大坂なおみ選手が全仏オープン棄権。
うつであることを公表してから、論調が変わったように思います。
2018年の全米オープンで優勝してから、うつ症状に悩まされているとのこと。
あの決勝戦後のセレモニーで起きたことがニュースでは触れられていませんが、
セリーナファンの会場が大騒ぎになったのです。
勝者にエールではなく、ブーイングが飛び交ったのです。
あれを見て、大坂選手が不憫でなりませんでした。
傷ついて当然です。
その後、コメントが少しとぼけていることにも注目されるようになりました。
彼女が本当に見てもらいたかったのは、「自身のテニス」だったのではないでしょうか。
そして、女王としてふるまう義務が課せられていく…。
やはりつらかったのだと思います。
これら一連のことを見聞きして、私自身のことも考えてしまいました。
自身の弱いことばかり気になる私…。
その一方、強がらなくてはならない時もあります。
強がる時の自分は、本当の自分ではない…、
なんて思うことばかりです。
私の本音は私にしかわからない…。
大坂選手の繊細な部分は他人にはわからないでしょう…。
彼女の取った今回の行動について賛否はあると思います。
彼女が世界的有名な選手がゆえに、その発言行動にはある意味での責任はあると思います。
しかし、彼女の本当の意図は、すべての人にはわからないように思います。
今は、とにもかくにも回復を願うばかりです。