川べのお茶

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オソロシイ話 その2

2015-12-27 | いろいろ
ということで、オソロシイ話第2弾。
これは前記とは別のメーカーさんから。



最近のトイレの構造として、
下の便器部は陶器、便座・タンク部は樹脂(プラスチック)の組み合わせが一般的ですね。
昨日もちょっと書きましたが、
陶器と樹脂では取扱いがまったく違う。
陶器は傷がつきにくく、薬剤の浸食も受けにくいため、
「ブラシでごしごし」なんていう扱いでも大丈夫。
一方、樹脂部にこんなことをしたら、大変!
何せ取扱説明書にも、「乾いた」トイレットペーパーで拭いても傷つきます、とある位です。
 

・・・乾いたトイレットペーパー、は実践済みです(by自宅)。
本当にいつの間にか、細かいキズがいっぱい付いてます。泣


ともかく柔らかく濡れた布(紙)で、
洗剤も便器用(いわゆるトイレ○ックなど)をそのまま使うなどもっての外、
どうしても使いたかったら台所用洗剤(中性)でと、メーカーは明記しています。

この(ある意味)デリケートな素材が便器部にも使用され、
しかも習慣的に従来の便器と同じ手入れをされるとどうなるか。
そう、すっきりしたデザインと、
「タンクに台所洗剤を入れて流すたびにきれいにお掃除」を謳う、
あのトイレです。


 トイレリフォームされたあるお宅、
 「便器のフチ無」デザインにひかれ、P社の製品をご採用。
 ご検討中も、もちろん引渡し時にも
 お取扱いはご説明し、取説も読んでくださったのですが・・。
 ついつい「いつもと同じように」
 スポンジブラシでさささとお手入れされていたそうで。
 奥様曰く「何か掃除した気がしなくて、ついね・・」
 そう、ここの奥様もキレイ好き。


半年後、便器部内は細かーいキズに汚れが入り込み(!)
掃除するごとに上乗せされ、中全面が何とも形容しがたい色になったしまったそうな。
・・・うわあ。


トイレしかり、システムバスしかり、
最近の住宅設備は樹脂製部分が多くなっております。
しかも成型技術が進歩したためか従来より薄く軽く、
もちろんメリットはありますが
取扱いにはより一層注意が必要だなと感じました。
面倒でも取説はしっかり読んでいただいて、
推奨する洗剤、やり方でお手入れいただくことが
結局は「キレイ」を長く保てると思います。
お引き渡しする側としても、
ここはしっかり、くどい位にお伝えしなければいけませんね。
ごしごしやらなきゃ掃除した気がしない!という頑張る皆さま、
はやる気持ちは押さえて「適材適所」なお掃除をお奨めします。





 年末大掃除なんて誰が考えたのよと愚痴りつつも、
 やらずにはいられない、これは日本人のDNA?
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