Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

夏の思い出と

2014-07-25 | Weblog
7月25日、金曜日。
午前10時半すぎ。
晴れ。

今日も、暑い。
熱中症にはくれぐれも注意していて下さい。
水分摂取して
できるだけ涼めるばしょにいて下さいね。


高校野球の季節なのだなぁ。
『高校野球』という言葉を聴くようになりました。
もう、夏休みだもんね?

高校野球という言葉で思い付くもの。

甲子園球場

高校生球児
柳沢慎吾さん(漢字違っていたらすみません)
百合
父親
岐阜県までの車窓風景

真っ黒に日焼けした姿を見ると
たくさん練習してきたのだろうなぁ、と感心してしまう。
そして、球児達を支えてきた人達がいることを思う。

高校野球を観ていると
『高校生の頃、自分はあんなに情熱を傾けたものがあっただろうか?』
と、高校生の頃の自分を思い出してみるのだけど…

どう考えても、どう記憶を辿っても
『否』
なのであった。(>_<)
一応部活には入っていたけど、高校生の頃はほぼ帰宅部のような
あまり活動してないような所だったし
何とも味気ないものだったなぁ。

だから、高校生球児さんたちを見ていると
素晴らしい!…なと、
感心してばっかりの高校野球です。


我が家の、父が高校野球が好きだったですね、
トーナメント表っていうのかな?
毎年、赤ペンでちゃんと付けていました。

母も、その影響なのか、はたまた元からなのか
今日はどこが勝ったのかは気になるみたいです。
暇があれば観ていたりとか…姉もソフトボールをしていたからか
好きなようだし…
我が家は、高校野球が好きな家族のようだ。

僕は…家族が観てるので一緒に観る程度なのだけど。f^_^;
あの応援の音、太鼓やトランペット、人々の声援
夏の音として記憶されている。
好きだなぁ。













カーラジオからは
灼熱の甲子園

車窓には
見送るかのような
導くかのような
白百合の列

夏休みの旅
『あと、どれくらいで着く?』
何度も聞きながら

トランペットの高らかな音が
深まる緑に
夏の空に
溶けていくのを見た

カーラジオから流れていた音と
車窓の風景が
甦っては今の夏に吸い込まれていく

思い出というのはずっと
生き続け
多分、今もあの百合の根元で
高らかに鳴っている





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

午前の懺悔

2014-07-24 | Weblog
7月24日、木曜日。
晴れ。
17時の鐘がさっき鳴ったばかりです。

暑いです、扇風機の風が温風で
今日も熱中症要注意な日なようです。

そんな中、午前中から
あちこちと用があり行ってきました。

母の友人の旦那さんがお亡くなりになって
母を葬儀場まで送迎してきたのだけど、
やっぱり、人が亡くなるのは会ったことない方でも、
テレビニュースの中のことでも、悲しいことです。

いや、正確には
悲しいという感情と相対して
複雑な気持ちになっていました。
言葉にするには難しすぎる感情なのだけど…

もしかしたら、悲しいとは、哀しいとは違う。
人が亡くなったのにすぐそばで、
駐車場で待ってる自分は悲しんでる人たちを見ている
普通に佇み、喪服も着ずに
悲しみの中にはいるのは、表面的なもののように思った。

心の中では
『安らかに』…と祈っているのに
本当に心の底からそう思っているのか?
と、
もう一人の自分が自分に疑問を呈す。

悲しんでいる風景のそばで
僕自身の在り方が、何か、いやでね…(>_<)

うん、でもやっぱり
『安らかに』と、風景を思い出すと思う。ご冥福を、お祈りします。

みんな安らかなばしょで
休んでほしいです。
(家族を思い出してしまった)

複雑になりながら
一旦帰ってきて、再び外出。
用事をやっとこさで済ませ夕方帰ってきて
グッタリ休憩後、このブログを書こうとしたけど

行ってきたデパ地下のことがなかなか書けない。
おかしいなと思ったら
午前中の、葬儀場のそばにいる自分のことに
気持ちがいってしまっていて
デパ地下のことは書けないのだと、ふいに思いまして
正直に、心の中のわだかまりを書いてしまいました。(>_<)

人、一人が亡くなることは
僕にとって、自分で思う以上に特別なことのようです。
心の底から祈りたいと、思うのです。














悲しんでいる人のそばでは
悲しみの風が吹いているでしょう

僕は、
悲しみの風のそばで
何をしたらいいのでしょう

なんだいそんなことって
言われてしまうかもしれないね

あの風のそばでは
風の一つ一つが細かく繊細に
震えているようで

心から祈れない僕を
僕は責めては
青空に救いを請う

悲しみのあるところには
祈りの光があってほしいと
思った日を映す空に


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つゆあけにも

2014-07-23 | Weblog
7月23日、水曜日。
朝7時。
晴れ。

梅雨、明けていたの、知らなかったな。
さきおとといくらいに明けていたらしい。
知らなかったっけ。
確かに、
『梅雨とは思えない晴れた空だなぁ…』と、
思っていたところだったから
納得の夏本番を告げるニュースでした。


いつの間にか、
蝉が大合唱するようになっている。
昨日は気付かなかったけどな。
たった今、朝7時すぎだけど外では蝉が大合唱しています。

ついこないだは、たった一匹の蝉が
今年初の夏の歌をうたってくれていたと思ったけど、
一匹だけで寂しかないかとちょっと心配にもなったけど
今朝はついに大合唱。
指揮者は、夏の太陽だろうか?


夏の歌。
思い付くのは…ほんの数曲しかない。
夏の歌はこの世にたくさんあるはずなのに、もっと知ってるはずなのに、
数曲しか出てこないのって…
僕の脳ミソは本当にダメダメだな。(>_<)

そんな僕の脳ミソから絞り出した数曲の中に出てきて
楽譜の中にも載っていた曲があったので今、
何年かぶりに開いてみた。

『ジャズバラードベスト100』(2002年1月30日発行)より
ジョージ・ガーシュインさん作曲
『Summertime』

説明によると、

オペラ『ポギーとベス』に挿入された名曲。
リナ・ホーン、クリス・コナー、マイルス・デイビス等々数多くの名演奏がある。

と書いてあります。

トランペットをやってみたいと思ったことがあるのは、
このマイルスさんの音色が好きだったからというのもあった。
トランペット自体の音が好きというのが一番なのだけど。

確か…CDコーナーのどこかに
マイルス・デイビスさんのアルバム
『ポギーとベス』があると思う、そういえばあったな。
(しばらく聴いてないけど…)

『Summertime』
随分昔から好きだったっけ。

マイルスさんの持つ雰囲気って
とても独特だね?
音楽史に残る、誰もが認めるであろう
天才だなと思う一人です。

この世には
名曲がたくさんあるね。
ありがたいなぁ。(^_^)










夏の歌
聴こえてきたら甦る
あの日の景色

連れていってくれたのは
少し物悲しく気だるいけれど
真っ白な百合が咲いていた先
小さな幸せ咲く小路

歌をうたって

僕らはいつでも
ずっと終わらない
summertime
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水平線

2014-07-22 | Weblog
7月22日、火曜日。
朝6時すぎ。
晴れ。

昨日は海の日だったけど、やっぱり海に行く方が多かったのだろうか?
僕は、行くことも
坂から見ることもなくいつもと変わらず仕事でした。
坂からの海、見たかったなぁ。

2011年3月以降、未だに海に行っていないから
間近で見ることもないここ数年です。f^_^;

見るのはいつも、坂から遠く数秒間だけの海や
ビルから見える遠くずっと続く水平線。

ほんの時々出会う
そのおおらかな水平線が好きです。^^


僕らが住む家々、高かったり低かったりする凸凹な四角いビル群、電柱、
時々、一休みするように点在する緑
それらがゴチャゴチャと小さく共存する町の景色の向こうで

まるで見守っているかのように
あたたかく冷静にいつも水平線は、そこにある。


嵐の日には、怒り狂ったように荒れる海も
普段は神様のように輝き
僕らの星を満ちた表情で包み込んでいる。
その表情が好きです。


海は、人間のようだなと
思うことがある。

うろ覚えではあるのだけど…m(_ _)m
神社で、荒御霊とか和御霊とかあったような気がするのだけど(なかったっけ?)

どんなに穏やかな人でも
怒ると、普段のその人はどこ行った?…って位に
大迫力な、まさに荒御霊になる瞬間ってあるでしょ?

普段は、おおらかな水平線で僕らを見守ってくれている海が
台風や嵐の時には、
近付いてはいけない位のとてつもなく厳しい表情となる。
人間のよう。

人付き合いの下手な自分でも普段は、職場をはじめ
家族、友人などなど…
少なからず人と接していると
人間にもそういった側面を垣間見る(感じる)ことがある。
ほんの些細なことなのだけどね?
でも、人間って、本来そういうものなのだ。(多分)


近頃、思うのは、
クレームのお客様も、怒る上司も(失敗して申し訳ないです)
こらーっ!…って怒ってくれる存在は
ありがたいものなのだ。

『気付く』『反省』するキッカケは
そういう存在のお陰だったりするなと
近頃は、思うことがあります。^^

人間と海は似てますね?
海はやっぱり、大きいな。













月は昇るし
日は沈む

お舟を浮かばせて
行ってみたいな
よその国

青い波
あれはいつもの水平線
真っ直ぐ日の光を受け

僕らは、坂を上り下り
みんなで仲良く暮らし
泣き、笑う

繰り返しながら
寄せては返す

見たことのないのは
月夜の海
きっと

君の瞳のように
果てのない美しさなのだろう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『遠雷』

2014-07-21 | Weblog
7月21日、月曜日。
10時すぎ。
晴れ。
暑くなく、爽やかで綺麗な空です。

海の日。
海に行かれる方たちは熱中症はもちろん
諸々、気を付けていて下さいね。

昨日もまた、一昨日に続き雷が鳴っていました。
とはいっても、大きく鳴ったのはほんの少しだけで
あとはいわゆる遠雷というもの、
遥か彼方から雷様の寝言のような声が聴こえるだけでした。


遠雷。
…ふと、2つの作品を思い出しました。

1つは、ザ・スクエアという(バンドでしょうか?)の
ピアニストの方の、『遠雷』という曲があります。

楽譜を持っていまして、ずっと前(かなり)に姉が買った楽譜なのですけど
ずっと前すぎて
楽譜は古ぼけて来てしまっているけど
今では僕しか弾く人間がいないので楽譜は僕しか弾かない。

古い楽譜だし、この曲は好きなくせに今までで数度しか弾いたことがない。
実際に弾いてみると、
静かな部屋に遠雷が現れたような
美しい曲だなと思います。

実際に弾く人(僕)が下手なのが
とても申し訳なさすぎるのだけど…
ピアノと楽曲と作者さんに、すみません。m(_ _)m


もう1つは、
ワイエスさんという画家の方の作品で
『遠雷』という絵があるのです。

大きな犬が、微かに聴こえてくる遠雷に耳を済ませているらしき
そんな絵です。
雨の気配も、近付く雨の匂いも想像させられるような
素敵な絵です。

ワイエスさんの絵が好きで
この『遠雷』という作品、好きなのですよ。

草をよく描かれる画家さんですね?
偶然にも、昨晩は仕事帰りに信号待ちでとまりながら
ライトで微かに照らされた草たちを眺め
ワイエスさんのように描いてみたい…と思っていたところでした。


絵を観に行きたくなりますね。
一日掛けて、時間気にせずゆっくり回りたいな。

遠雷で思い出した、
遠雷たちの話でした。


※『遠雷』という曲、西村さんというピアニストの方のだと
勘違いしていました。m(_ _)m
ものすごく久しぶりに楽譜を開き弾いてみたら…違っていて、大変、失礼でした。
西村さんのインタビュー記事のイメージが刷り込まれていたらしいです。
ザ・スクエアさんと西村さんに、申し訳ありませんでした












弾き出しのフレーズ
風が見えるような草のしなやかさ

犬はじっと遠雷に耳を澄まして
ピアノの音色はいつでも傍にある
音楽がいてくれるように

遠雷が聴こえる時
美しい瞬間
まるで懐かしい思い出の
汽笛が鳴ったような






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする