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世界卓球明暗…

2018-05-05 10:09:20 | スポーツ観戦
連日熱戦が続く世界卓球。

男女で明暗が分かれました。

女子は突然誕生した南北統一コリアとの対戦でした。

3-0と完勝でしたが、スコア以上の熱戦でした。

特に2番手の石川選手。

セットオールで16-14の勝利。

しかも、相手のエッジボールが続くなど不運も重なって、

それを乗り越えての執念の勝利でした。

女子チームの見事な戦いぶりに心から拍手したいと思います。


一方、男子は…。

韓国に完敗でした。

4番手の水谷選手の1ゲーム目を観戦したところで、眠気に勝てず…

今回は張本選手に団体戦の戦い方を経験させることが目的だったのか?

相性などをある程度度外視して、終始、彼を中心にオーダーを組んでいたように見えました。

その張本選手の韓国戦、セットオールで勝ちきれませんでした。

一番のポイントは三番手…。

松平選手、相手の気迫に終始押されていたような印象でした…。

うまいのですが、決め手がない…。

かつて中国選手に勝ったときの、「パワー」がなくなっていたように思います。

ランキング日本トップの丹羽選手をなぜ起用しなかったのか?少々疑問でした。

水谷選手は大会直前に怪我があったようで、少々プレーのキレがなかったように思います。

2番手ではフルセットで勝ちましたが、3-1で勝利するべきでした。

相手フォア前に出す意表をつくサービスで一気に8-0とリードしましたが、

それに対応されているにもかかわらず、ワンパターンで逆転されてしまいました…。

完勝すれば、チームに勢いがついていたように思います。

ここで、もう一つ…。

男子チームのベンチワーク…。

女子と比べてイマイチです。

応援も含め、韓国の方が勢いがありました。

団体戦の意義。東京オリンピックにむけて、改善してもらいたいです。



ところで…。

女子の南北統一チームについて一言私見を…。

これ、明らかなルール違反です。

「平和」という考え方はまったく異論がありません。

しかし、準々決勝を戦わずして、いきなり統一チーム結成というのは、

平和とは全く関係がないように思います。

日本チームは、受けて立ちましたが、予選敗退したチームはどうなるのでしょう…。

戦ったうえで、次回は統一チームで、というのが筋でしょう。

1991年の時は、最初から統一チームでしたから…。

解説の宮崎氏が試合後に「ボイコット」という言葉を出されました。

日本チームにも相当な衝撃が走ったことを表しているように思います。

ベンチ入りも南北のエントリー全員ができたり、メダルも全員に授与と

他国からすると到底納得できない措置が、突然決まったことにかなり違和感を感じます。

スポーツに政治を持ち込まない。

オリンピック憲章にもこのことがうたわれています。

こんなことが今後、起きないよう切に願います。

コメント
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