Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

tanbo/wake up

2014-03-16 | Weblog
  






これは、おとといの風景です。

ここはいち早く田起こしがされた田んぼみたいで
前日の雨がまだ乾いていなくて、
まるで、田んぼに水が入ったみたいに見えた。

田んぼが広がっているところなのだけど
田起こしが早々にされている田んぼもあれば、
まだ、稲刈りの後にヒョロヒョロとまた生えてきた稲が
枯れて冬色になったままの田んぼもあり
色んな田んぼの風景があります。

田起こしされて、土がまた生き返って
水が入って
また、田植えの季節がやってくるのだね。
一面緑色の、苗が風で波打つ風景が見られるのだなぁ。

田んぼの脇で田んぼの大きな水たまりや
草を見ているとホッとする。
オタマジャクシがいるわけないのだけど、つい探しちゃうね?

                                                                       








遥かな、春かな

小鳥が鳴いていて
花は咲き誇って
影は暖かな日向で隠れんぼ

光が弾ける音がする季節は
目をつむり
遥かな風景を呼び起こす

起きて、こっちで寛いでおいきよ

みんな目覚めいずる
春、哉















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風の間

2014-03-15 | Weblog






山茶花を至近距離で観にいってみた。

いつもは、山茶花の周囲は草茫々で立ち入ると、
何かの種(トゲトゲしていてくっつく)があちこちに付いたり
花ニラやシャガが生えていて踏んでしまうし
虫が何処かで眠っているかもしれないし
思うように歩けないので
足を踏み入れないようにしているのだけど

今日は立ち入ってみた。(なるべく踏まないようにね)
山茶花を至近距離で観るのは、とっても久しぶりだった。

風が強くて花が揺れるのでなかなか撮れず
おまけに、
爪先立ちで背を少しでも伸ばして
腕まで目いっぱい伸ばさないと撮れなくて
足がプルプルしてきてしまった。
…けど、何とか、我が家の山茶花を撮ることができて良かった。

先日の雨でだいぶ花が落ちてしまっていたので
花の数は減ってしまっていたし
何だかちょっと元気がない様子だったけど
日の光で透けた花びらはとても綺麗で
足がプルプルしてもより近付いて撮りたい、そんな山茶花だったな。

風が強いから花はもちろん、厚い葉を沢山つけた枝も
ゆさゆさゆさ~と大きく揺れ

その度に午後の光が
葉と葉の間、花と花の隙間に輝いて魅了された。
ホワイトデーのことすっかり忘れて撮るのでした。

山茶花との至近距離での再会が嬉しかった後は、
姪っ子にバレンタインチョコレートをもらっていたので
クッキーなどを届けに行った。

日本中、あっちこっちと愛が溢れていただろうホワイトデーは
山茶花と
姪っ子とも会えた日でした。











溢れそうになると、物悲しい風吹くような
音が消え、周りには何にも無くなってしまったかのような
虚しさがやって来て
時は止まり
五感は全て失せ無の平面だけが残ってしまう

突然訪れた感覚に戸惑っていると

恋しい気持ちになり
何故、何故。という思いが穏やかに弧を描くように現れて
心の中を滔々と流れていく
今、ここにその手があったら、そっと握っているだろう
人を想うこととはそういうことなのかな

そんな宛てのない感情を造り出した
その温もりが
今日も朝を迎え幸せを感じていてくれることが

風の隙間に観た光と同じ
小さくても
今日を輝く日にさせる















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日曜日の海

2014-03-14 | Weblog







おととしだったかな、大きな山茶花の木を見つけたのだけど
ものすごく綺麗に咲いているなぁと思って
見上げていたことがあった。

今年は、家族と一緒の時にその木のそばを通りかかったので
そこに物凄く綺麗な山茶花の木があるんだよと
そばに行き『綺麗だね』『綺麗だやぁ』とそれぞれに言っていたけど…
ちょっと待って、これは…『椿だよ』だって。(母曰く)

普通の椿より、早い時期に咲いていたし
山茶花があちこちで満開の時だったからてっきり
山茶花かと思っていた。

花びらの落ち方とか、葉の形とか違っていた。
あんまり綺麗で見とれてしまい、そこまで見ていなかったな。
その椿がこの写真の椿です。

すごく背丈があって、天辺のあたりの花は全然見えなくて
天辺の花は、きっと空の住人や太陽や月や雲、鳥にしか見えないのだろうな。
ものすごく綺麗なのだろうな。

存在感がとってもある。
ありすぎて、思わず時間も忘れ見上げてしまう椿でした。
光を受けて光っている椿は
白とピンクが混ざりあって隣合って、優しさ譲り合って
美しかった。


そういえば、ちょうど今、我が家の庭に(というか…植物が生えてるだけのところ)
まだまだ咲いていてくれてる山茶花が光っている。

後で、観にいってみよう。
風が少し強いけど、良い天気。
空は水色で雲は白く、山茶花は濃いピンク。

さっき、母が『木瓜が咲いたみたい』と知らせてくれた。
やっぱり、後で観にいこう。
木瓜と山茶花と、椿と、咲き始めた春の花たちを。












美しいと思えない
原発は、美しくない

見上げようとは思わない
近付こうとは思わない
触れようとは思わない
光を受けてもなお、青空の下でもなお
美しいと思えない

日曜日の海がそんなことを囁いた
或る夜の後の、朝の中で















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Christmas Rose

2014-03-13 | Weblog





クリスマスローズが咲いている。
白の他にも、ピンクやえんじ色っていうのかな?

3食…じゃなくて、3色並んで
クリスマスローズらしく俯いて咲いている。

スノーフレーク
スノードロップ
スズラン、
それにユリも俯いているけど

暗いという雰囲気は微塵もなく
目を閉じながら微笑んでいるっていう感じがする。
クリスマスローズが何故、
『Christmas Rose』というのか知らないけど
微笑んでいるというと、モナリザとかマリアさまとか観音様とか、
そんな印象だから
眺めていると心が落ち着くね?

もうすぐ桜の季節。
桜を観ていても、同じような印象を持つことがある。
春の女神さまが笑っている、そんな感じがして
天気の良い、春色の空が晴れやかな日などに
桜を見ていると
中でも枝垂れ桜は特に、艶やかさえ時に浮かぶ
春の女神さまに思える。










雨の日も、
やっぱりそこで微笑んでいる
僕は通りすぎることなんて出来ずに
どんなに雨が降っていても立ちどまり
女神さまに
心を奪われる

僕を導いてよ、女神さま

あの場所まで
あの日まで













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2014-03-12 | Weblog







仕事から帰り、遅く晩御飯をいただき、一日あったことを
『あのさ、あんなことがあってさ、そんなことがあってさ(←あんたがたどこさみたいだな)
 それって何か…おかしいら?』
なんて、グチ混じりに話し(母よ、聴いてくれて、本当にありがとう)
ソファに座ってワンツースリー…で、居眠りに陥落する。

数時間ソファで眠り続け、気付けば4時。
それから入浴し今に至る。
ここ数日は、もっと眠り続け、すっかり起きてからのシャワーな数日だったけど

今日は、お風呂という日本人で良かったと思える物に入ることが出来た。
久しぶりの湯船はとても良い湯で、ありがたく思った。
シャワーはお手軽で時間も短縮できて良いけど、やっぱり、湯船は文句無しで良い。
気付けば1時間以上入ってしまうくらい、極楽極楽…なのだ。

そしてこのブログの後に、二度寝の予定。


何でも、目の前のことに感謝していられたら良いなと思う。
そうしたら、思わずグチりたくなってしまうような
『それって、おかしいら?』なことも、いつも間にか霧散していく気がする。


グチは言うけど、なんだかんだで、雇ってくれるのだから、ありがたいな。
レジのお姉さん、いつも丁寧なお辞儀してくれて、ありがたいな。(買い物先の)
車って、息切れすることもなく長距離移動できて、ありがたいな。
遅い時間に、工事する人たち、ご苦労様です。
24時間営業って大変だろうね、便利でありがたいな。

晩ごはんの手造りハンバーグ、美味しかったな。
クッション、縞々でやっぱり可愛いな。
星空、綺麗だったな。

ありがたいな。







今日、ここで、こうして存在している
明日も、そうしていられること
昨日も、そうしていられたこと

ごはんが食べられること
居眠りできること
仕事へ行けること
ほんの少しでも趣味を持つこと
好きなものが明確なこと

縁という糸が、細くても太くても、多くはなくとも少しでもあること
糸の先の存在が元気でいてくれること

草花を眺めていられること
季節が巡り巡ること
風に託すこと













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