Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

3年

2014-03-11 | Weblog







天も地も、あらゆる魂が安らかでありますように

大切な人を失った悲しみたちに

手を合わせ続けた3年は
『もう』なのか『まだ』なのか
どっちだろう


生きる


という文字の裏側にあるものは
いつか誰にも必ずその時が来るけれど

それまでに
やれることはなんだろうと問い
答えはすぐ出ることも、出ないこともあるのだろうけど
自由な速度で僕らはその懐から光を取り出す

今日もどこかで歌が流れる
鎮魂の、生きるための、祈りを集めて


これからもずっと手を合わせる
あの海の匂いは、果てのない永遠なのだから














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モノトーン

2014-03-10 | Weblog
風が強く、渦巻いて吹いている。

何事も上手くいかないそんな日もある。
どんな力が働いても、そんな時もある。

と、自分に言い聞かせて
浮かぶ真っ白な雲の
更に白い箇所の景色をインプット

行ってきますとおかえりを繰り返して
今日も、白い国を目指し
漆黒の美を描く
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階段

2014-03-09 | Weblog







日が昇る処、光が生まれ
音楽をいつも頼りにしている
綴りたかったのは仄かな言葉

前と同じように365日
出来たら良いけど

1/365
1/8760
1/525,600
1/31,536,000

日の当たる処、緑が芽吹く
枝から枝へ、鶯がさえずる
カーテンが揺れると、花の匂い

毎秒、どんな僕であっても
同じように想っていたい













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BC

2014-03-08 | Weblog






菜の花が風で揺れていた

田圃の脇に
柵の向こうに
仏の座のすぐ隣に

揺れている景色が無垢なほど
世の儚さは際立って

人は人を思うように神様は造られて
その愛おしさに
人の心も風に揺れる

菜の花が風で揺れたら
甦る
儚さの中に立つ永遠の人













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フレンチレストラン

2014-03-07 | Weblog







何度か行ったことのあるレストラン
或る日、3月で閉店してしまうと知って
行ってみた

駐車場はいっぱい
もう満席…と、母と二人、みんなも同じ思いで
この店に来たのだろうと話し
店を後にした

そのレストラン、お気に入りの、好きな店だったのだけど
午後には行かなきゃいけないところがあったから
そこで待っているわけにもいかず
仕方なかった

また行ける機会、あるだろうか?

あの日いただいたのは、白身魚のソテー
パンをお代わりして
テーブルの上には花が飾られてあった
生ハムが苦手なのだけど
その日は、少し口にしてみた生ハムの味

でも、あのレストランの記憶は消えることはないのだから
実際に行けることに越したことはないけど
美味しかった記憶はずっと続く

全曲聴いたことのないビートルズは
まだ、僕の中ではビートルズの新曲が聴ける

フレンチレストランは
僕の中では、またいつ行こうか?と予定をたてる
行けることはないのだとしても
また、苦手な生ハムにチャレンジしようと
あのテーブルの席に座ろうと











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