Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

your side, my side

2014-03-21 | Weblog






君にとっては
小さな出来ごとだったかもしれないけど

僕は時々、思い出す
少し寒い春の日のことを

動くことも出来ないこんな僕に
ほんの一言だけど
気に掛けてくれたでしょう?

あの時は何にも答えられなかったけど
とても嬉しかったんだ
心細くて、そこに居て良いのかも分からなくて
立っていることもやっとだったから
階段が高く感じてた


街の何処かで感謝の心が彷徨い
宵の口、輝き光っていた君の面影を

僕は憶えてる















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

咲くら

2014-03-20 | Weblog
   






早咲きの桜の並木です。

これは、ほぼ1週間前の写真なので
今はもう葉桜になってしまってるかもだけど
とても綺麗だった。

まだ若い桜並木なのだけど、毎年この時期に咲いていて
数年前までは提灯が等間隔でぶら下がっていたものだけれど
最近は提灯なしのシンプルな早咲き桜並木。
そばには菜の花が咲いている。

お気に入りの坂があって
その坂が桜並木のそばにありまして
この時期は、お気に入りの坂をツツイー…と走ったら
お気に入りの早咲き桜も観られて二度美味しいなエリアなのだ。

春のお彼岸に入り、もう何処を見ても春、春、春…だね?
暖かくなって、町行く人々のファッションも
春の様相となって
あとは、日本中をやわらかい色に染める
染井吉野さんが咲くのを待つのみの、春となった。

みんな、お花見の予定などを立てられているのだろうなぁ?
僕は、毎年恒例、多分…
山の中の桜でも観に行くのだろうな。
それか、近所の桜並木をまた眺めに行くのだろうと。
飲んだり歌ったりはなしの、ただただ眺めるだけのお花見だな。うん。










あの枝垂れ桜に、また会えるだろうか?

流れるような美しさを湛えた
あの桜に

会えたら僕は嬉しくて
それだけで嬉しくて、うれしくて

僕自身の存在など忘れ、目の前に現れた女神の輝きに
吸い込まれてしまうのやも知れない

あの枝垂れ桜にまた会えるだろうか?
願わくば、そんな日がいつか















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時空

2014-03-19 | Weblog






3月18日(火)

頭痛はすっかり良くなった。
疲れてはいるのだろうけど、でもいつものように動き
汗をかいた。

帰りには欲しい物があって
夜遅くても開いている店へ寄り買い物をした。
帰宅する頃には疲れも少々増していて
家には入らずムスカリや黄水仙のすぐそばで、少しの間、星を見た。

それでも家の中に入らないことには体が康○…(なぜこの変換なのだろな??)
安まることもないので
月や星に挨拶してから家に入る。

星空と家の中のギャップ。
無限に広い空間と、コンパクトな日常の空間。

広さに多大なる差はあるけれど
笑いも涙も冗談も思い出も、色んな物があるということでは
共通した点がある。

…なんてギャップを薄々感じながら『ただいま』と家に入り
遅い晩ごはん。
デザートは、姉がくれたという鯛や木…鯛焼き。

食べ終わると、お約束のようにソファで居眠ってしまう。
眠るつもりでソファに行くのではないのに座って数分
夢を見ることも無く寝入ってしまい、
案の定、いつの間にか朝がやって来ている。

毎日、このパターン。
これはいけない。
こんなでは気が付けば何がどう手遅れなのかは分からないけど
もう手遅れ…ってなってしまうような?

時間の使い方を見直す必要があるのだろうと思う。
『時は金なり』
とは言ったもので、この世に大切なものは数多にあるけど
時間も大切なものなのだ、きっと。

僕の体内時計は…もしかしたら人より遅めかもしれないので
そこいら辺も良く考慮して
時間を、丁寧に使っていけたら良いなと思う。


3月19日(水)

今日は晴れ、雲は薄く綿帽子のように浮かび
庭には
春の花が、いつものように咲いている。












日記を付けなくなって数ヶ月

ソファでの居眠りが約束のようになってしまい
日記まで時は止まり眠ったまま

目覚めなさい
眉間と眉間の彼方より目を覚ましなさい

どこからともなく曙たちは
日付変更線を越えることも気にしなくなり

ソファに座った影法師は綿帽子の上空で
明るい陽光と優しい月光の輪を眺め

過去を繋げて未来の線を描く
春の花が、いつものように咲いているから

目覚めなさい
彼方より白金色の言葉、届くから














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春雨

2014-03-18 | Weblog
  





雨が降っていて、空は雲でいっぱいです。

窓を開けていると、雨の匂いがするのだけど
それがいかにも『春の雨の匂い』といった感じだった。

何ていうか、初々しいまるみのある
花のようなのだけど花の匂いじゃなくて
でも、花のような気もするし…よく分からないけど良い匂い。
少しくすぐったいような雨の匂い…といった感じかな?
分かり辛くて、ごめんなさいm(_ _)m


夏の雨、秋の雨、冬の雨
やっぱりそれぞれにあるね?
降り方にもよるのだろうけど、こんな静かな雨の時には
匂いが仄かに立って
今日は、『春の雨』の匂いがして
あらためて春なのだなぁと思った。

ぽつ、ぽつ、と降る雨は
春の芳香を漂わせ
雨に濡れた庭(←ただ茫々と植物が生えているところ…)では
少しだけの山茶花と、金柑と、椿と

あとは、この写真のアセビが
何色か雨の中に彩りを濡れて鈍色に染まりながらも
咲いている。
撮った日は、何日も前で晴れた日のものです。

アセビは、『馬酔木』と書くらしい。
アセビも満開になっていてこうして咲いて
春の色を添えています。

子供の頃見た、ずんぐりした可愛らしい馬を思い出すな。
観光地の馬だったけど
睫毛が長くて、つぶらな瞳が可愛かった。

この文字と、花の見た印象がちょっとちがう気もする。
そういえば今年は午年…
と、ふと思った、春の雨のひとときだ。


静かに静かに、そっと降ってます。
春の雨の、匂い。










静かに静かにそっと降る

深く息をすれば
やわらかい、まるびをおびた
春が空からやってきて

静かに静かにそっと降る

あの人は元気でいるかい?
静かに静かにそっと聴く

深い時間も浅い時間も関係なく
静かに静かにそっと流れる

ぽつ、ぽつ、と
春の気配が















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フィルター

2014-03-17 | Weblog
   








昨日は、昼間から頭痛がしていて
帰りにはかなりズキズキとなってしまい
おまけに気持ちわるくなってきて…家に無事、辿り着けるだろうか?と
何とか家までもってくれとばかりに少しでも早く帰りたくて
家路を急いだ。

家に入って手を洗って荷物を降ろしたところでバタンキュー。
晩ごはんもいらないと横になっていたら
いつの間にか眠り(←ここいら辺はいつものことか…)
ふいに目覚めた真夜中。
まだ頭痛は続いていたので、とりあえず晩ごはんをいただき
ご飯を食べられたなら大丈夫だろうと自分でふみ
眠ってしまうことにした。

そして、朝起きた時には休むことを優先したからかほぼ全快。(少しだけ残っていたけど)
あんまりに痛かったし久しぶりの頭痛だったから、
普段当たり前のように動いていられることが
本当にありがたいなって思った。

そんな時に見る窓からの風景は
いつもより一層、心地良い春の色に満ちているように見えた。
気持ちと連動しているのだね、きっと。


この間、雨の日に見た黄水仙は瑞々しく俯いていたけど
それもなかなかに艶っぽくて宜しかったけど
頭痛のあとのホッとした日の光の中で見る黄水仙は、
何だか、空の太陽と同じ位、眩しく見えたっけ。

放射状に広がっている花びらが
花によって角度もちがっていると光り方もちがっていて
あちこちに在る小さな太陽が
綺麗だった。

見ていた足元には、今年初めて見る花にらが一輪、
こちらは月のように薄紫色で咲いているのでした。
今日は、ウグイスがいつもより元気に鳴いています。

花も鳥も元気で良かった、良かった。
僕ら人間も、みんな元気だと良いな。
地球も、元気だと良いな。











昨日は、しょぼんとして、おやすみ
今日は、ホッとして、おはよう

昨日も今日も世界はそう変わらないのに
瞳の中のフィルターがちがうだけで
世界も変わる

青ざめた顔が赤らんだり
荒れていた手が少し落ち着いたり

輝きが減ったり増したり
視野は狭まったり広がったり

今日は、日の光の中で咲き
明日も、何処からか光が射して何かが輝く

そんな日であればいいと
足元、小さな蕾があるかと窓を開ける















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする