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「未知との遭遇」を観ました

2016-08-24 04:05:37 | エンタメ
映画「未知との遭遇」のBDを観ました。

先日観た「宇宙人ポール」の元ネタの一つということで興味を持ったんだけど、そういう意味でも知名度の高い名作であることは誰もが知ってるとは思う。

あまりに有名すぎて私自身も自覚してなかったんだけど、実は初見だったんだよね。今まで一度も観たことがなかったわけ。それに気づいたのはBDを再生してしばらくしてからというくらい。

もちろんストーリーも何も知らず、予備知識もほとんどない状態での視聴。適当なイメージで、UFOがやってきて宇宙人とファーストコンタクトするんでしょ?くらいな認識でした。

誰もが知ってる名作なんだからよっぽどすごいんだろうなと思って観ていたんだけど、事前にハードルを上げすぎたせいか、期待を裏切るあまりにもひどい内容に途中で飽きてきてしまうほどでした。

素直な感想としては、イラつくし、退屈だし、わけがわからない。当時の人たちならともかく、様々な知識や情報を取り込んだ現代人の大人になった私ですら納得できない駄作だと思ってしまいました。

もしこんな映画を子供のころに観ていたらトラウマになってしまうんじゃないかとすら感じました。あるいはおかしなUFO教信者にでもなりかねない。免疫ができた今の私だからそんな悪影響も受けず無事に視聴できたともいえる。

SFチックな映像は当時の人たちの目には鮮烈に映ったと思うし、今観ても綺麗だとは思う。でも、それだけなんだよね。何もかもが「釈然としない」感じなの。

いったい、何をもってこれを名作と評価すればいいのかわからない。

当時の時代を考慮して、「時代を切り開いた新しい作品だ」と言えば名作と言ってもいいのかもしれないけどね。

当時はともかく……それしか言いようがないんだけど……今でもこの作品のファンだという人たちは、何がいいと感じているのか知りたい。

少なくとも、私には一度観ただけでは良さは理解しきれなかった。教養として観ておくべき映画の一つではあるのだろうけど……。

BDには3パターンの本編が収録されていて、今回観たのは「オリジナル劇場版」。他に「特別編」と「ファイナル・カット版」というのがあるので、返却までに他の2つも観てみようかと思う。

「宇宙人ポール」を観ました

2016-08-17 17:51:50 | エンタメ
BDで「宇宙人ポール」を観ました。だいぶ前にYouTubeかどっかで予告編を観て面白そうだったのでそのうち暇なときに観ようと思っていたのです。ツタヤでBDを見つけて、観るなら今かななんて思ったわけです。BDを観ることができるになったらいろいろ観たいと思ってたのよ。これもその一つ。

ありがちな宇宙人ネタを最新CGで焼き直したお安いコメディ映画かななんて思ってましたが、それだけではないなかなか観応えのある面白い映画でした。

基本は過去のいろんなSF映画のパロディなんだろうけどね、ストーリーはしっかりしてて良かった。

最後のあの人が出てくるところなんかは観てない人には言えないネタバレになるんだけど、SF映画好きな人が過去の作品をいろいろ観た後にこの映画を観ればベストの状態で楽しめるかもね。特に「エイリアン」は必須ね。そういう意味での予備知識はあった方がいいけど、この映画自体は予備知識なしに何も考えずに観た方がいい。私も予告編で少し観た以外は何も知らずに観たからよかった。

もっとも、そんなサプライズはこの映画のキモではないと思うけどね。

だいたいね、ネタバレしたら観る気失せるような映画は駄目よ。ネタバレしてストーリーを知ってて観ても楽しめる映画こそ本当にいい映画だと思うね。これはそんな映画だと思う。

深すぎて鬱になるような話ではなく、軽いノリで観られる楽しい映画です。面白かった。

「スーパーマンIII/電子の要塞」を観ました

2016-08-17 02:54:49 | エンタメ
「ダイ・ハード4.0」の記事を書いているときに思い出した昔の映画、「スーパーマンIII/電子の要塞」ですが、ツタヤで探してみたらなんと BD のビデオがあるではありませんか! まさか、こんなに古い作品の BD が出ているとは思いませんでした。さっそく借りてきて観ました。

昔の作品でもわざわざBDで出すということは映像とか音声の品質はそれなりの仕上がりなんだろうなと多少は期待していましたが、そんな期待を裏切らない十分に満足のいく内容でした。

子供のころにテレビのロードショーとかで観たのが最後だと思うのですが、その割には多くのシーンが記憶に残っていて、BDを観ながら懐かしい思いに浸ることができました。BDだから特別にすごいという印象はありませんが、おそらくは当時の映画館で観ることができた映像そのままの品質が再現できていたのではないでしょうか。

内容的には昔の映画だから古臭いのは仕方ないよねとは思ったのですが、BDを観終わってからネットで検索して世間の評価とかを見てみると、公開当時(33年前)ですらあまり評判は良くなかったようですね。ネットで情報が広まった今でもこの映画を高く評価する人は少ないようです。評論家気取りの目線で観れば駄作にしか見えないのかもしれません。

でも私は好きでしたよ。子供のころに観た印象しかありませんでしたが、今になって改めて観てみてもそんなに悪いとは思いませんでした。けっこう笑えるし、最後まで楽しく観ることができました。

私にとってのスーパーマンは今も昔もずっとクリストファー・リーヴです。スーパーマンとはこういうものだとずっと思っていました。彼が出ていればそれだけで十分満足してしまうのかもしれません。

内容は思っていた以上に「ダイ・ハード4.0」とよく似ていました。当時はまだコンピューターが一般人にはほとんど浸透していなかった時代に、現代の「ダイ・ハード4.0」で行われたファイヤーセールというサイバーテロとほぼ同じ犯罪を行っていました。交通網を麻痺させるシーンなどは「ダイ・ハード4.0」」でオマージュとして描かれたのではと思うほどそっくりでした。

スーパーマンはアメリカの代表的なヒーローですが、ダイ・ハードのテーマもまた「ヒーロー(英雄)」でしたからね。架空とリアルの違いですね。

世間的にはスーパーマンの作品の中では黒歴史的な扱いを受けているらしい「電子の要塞」ですが、今観ても十分に楽しめるいい作品だと思いますよ。

ダイ・ハード4.0を観ました

2016-08-17 02:13:20 | エンタメ
BD(Blu-ray Disc)で「ダイ・ハード4.0」を観ました。BDで映画を観るのはこれが初めてでした。

とりあえず「ダイ・ハード4.0」の感想を書こうと思って記事を書いていたら映画の内容とは関係ない話で長文になってしまったので、その記事はメインのブログ(アポロ漫録)の方に投稿しました。こちらには自分用のメモとして簡単に記事を書いておきます。最近は物忘れが激しくて、どの映画を観たか忘れてしまうこともあるんですよね。特にシリーズ物は何作目まで観たかとか忘れてしまって、ツタヤとかで借りる時に困ることもあります。

このダイ・ハードシリーズも最後に観たのはかなり昔なので何作目まで観たかよく覚えてませんでしたが、とりあえず「4.0」とかいう変わった番号が付いた本作は観てないことは確かだろうと思って借りてきました。

公開されたのが2007年ということらしいので9年も前の作品ですね。「4.0」とかいういかにもな番号の付け方で今風を気取っていますが、もはや一昔前の作品と言うべきでしょうか。

コンピューターを使った大規模な犯罪をテーマにした物語です。十年近く前の映画とはいえ、今でも違和感なく観ることができます。当時との違いはスマホがまだ普及していなかったということくらいでしょうね。そう考えると、スマホはすっかり世の中を変えてしまいましたね。そのスマホも最近はARという技術(ポケモンGOとか)でさらに新しい時代へ向かおうとしています。10年後はどうなっているか誰にも予想できないでしょう。

コンピューターに馴染めないオッサンというキャラクターは当時だから成り立ったのか、それともどんなに時代が進んでも変わることのない永遠のテーマなのか? 少なくともテクノロジーの進歩に適応できない世代というのはどの時代にも存在するのでしょうね。そして、そういう世代間のギャップみたいなものが映画のネタとしていつまでも取り上げられ続けるのかもしれません。

だってね、10年前のこの映画がそうであるように、20年前にも、30年前にもそういうテーマを扱った作品は存在したわけですからね。

例えば、アポロ漫録でも話題にした「スーパーマンIII/電子の要塞」は33年前の映画。「ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!」は27年前の映画ですよ。おそらくは、もっと昔の映画にも似たようなテーマの作品はあるかもしれません。(「Video Killed the Radio Star(ラジオ・スターの悲劇)」は1979年の曲だそうで……)

そして、10年後、20年後にも同じようなテーマの作品は作られるづけるのでしょうね。

結局、そうやって古い世代は最後の抵抗の後にいつの間にか消え去り、新しい時代が当たり前のように受け入れられてゆくわけです。

一応感想を書いておくと、初めてのBDとして「ダイ・ハード4.0」を選んだのは大正解でした。迫力もストーリーも最高の素晴らしいエンターテインメントでした。こういう映画は映画館で観るべきものだとは思いますが、新しく購入した Full HD のワイドモニターとBDというソフトのおかげで十分満足できる大迫力を味わうことができました。

今後は DVD ではなく、ほとんどが BD で映画を観ることになると思います。……あ! これもまた一つの技術の進歩とリンクしてましたね。DVD が出てくる前は VHS のビデオを借りて観ていましたね。