鳶の春 翠
【人】オリオンの落ちてきさうな藍の空 博祥
懇親会では主宰の選評、受賞者の喜びの声やカラオケで自慢の声を競い目出度く終了しました。
写真 狗飼乾恵
文章 坂田金太郎