Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

花の約束

2014-04-07 | Weblog

月曜日、晴れ。
…ていたけど、今はうっすら雲が空一面。
溶けてしまいそうなくらい淡い薄い雲が広がっている。

桜ばかり載せていたように思うここ数日。
きっと、今日も何処かで
桜たちは咲き誇っているのだろうな。

桜を載せている間にも、その前にも
他の花たちも咲いていました。
会えて嬉しい、春にいつもお目見えするいつもの花の
いくつかを今日も。





  桃の花。左が桃、右は金柑のシルエット。




  同じ桃。2つの桃の写真、撮った日が違うので空も違って、花の印象も違う。ちょっといつもの爽やかさが…ないね?っていうか、桃って分からない写真で…m(_ _;)m



 
  山の中では、葉を光らせていたシャガ。我が家のシャガの葉の輝きは…いまひとつ。トホホ




  シャガは地味な花なのだろうけど、好きな花のひとつです。




  シャガの花弁の白は、とても魅力的。





  真っ白なのだけど、温かさがあって、薄すぎず滑らか。






山の中はやっぱり気温が低いからか、葉を光らせていたシャガは、まだまだ咲いていなかった。
我が家のシャガが咲いている姿を見つけたのは今月1日。
四月の訪れと共に見つけたシャガは、蕾もあり、もう咲いている姿もあり
毎年のこととはいえ見つけられて嬉しいその姿。

白い花びらの中に、ちょっとだけ紫と黄色の色が付いたところも
葉が、曲線を綺麗に描いているところも好きだ。
日陰が好きな花らしいけど
こうして日に当たって咲いている姿が大好きだったりする。



 
 
多分、鳥や虫たち(又は動物たち)には楽園なのではないかとは思うけど、草茫々とはこのことをいう…。
草取り、やりがいがあるだろうなぁ。(草取り好き人間)
草ぼうぼうの中に、白く小さくみえるのは、花にらです。
星の形の花にらが小さな群れを造り咲いているのをみると、
星空のようにも…みえないか?
草茫々の中の星空。
日が当たる時間には、そう見えるのだよ。




 
こちらは、草ぼうぼうの中の、シャガの小さな群れ。
花にらの群れの隣に、ささやかにシャガの群れがあって
だいたいシャガは群れになっているけど、我が家のはとっても小規模だ。
花にらも、このシャガも
そのすぐそばに立つ、モミジやアジサイからの木漏れ日をもらって
所々、日が当たる様は綺麗だなと思う。




  この季節は、この花もお馴染みの花。名前を知らない。でも、明るいこのイエローが毎春咲いてくれると、とても嬉しい。




お花見、行きましたか?
行っても行かなくても、春を、それぞれの楽しみ方で
それぞれの風景を愛でられたら
それで良いね、きっと。^^

お酒を召されても
美味しいお弁当いただいても
何にもいただかなくとも、
人の数だけお花見もある…なんてね。

新生活が始まったり、入社したり、入学したり
テレビや新聞で記事をみると
『がんばれー』な気持ちになる。(自分のほうこそ頑張んないとなんだけどね…)

新生活な人も、新生活じゃないよという人も
良き季節になりますように!















桜吹雪は、舞い上がる前に約束をした

色んな事があるだろう
でも私には、あなたがくれた物がある
その物こそが
僕を舞い上げる『風』なのです
だから私は今日も
私が求める場所を目指し
季節に寄り添い
舞うのです

花は一点に集まり、それぞれの夢へ続く
道の始まりに
そう約束をした

きっと誰かが舞い降りた花弁を見て
何処かで『桜』が咲いている、
そう思うだろう

約束はいずれ、また花となり春を運んでいく
















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春風

2014-04-06 | Weblog

おはようございますm(_ _)m

物凄い居眠りをしてしまい、すっかり朝になってしまった。
昨日は、失敗したりとか、他にも諸々人に迷惑掛けてしまったり
でも、人の優しい心遣いに触れたりと
色んなことがあった1日でした。

日々、勉強だね?

勉強するからには、吸収しないとな。

と反省して(←反省できてなさそうな…)


今日は、家族でお花見ツアーの、翌日の風景を載せてみようと思う。
翌日も、お花見をしてしまったのだ。
お花見が目的で出掛けたのではなくて、用事があって出掛けたのだけど

その用事の合間に立ち寄った
この辺ではお花見で賑わうところへ行った時の風景を載せてみようと。
家族でいったお花見ツアーとちがって
30~40分くらいの短い時間でのお花見となった。

本当は、もっとそこに居て
もっと桜を観ていたかったのだけど仕方ないね?
少しだけでもあの風景と一緒に居られたことが
嬉しいのだから時間は関係ない。

…と思う。f(^^)











  桜の写真ばかりで、ふと申し訳なく思ってしまい、小手毬を。(我が家にて)





バタバタと家を出て、用事を済ませ、簡単にお昼を食べて、少し足を伸ばし
桜咲くばしょへ。
真昼だけど、飲んだり食べたり、語らったり、寄り添ったり、愛でたり
それぞれの過ごし方で桜の下
人々は、年に一度のこの季節を納得させるように
楽しんでいるようでした。

そこへ、ちょっと変な人間(僕)ともう1人が(家族)が飛び入り参加。
綺麗な風景にこんな僕たちが侵入して、ごめんなさいね…な気分の第一歩。
それくらい、そこの場所の世界は出来上がっている
そんな気がした。
ルノアールの『ムーランルージュ』のように。(題名ちがったかな?)





  晴れて良かった。




  こんな雰囲気も良いね。




 
綺麗だなと見上げ、花の美しさも好きだけど、枝が描く幾何学模様のような線も好き。



  提灯と呼んでいるけど、実は呼び方がちがうのかな?(ボンボリとか?)




  尾っぽみたいなブルーとピンクがヒラヒラと動くのが、可愛らしい。




  高い場所から街を望む。山の中で見た桜の風景とはまた違う景色。



 
 
街と桜のコラボレーションを愛でながら、練乳レーズンサンドなどを頬張り(ここでも花より団子)
一服。
それから、少し歩いて
会いたかった桜木のところへと向かった。


 



  久しぶりだね!(と心の中で…)




  ちょっと昨年と雰囲気変わった?日差しの加減かな?





  久しぶりなのにピンボケでゴメンネ






久しぶりに会えて嬉しかった桜。

桜を愛でている人の邪魔にならないように、素早く撮影。
ゆっくりは観られなかったけど
見上げた時に観えた、桜花と枝の向こうの春の空に
心の奥に在るあらゆる感情が小さく揺れ動き
それらは一点に集まり、そこから少しずつ解放されるような
そんな気がした。
だから、みんな、桜の元へとこぞって行くのだろうね?
 
そういうものだとは小耳に挟んでいたけど
本当にそうだ、と思った。

花の美は、それくらい人を解き放つ力を持つ
と、
思った。




  じゃあ、また来年!
















キミに初めて会ったのはいつだったか
こんな僕はそれさえ忘れてしまった

キミに会った瞬間
肩から流れ滑るような春の頬笑みに
ボクは魅せられ

街を包む春風に乗って
今年もそこへ行きたいと
日々の隙間をかいくぐって

涙を流しに来ました
心から喜びに来ました
喜怒哀楽の全てを、捧げに来ました

キミに初めて会った日のように
立ちすくんでただ見つめるだけだけど

春風はそこに
吹いていました
















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呼吸の源

2014-04-05 | Weblog

 
おとといから続いている、家族でお花見ツアーの、続きの続きです。

思ったより長い記事になってしまっていて
自分の編集力のなさと計画性のなさに疑問を持つのでした。トホホ

今日も長い記事になってしまうと思いますが
宜しければ、広い心で許して下さい。m(_ _)m

それと

昨日は、投稿中、何度も眠りに陥ってしまい
同じ写真を繰り返し投稿していたり、文がおかしかったり(いつもか?)
いろいろと読み苦しい点があったかと思いますが
そちらも、すみませんでした。m(_ _)m

ということで、では昨日の続きを…( ..)φ






  よもぎ饅頭(餅?)で休憩して、再び、桜並木を求めて出発。曇ってます。




 
時々、山の中に入ります。
クネクネとカーブが続き、安全運転を出来る限り心見ながら…試みながら走る。
開けた道が多いけど、途中、こういった森林浴を楽しめるところも。




 
 
 
深呼吸すると、木々の匂いというのか、土の匂いというのか、心地良い匂いがします。
思わず息を深く吸い込む。





  シャガの葉が輝いていた。





  そばには、万両の実?が赤く3粒。鳥が運んで来た種から出たのかな?




 
山の中、見上げると、とっても背が高い木々が堂々と立っている。
木々の間から光が降りてきて、シャガや万両など、沢山の植物の光合成のお手伝い。
葉は落ち、やがて腐葉土となって、数多の生き物の栄養となり、長年かけて育っていくお手伝いだ。
木々の梢は、雨を受けとめる。
クッションとなって、どんな雨でも、小さな植物たちに降りかかる時には
優しい雨にしてくれているのだろうなぁ。
森林って、スゴイね?
小さなものに優しくできる大きな木は、エライなぁ!





 
そんな木々を抱く山々。
雨で煙って、森閑として、神秘的に思えた。
霧雨のような、ささやかな雨が降っていた。




  湖面は、雨の細かな跡を映し、静かに繊細にそこに水を湛えているのでした。




  
川沿いの桜並木、とっても長い桜並木。提灯もぶら下がり、花見シーズンの雰囲気満点。
川岸では、ちらほらと人がいて
僕らと同じように桜を愛でているよだった。





  フェンスの向こうに松の赤ちゃん。可愛かったので、失礼してパシャリと。
 



  そして寄り道しながら、家にやっと到着。出迎えてくれる、我が家の八重桜。




 
俯いた我が家の桜、なので、地面と花の間に手を入れて…ハイ、チーズ。
この町にも雨が降っていたのだね。
花弁に小さな雨の雫がついていて、『綺麗だな』と思った。


おかえり、とでも言ってくれてるような笑顔にも思える。
だから
ただいま、と答えた、家族でお花見ツアーのゴール地点。

晴れていたら、花たちはもっと明るく輝き
もっと桜色は空に映え、湖面に映え、山々や緑に映えていたのだろうけど
でも毎年行っているのだから
時々は、こんな天気でも良い。曇りには曇りの良さがあるだろうから。

でも、時々、青空が見えた時もあってね
日が当たっていてポカポカしだして
なのに、雨がポツポツ降っていて…
晴れてるけど雨…というお天気雨というものが何度かそんな時があったツアー。
それもまた綺麗だった。


じゃあ、また来年。
桜並木と、桃と、深山つつじと、万両と、シャガと、野の花たちと
山々、木々、湖に、感謝。

一緒に行ってくれた家族に感謝。

そして、こんな駄文をここまで読んでくれた方に
大きな感謝を。

楽しんでくれていたら、もっともっとで
感謝です(^_^*)
















湖面の上に見える細かな細波は
水の妖精が戯れているみたいで

木々は、梢も葉も根も体中の全てを使い
小さなミクロの世界までもに
力を与えているみたいで

空は晴れてるのに雨で
光と水がそこに在って

生かされてるのに
奪うばかり

削られていく彼ら彼女らの心を
僕は何処まで理解できているのかな

その世界は思う以上に健気で
森閑とした生命力に満ちていて
呼吸はそこかしこで溢れている

なくならないでほしい世界の
端っこで僕ら
桜並木に会いにいった

奪うでなく補い合い与え合い、助け合い、
合いという愛が溢れ

呼吸の源が生きていた



 













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月面着陸

2014-04-04 | Weblog

お花見、あっちの桜、こっちの桜と
感嘆の声ばかりあげながら愛でる日々。

昨日も、ほんの少しだけお花見してきたけど
今日は昨日投稿した内容の続きです。

花曇りの日のお花見風景です。






  八重桜の濃いピンク。重そうに花をいっぱいにつけていました。





 
 

写真を繋げてみました。僕のケータイの撮影では入りきらない、桃や桜たち。
繋がり方が不自然なところは、ごめんなさいm(_ _)m




  ダムから望む風景。向こうの方に桜並木がピンクのラインを描く。




  好きなポイントへ。ここも毎年、車を走らせ会いたい桜がいるところ。



 
この上にちょっと枝が見えている桜に、毎年、会いたいのだ。
特に何の変哲もないのだけど会いたい理由は
そこには、何にもなくて、その桜はおそらく、誰に振り向かれることもなく
ただ咲くことが私の役目とばかりに
何かの約束に従うように咲いている姿が好きなのだ。

沢山の人に見上げられる桜も好きだけど
例えば、山の中の野桜だとか、この桜だとか
人知れず咲いている姿に心惹かれたのです。




 
  賑わっていた休憩所に到着。よもぎ饅頭(餅?)を食す。花より団子の図。




  穏やかな川面。以前、ここで見た花筏を絵に描いたことがある。




 
  枝ぶりがダイナミック。




   モミジに巣箱発見、可愛い。右側は、桜の木にあった鳥の巣。(この鳥の巣は何日も前に撮ったもの)






よもぎ饅頭(餅?)、美味しかった。
良い景色を見ながらだと益々美味しく思う。
そのあとにはソフトクリームもいただいたし…花より団子も楽しめた。

ここいらへんは、家族でお花見ツアーの中盤。
雨がポツポツと降ってきて
本格的に降り出すわけでもなく、とっても小降りの雨だった。
花曇りから、花雨(なんて言葉ないと思うけど)へと、
春の風景。

続きは、また明日!^^














花たちは囁いた

命を懸けて咲くから
その恵みをどんなに小さくても
私にください

月面着陸をした
恵みの雨に、窓硝子に、ピンクの頬に

月たちは囁いた

静かに夜を照らすから
その美をどんなに短く儚くても
僕にどうぞ、見せてください

星と花は遠い場所で
それぞれの命を知っているから
囁き合う
















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花の波間に

2014-04-03 | Weblog

年に一度のお楽しみ、家族でお花見日帰り簡単旅行…へ行ってきました。^^
毎年、良い天気に恵まれるのだけど
今年はどんより曇り空、
『これを花曇りっていうのかな?』なんて話しながら
ぼちぼちと行ってきました。

お花見行く予定がないんだよね?なんて方がいらっしゃったら
是非、お花見気分を味わって頂けたら幸いです!

世間のお花見は、桜木の下で飲んで歌って、
…なのかもしれなくて
我が家のお花見は、ただのドライブみたいなものですけどf(^^;)







  向こうに見えるのは、この間写真を載せた染井吉野。手前は、八重桜並木です。




  八重桜に感嘆の声を上げた後にいつもの染井吉野、やっぱり綺麗だ!




  もう満開を迎え、散り始めていた。そばでタンポポがキュートに『ようこそ』




  近付いてにらめっこ状態。真ん中がピンクで可愛いい。お酒を少し召されたか?



 
  どんよりだけど、明るい所も見える曇り空。たまには花曇りも良いよ。




  次に、また違う所の八重桜並木へ。桜のトンネル、毎年ちょっと…ワクワク。




  桜だけでなく、ムスカリも苺の花も、野の花も、気付けば『ようこそ!』




車で移動しながら、見所へ到着すると車をとめて、ほんの少しの間、花を愛でる。
僕は運転手、兼、写真係。(←とはいってもケータイで) 
僕がのんびり撮っている間、助手席や後部座席に乗っている家族は車窓から桜を見上げては、
『鳥がいるね』とか
『綺麗だやぁ』と、いつものお馴染みの台詞を言っている。

こんな雰囲気で充分なのだけど
そんな雰囲気で良いから、いつまでもこうして毎年来られたら良いなと、
写真を撮りながら心の中で思う。
そう思うのも、毎年のこと。


 

  桜並木を求めて行く道中にも見所が時々現れる。桜と桃の饗宴。




  咲き誇ってるねぇ、スゴイねぇ。




 
  写真を繋げてみた。(何とか成功?)花の波のようだね?




  もっと続く花の波。波間に杉の木が背高のっぽな姿で『こんにちは』




  おお、あっちまで続いてる、桃と桜の波。波音は、春の声、鶯のさえずり。




  花の波の上には、竹林と山の波までも。波音に耳を澄まそう…のひとコマ。




 
  春の花々の饗宴のそばでは、いつもの茶畑。新芽が出て春の色になっていた。







…という感じで、行ってきたけど、実はまだ写真の半分ぐらい。(またはそれ以下)
また明日に、こんなつまらない内容で申し訳ないのですが

毎年恒例家族でお花見簡単ツアー(←もっと短い名称に出来ん?)
の模様を載せてしまおうと画策してしまってます。

いつ何時、このブログの投稿が途切れてしまうか分からない(お家の事情で)m(_ _)m
ある意味、ドキドキな投稿の毎日であるけど

こんな内容ですが
また明日(^^)/














今年もまた会えた

車窓から見上げ目を輝かせ
小さく微笑んでる可愛い人を

今年も連れて来たよ
素敵な人たちでしょ?

可愛い人をエスコートして
春に会いに来ました
その心に触れに来ました

来年も再来年も、また会いたい
あの瞳が輝き続けていて

花の波間に、
こうしていたい
















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