トラの日記 

埼玉県在住のトラの日記。気になったもの何でも書きます。ご意見ご感想お待ちしてます。

合気道 今日の稽古 海外の稽古事情

2010年02月06日 21時18分40秒 | 合気道
毎日の素振りだけに飽きたらず、早速現地の道場に通い始めました。
といっても、もうすでに1週間と少し通い続けております。

いまの道場に決める前にもう一箇所見に行きましたがどうもいまいち感じが合わなかった。
決め手となったのはしっかりと相手の手をつかむ稽古をすることができるかどうかということ。しっかりとつかむと怒られる道場も多々あるようですが、今までこの稽古をしてきた自分にとっては重要な要素であります。

シドニーの道場長の先生もおっしゃっていたことですが、海外の方のタフさと力強さを体験するというのは本当にいい経験になります。両手持ちの呼吸などは直線的な力でつかんでくるのでいなすのは簡単なのですが関節がとんでもなく丈夫なので2教や3教を簡単に効かせることができない。ましてや腕の太い人に4教なんて効くはずもありません。
それでも日本で教えてもらった耐えるための力の使い方を実践すると結構堪えることができますし、言葉が通じないため子供扱いしていた人も次第に認めてくれるようになりました。

今通っている道場は日本人の方が運営されている道場ですが、合気会には属してらず独自の路線で経営されているそうです。
驚いたのが、白帯の人でも驚くほど技を正確に決めることができるということ。一週間ほぼ毎日稽古に参加して気づいたのが、先生が前で示す技の脚の運びや手の動きをそっくりそのままコピーするように稽古しているうということです。生徒の質問を聞いていると、この技のこの瞬間の足の角度は何度かということを聞くことがしばしば。日本の場合多くを感覚で処理したりするところをさすが西洋人、すべてを数字で理解するのです。そして、自分も真似してその通りやってみると、なるほどしっかりと技を決めることができます。
技の動きのすべてには意味を持たせなければいけないということを以前書きましたが、こちらの道場ではその全てを理屈と数字に置き換えて教えているのです。言葉の壁のみならず現地に住む人の性格・人間性を理解した上で指導法を考案されている。先生のご苦労を考えると大変なものだったと思います。

残された滞在期間はあと5ヶ月と少し、出来る限り毎日出席して多くを学んで帰りたいと思います。


トップの写真はいつも昼寝に使っているハイドパークにて撮影。
昼寝している格好で何気なく写したものです。
場所によってはこの視界の中にでっかいコウモリがいたりするわけです。

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