17音の記録 やぶにらみ

気が向いた時の記録

 俳句・無季の句 川柳と 関連記事

杜鵑

2023-05-10 08:41:05 | 日記
川辺に川の駅あり杜鵑

季語 杜鵑 日本で繁殖するホトトギス科の鳥中最も小型で、背面は暗褐色風切羽はやや褐色、尾羽には黒色の地に白斑がある。五月中旬ごろに南から渡って来て、低山帯から山地などに棲息し飛び回る。卵を鶯などの巣に託す習性がある。昼夜の別なく鳴く。せわしく鳴く声を古人は帛を裂くようだと言ったが、実際はさほど激しい声ではない。鶯とともに初音を待ちわびるものであった。歳時記

例句 山中に河原が白しほととぎす 
 


薫風

2023-05-10 08:14:11 | 日記
薫風や海のかなたの二刀流

季語 薫風 風薫るの傍題 もともとは和歌で花や草の香りを運ぶ春風が吹くことを言うが、連歌時代になってから初夏の風と意識されはじめた。熟語「薫風」は蕪村時代以降使われるようになった。青風ほどには激しさは伴わない。
歳時記抜粋。

例句 薫風やまなじり裂けて檻の鷹  田村九木国