おはようございます。
所長税理士の新井でございます。
明日は衆議院選挙の投票日です。
今回ほど政治不信の募る選挙がこれまであったでしょうか…。
裏金問題で揺れる自民党が、こともあろうに、
非公認候補者が代表を務める政党支部に2000万円を支給、
という事実が判明してしまいました。
石破総理は、いろいろと弁明していますが、苦しい言い訳にしか聞こえてきません。
この情報を暴いたのが共産党の発行する「赤旗」なのですが、
どうやってこの情報を得たのでしょうか???
内輪のリーク以外に考えられませんが、
そうだとすると自民党内部も相当ごたごたしているのでしょう。
一方野党は、「裏金問題を許さん」の一点張り…。
是正するには政権交代しかない!と言いますが、
どのように国を導いていくのか、というビジョンが全く見えません。
大声で支持を訴える選挙活動も、批判と悪口ばかりでは耳障りなだけです。
多くの政党が、最低賃金を1500円にと公約していますが、
これを支払う企業の事情など全く念頭にありません。
また、受け取った家庭も、これまで扶養だったのが、
収入がわずかに増えることで、税金と社会保険で逆に手取りが減る可能性があります。
扶養の範囲内で働こうとすると、企業には不足する時間の分の人材確保が必要になり、
その負担は政治がどうにかしてくれるのでしょうか???
増えても、税金や社会保険で取り上げられるという構造を
改革しようという声は全く聞こえてきません。
そういえば…。
議員定数削減の削減もどうしちゃったのでしょうねぇ…。
聞こえの良いことを言われても、かつての民主党政権が誕生した時のように
裏切られるのではないかという疑心暗鬼が私にはどうしてもぬぐえません。
政治は、内政だけでなく、外交も大変重要です。
緊迫している海外情勢を考えると、現与党以外の政党が立ち振る舞えるのかどうか…。
ただ、その与党の裏金問題は国民への欺きであり、あってはならないことです。
う~ん、誰に投票すればよいのやら…。
ですが、投票を放棄しては、政権運営などに意見もできません。
たとえ消去法であっても、この人の理念と政策に自身の思いを投じようと思います。
皆さん!投票に行って、自身の意思表示をしましょう!
そこから、何かが変わるはずです。
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