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タロット占い師アポロの goo ブログ。

縦書きのチャットで無料タロット占い

2011-01-04 18:00:00 | 漫録

月・水・金の週三日は縦書きのウェブチャット「アポロのお部屋」で無料占いを受け付けています。時間帯は二十二時から二十二時五十分ごろまでです。

無料の占いではタロットカードを一枚めくる程度の簡単な占いになりますので、相談内容も軽めのものにされることをお勧めします。一人一日一回までという条件になりますが、日を改めていただければ何度でも無料で占いますので、お気軽にご相談ください。

「アポロのお部屋」は縦書き表示の非常に珍しいチャットになっています。縦書きの文章を読みながらのチャットは感覚や思考も普段とは異なり、常識を超えた発想や、より深い解釈などができるようになります。占いやカウンセリングには非常に適した環境だと思います。深刻な内容の場合には、ご予約いただければ非公開のチャットルームを用意いたしますので、有料でご相談されることをお勧めします。

チャットを縦書きで表示できるウェブブラウザはインターネット・エクスプローラー(IE)のみです。それ以外のブラウザをご利用の場合には無料占いもお受けできないので、必ずパソコンからIEを使用してアクセスしてください。携帯電話などのモバイル用ブラウザでのご利用もできません。

 

 

 

 

 

 


手軽にできるようになったIRCというチャット

2007-08-27 17:02:52 | 漫録

2ちゃんねる公認のチャット、「 IRC@2ch 」がウェブブラウザから手軽に利用できるようになりました。サイトにアクセスしてチャンネル名をクリックするだけで、すぐにチャットを始めることができます。ソフトウェアのインストールや ID の登録などの面倒な作業は一切必要ありません。

チャンネル(チャットルーム)へのリンク

IRC@2chIRC を利用しているので、さまざまなソフトウェアを使ってチャットができるのですが、ウェブブラウザから利用する場合、以前は Java アプレットというプログラムを使っていました。Java アプレットはいろいろと問題が多く、私もブラウザの設定で使用できないようにしてあったので、IRC@2ch のチャットにはあまり興味がありませんでした。

ところが、つい先日、たまたま IRC でチャットをしようと思って IRC@2ch の「#ビギナー」というチャンネルに入って会話をしていたところ、ちょうど新しいチャットシステムを開発中という話題になり、テスト用のシステムも試用させてもらいました。まだ出来上がったばかりなので、実用化にはもう少し時間がかかるかと思っていたのですが、その後すぐ、従来の Java アプレット版が廃止され、新しいシステムが導入されていました。

新しいチャットシステムは、JavaScript Adobe Flash を組み合わせて作られていて、とても快適です。Internet Explorer Firefox であればほぼ問題なく動作します。プラグインなどを追加でインストールする必要もありません。

IRC というのは古くからあるチャットで、他のチャットサービスやメッセンジャーソフトなどが普及したためか、現在は、かなり廃れてきてはいたのですが、今回の IRC@2ch のようにウェブブラウザから手軽に利用できるようになれば、利用者もまた増えてくるのではというような気もしています。

私も試しにしばらく独自のチャンネル(#アポロのタロット占い)を開設してみますので、みなさんもぜひチャットを楽しんでみてください。ちなみに、2ちゃんねる公認とはいえ、掲示板との関係はほとんどありませんので、安心してご利用ください。


- 気軽にチャットを楽しもう -


テーマは「心霊体験」

2007-08-21 22:43:38 | 漫録
ⅩⅧ 月

先ほどの投稿でお話した「チャットキャスティング」についてですが、さっそくイベントを開催してみたいと思います。

テーマは「心霊体験」というのはいかがでしょうか。

実は、このテーマはスプリュームで行われた第 1 回のチャットキャスティングのテーマとして採用されたものらしいです。私はそのとき参加していなかったので、どのような内容だったのかは知りませんが。(いまだにログは公開されていません。)

ちょうどお盆もすぎ、ご先祖様の霊にお会いしたなんていう人もいるでしょうから、タイムリーな話題でよいのではないでしょうか。暑い日が続いているので、涼しくなるような怖い話もよいのですが、心霊体験が必ずしも恐怖体験となるとは限りませんからね。気軽にご参加いただければと思います。

場所は「アポロのお部屋(縦書きバージョン)」です。

内容については、私が司会役として適当に進行しますので、テーマに関して適当におしゃべりしていただくだけでかまいません。時間は 1 時間程度に制限する予定です。終了後にはログを公開するので、他人が読んでも理解できるような内容にしたいと思います。

日時は未定ですが、できれば今週中には行いたいと思います。とりあえず参加者を募集しますので、参加希望者は私宛にメールを送信してください。(メールの送信は、こちらからどうぞ。)

参加希望者が 2 名(私を含めて 3 名)を越えた時点で日時を決定したいと思います。もちろん、事前にお申し出がなくても、当日飛び入りで参加されるのは自由です。最低限の人数確保のために事前に募集しているだけです。私一人で日時を勝手に決めてしまって、当日誰も来なかったなんてことになると寂しいですからね。


- テーマは「心霊体験」 -



縦書きのチャットで占います

2007-08-13 19:07:38 | 漫録

縦書きのチャットを作ってみました。Internet Explorer 専用です。

アポロのお部屋(縦書きバージョン)

もともと横のものを無理やり縦にしただけですので、まともに動作するかどうかは未確認です。もしよろしければ、みなさんもお試しいただいて、結果をご報告いただければと思います。書き込みは自由です。まともに使えるようになれば、占い用のチャットとして本格的に活用していこうかと思ってます。

チャット占いというと、最近ではどこの占いサイトでも当然のように採用していますが、実は、「アポロのタロット占い」では 10 年前からすでにチャット占いをしており、この分野の可能性を切り開いたパイオニア的存在であると自負しております。雑誌などでも頻繁に紹介されましたし、全国ネットのテレビでも実際に私のチャット占いをしている様子が放送されたりして、それを見て感化された人も多かったのではないでしょうか。

そんな私も最近はメールでの占いに力を入れているので、チャットの依頼はあまり受けていないのですが、どうせやるなら、チャットもメール同様に縦書きにした方がいいのでは思い、試しに作ってみたというわけです。いくらチャット占いが普及しようとも、さすがに縦書きというのはまだないのではないでしょうか?

本当は、Windows Live メッセンジャーのような最新のツールで縦書きチャットをしたいのですが、このようなソフトはなかなか縦書きに対応してくれません。その点、旧式とはいえ、CGI のウェブチャットなら縦書きも簡単にできてしまうので、まだまだ捨てたもんじゃないですね。


音の出るホームページ

2007-07-20 14:52:14 | 漫録
ⅩⅩ 最後の審判

2 年ほど前に復帰した直後から少しずつ作業をしていたのですが、私のホームページ「アポロのタロット占い」のすべてのページから「」を出すための記述を削除しました。最近になってやっと、その作業はほぼ完了しました。

この「」というのは、いわゆる「 MIDIサウンド」と呼ばれるものです。

実を言うと、私のホームページでは、トップページも含め、ほとんどすべてのページで音が出るようになっていました。しかも、10 年前に開設した当初から「音を出すこと」にこだわり続けてきたのです。

10 年前、一般的にはまだまだパソコンの性能は低く、インターネットの通信回線も低速だったので、音を出したり画像を表示したりといったマルチメディア風なホームページはそれほど多くはなかったと思います。また、音を出すなどということはパソコンに負担をかけるし、突然音が鳴りはじめて困るという人も多く、そのようなホームページを嫌う人も多かったと思います。

それでもあえて音を出すことにこだわったのは、パソコンを始めたばかりの初心者の人でも「楽しい」と思えるようなホームページを作りたかったからです。当時はまだ、パソコンというものは難しいもので、「ホームページって何?」というような人も多かったかと思いますが、そういう人たちでも直感的に楽しめるホームページを作りたかったのです。ファミコンなどで経験したアドベンチャーゲームや RPG ゲームのような物であれば、多くの人が違和感なくホームページというものを楽しめるのではないか。そう思ったわけです。事実、「音楽が鳴って楽しい」という感想を言ってくれる人はたくさんいました。

しかも、ただでさえ珍しかった「占いのホームページ」で「音まで出る」「カードの画像も表示される」などというのはほとんどなかったわけで、これこそが「アポロのタロット占い」の特徴でもあったと思います。今では音が出たりカードが表示されたりする占いのホームページは珍しくはありませんが……。

時は流れ、パソコンの性能は向上し、ブロードバンドも普及しました。インターネットでは高品質な MP3 などの音楽や動画のファイルが大量にやり取りされるようになりました。私が 2 年前に復帰したころには、もはや MIDI サウンドなどは時代遅れとなっていました。「アポロのタロット占い」という遺跡を発掘し、ほとんど過去のままに復活させたまでは良かったのですが、「いまどき MIDI サウンド?」という疑問もありました。

ただ、昔に比べればパソコンの性能も向上しているのだから、ホームページで音が出て「フリーズした」とか「急に音が鳴って驚いた」なんていうトラブルも少なくなっているはずです。MP3 には及ばないものの、ソフトウェア MIDI 音源の音質も以前よりは向上しているはずです。そういう「今だからこそ」、ホームページで MIDI サウンドを鳴らしても良い時代になったのではないか。はじめはそう思っていました。

今や、パソコンで音が出るのは当たり前。CD 並みの MP3 などの音源が手軽に手に入るようになり、誰もがパソコンで音楽を楽しむようになりました。ホームページで音が出るくらいのことは珍しいことではなくなりましたが、だからといって、ホームページで音を鳴らしても良いということではないようです。むしろ逆に、そういう時代だからこそ、「ホームページで音を出すべきではない」と思うようになりました。

今では多くの人は、ホームページで音が鳴り出す前に、すでに自分のパソコンで自分の聴きたい音楽を再生しているのです。そんなときに、ホームページで音が鳴り始めたら、ただの雑音(むしろ「騒音」)にしかなりません。しかも、いくらパソコンの性能が向上したとはいえ、複数の音源を一度に再生するのは負担が大きすぎるので、今でもフリーズの可能性は十分に考えられます。ホームページから音が出るというのは、一種の「公害」とさえ言えます。

マルチメディアを意識して自分のホームページに合った音楽を聴いてもらいたいと思うのは、今ではとんでもない「迷惑行為」なのです。それは、サイトオーナーの自己満足にしかなりません。

そういう時代の流れを理解したので、私も少しずつ、自分のホームページから「」を消していきました。それで、2 年がかりでやっとその作業も完了したというわけです。

ホームページを開設してから 10 年という節目ともシンクロしています。「アポロのタロット占い」も時代に合わせて進化し続けているということですね。

自分を押し付けるばかりでなく、常に利用者の立場を考える。ホームページ作りは、そういうことが大切だと思います。

皆さんのホームページは大丈夫ですか?


この記事では、「ウェブページ」のことを「ホームページ」と書いています。「ホームページ」と書くと誤解が生じやすいので今ではあまり使われない言葉かもしれませんが、今回はあえて、この古い言い回しを使わせてもらいました。


いじめ

2007-07-03 16:39:06 | 漫録
いじめ【苛め・虐め】

肉体的、精神的に自分より弱いものを、暴力やいやがらせなどによって苦しめること。特に、昭和60年(1985)ごろから陰湿化した校内暴力をさすことが多い。

(大辞泉からの引用)

皆さんは「いじめ」について、どう思いますか?

世間では日々深刻化している問題だとは思うのですが、正直なところ、この問題をどう扱えば良いのか、私にはわかりません。占い師としてできることなど何もないような気もするのですが、何かできることはないだろうかと常に思っています。

私は自分でも変わった性格(変人)だということは自覚しているのですが、その割には、今まで一度もいじめられた経験がありません。そもそも、私の通っていた学校でいじめなんてほとんどなかったような気もします。

しかし、大人になってから、小学生のころからずっと同じクラスだった友人といじめについて話したことがあるのですが、私が「いじめなんかなかったよなぁ?」と聞くと、友人は「女子の間ではあったんだよ。転校してきた女の子をみんなでいじめてただろ」と言っていました。そういわれてみると、あれはいじめだったのかというような気もしてきます。どうも私はこのような問題に鈍感すぎたようです。もしかしたら、私も知らず知らずのうちに誰かをいじめていたかもしれません。あるいは、私自身がいじめられていても、そのことに気づかなかっただけだったりして?

いじめについては、私のように、ほとんど他人事のようにしか考えられない人も多いのではないでしょうか。そのような態度が、いじめの問題をますます深刻化させているような気もします。

いったい、私たちはどうしたらいいのでしょう?



剣の 8 (Eight of Swords)

いじめを示すタロットカードは、「剣の 8 」です。

陰険な嫌がらせなどの行為が長く続く、というようなイメージです。逃れたくても、そう簡単には逃れられません。


胡椒でクシャミ

2007-07-01 13:04:36 | 漫録

最近、ラーメンを食べるときに胡椒(こしょう)をかけているのですが、そのときに必ずくしゃみが出てしまいます。もともと私にはラーメンに胡椒をかけるという習慣がなかったので、そういうことには今まで気づきませんでした。胡椒でくしゃみが出るのはマンガの世界の話だけかと思っていたほどです。鼻のそばでふりかけたのならまだわかりますが、ちょっと離れたところで粉が舞い上がらないように慎重にかけたときでも必ずくしゃみが出てしまうのです。

ちなみに、私は花粉症ではありません。

カップのエース

胡椒」を表すカードは何か?とメーリングリストで話題にしてみると、「カップ(聖杯)のエース」はどうかという意見が出ました。確かに、胡椒の容器をカップが示すと考えればイメージも重なります。胡椒が刺激している鼻の粘膜を、カップに描かれた(鼻水)と解釈することもできるでしょう。

ただ、カップは情緒的なものを表すので、胡椒によるくしゃみとは少し違うような気もします。胡椒自体は植物の果実なので、ペンタクルスに属するものと考えることができます。また、刺激によるくしゃみは人間の「感覚(五感で感じられるもの)」に関わる事柄なので、やはりペンタクルスのカードを当てはめるべきでしょう。

あるいは、胡椒の刺激物質はによって運ばれるので、剣(ソード)のカードによっても表されるでしょう。くしゃみもまた、激しく息を吐き出すという点ではの属性であり、やはり剣によって表されるものです。ただ、胡椒そのものを示すことにはならないでしょう。

ペンタクルスのエース

となると、胡椒そのものに最も近いのはペンタクルスのカードということになりそうですね。かつては、マルコポーロなどが黒胡椒を求めてインドを目指して航海したのだとか。貴重な品であるという点でも、お金や財産を意味することもあるペンタクルスで示すべきものだといえるでしょう。特にどのカードということもないので、とりあえずここでは「ペンタクルスのエース」とでもしておきましょうか。

剣のナイト

容器に入った胡椒をふりかけると、くしゃみが出る……くしゃみは、自分の意志ではどうにもなりません。暴走する白馬にまたがる「剣のナイト」で表しておきましょうか。


胡椒でクシャミ


シャドー

2007-03-07 10:28:33 | 漫録
XV 悪魔 (The Devil)

無意識の中に生じる影……心理学者のユングは「シャドー(シャドウ、shadow)」と呼びました。私たちが人間社会で自分を表現する仮面としての「ペルソナ」が大きくなれば、その影としての「シャドー」もまた比例して大きくなります。

現実社会(リアル)での仮面が「ペルソナ」であるなら、インターネット社会(バーチャル)での仮面が「シャドー」となることもあるでしょう。しかし、前回の記事「ペルソナ - 仮面」で書いたように、インターネット社会においてもペルソナは形成されます。そのペルソナが大きくなれば、今度は逆に現実社会にシャドーが形成されることになるかもしれません。つまり、どちらがペルソナで、どちらがシャドーであると決め付けられるわけではなく、それぞれの立場から見れば、どちらもペルソナであり、どちらもシャドーなのです

自分の中で、現実社会とインターネット社会が交わることのないパラレルな世界として認識されていれば、それぞれのシャドーを自分の人格として意識的に生きることができるでしょう。これが心理学で言うところの「光と影の統合」であり、精神的なバランスを取り戻すためには理想的な環境といえるかもしれません。

ところが、現実社会とインターネット社会の間に明確な境界線を作らず、どちらの世界にも共通のペルソナを持つような人の場合には、シャドーは生きるための場所を失い、無意識の闇の中に閉じ込められたまま、どんどん大きくなってゆきます。巨大化したシャドーが限界に達すると、ペルソナに悪影響を与え始め、病的な症状や奇怪な行動となって現れてくるのです。それが、「悪魔 (devil)」です。

もちろん、このような問題は今に始まったわけではなく、インターネットを利用していない場合でも同じように生じるものです。中世のヨーロッパなどでは、シャドーが生み出した悪魔に取り付かれた人々を「狂人」とか「魔女」などと呼んで迫害しました。

現代になってインターネットという新しい世界が生じたことで、たまたまシャドーが生きるのに都合が良い環境が出来上がっただけのことです。この世界で別の人格(ペルソナ)を演じることは、場合によっては二重人格や統合失調症などの精神障害をもたらす危険性もあるかもしれません。

これからの時代、人はいくつものペルソナを使い分けながら生きていくことになるのでしょうか? そして、それは本当に必要なことなのでしょうか?

今はただ、疑問符を振ることしかできません。


ペルソナ

2007-03-06 02:32:05 | 漫録
VI 恋人 (The Lovers)

インターネット上での発言は、その匿名性もあって、現実社会での発言よりも「自由」だと思っている人は多いでしょう。

現実社会では、言いたいことをズバズバと言ってしまうと何かと角がたち、人間関係を悪化させてしまう危険性もあります。社会生活を平穏無事に過ごすためには、遠慮だとか見栄だとか建て前だとかお世辞だとか、そういったカモフラージュで「本音」を隠しておいたほうが良いのです。

ところが、インターネットの世界では人間関係をそれほど気にせず、普段は抑圧されていた「本音」が遠慮もなしにどんどん出てきてしまったりします。たとえ失言があったとしても匿名性によって護られているので、現実社会での自分の立場が悪化する心配もありません。都合が悪くなれば他人を装って発言しなおせば良いだけのことです。いわゆる「成りすまし」の行為として嫌われていますが、他人のそういう行為は非難しながらも、ほとんどの人が自ら経験したことがあるのではないでしょうか。このような傾向が顕著に現れているのが、「2ちゃんねる」などの匿名掲示板です。

しかし、インターネットの世界は本当に「自由」かというと、そうでもありません。現実の世界(リアル)に対してインターネットの世界を仮想現実(バーチャル・リアリティー)と説明することもありますが、決してそれは「非現実(アンリアル)」ではありません。実は、この世界も現実社会と同様に、生身の人間が生活している人間社会のひとつの形態に過ぎません。いわば、パラレルワールドに存在するもうひとつの社会です。メールやブログなどに書いた言葉が、インターネットの回線の向こうにいる見知らぬ誰かに届いた瞬間に、あなたは強制的にこの社会の住人として生きる宿命を与えられることになります。

ブログなどの発言で信用を得たいと思うのであれば、たとえ匿名を名乗るとしても固定のハンドルネームを持ち、この世界での人格パーソナリティーを形成してゆく必要があります。そうなるともう、何の遠慮もなしに本音ばかりを発言し続けるわけにもいかなくなってきます。自分の発言には常に責任を持つ覚悟が必要になってくるのです。

結局、我々は現実社会においてもインターネット社会においても、本当の自分をさらけ出すことはできずに、常に仮面ペルソナ)をかぶり続けなければならないのです。