「易」と映画と「名文鑑賞」

タイトルの通りです。

易三昧 270902 風沢中孚

2015年09月03日 14時08分22秒 | 
易三昧 270902
人物・・・20代後半の女性
対象・・・結婚
結果・・・<卦>風沢中孚(ふうたくちゅうふ)
     <変爻>初爻
     <之卦>風水渙
中孚は心中に信(まこと)ある事。
心中に誠心あれば吉。
「相思相愛」の卦とも。
まさしく、結婚には最適な卦であると言えます。

しかしながら、話を聞いている内に、なかなか困難な問題があることが分かりました。
今はやりの事実婚状態であるという事です。
このことは、易から見ると、「正道固守」からは外れます。
易は、ほとんどの場合で、「正道」が固く守られていれば「吉」であり、
そうでなければ凶または「悔い」もしくは「咎(とが)」などとなります。
私自身は事実婚を否定するものではありませんが、
こと易に関していえば、昔ながらの考え方に支配されます。

従って、占断としては、通常の結婚をしたいのであれば、
今まさに絶妙の卦が現れており、昔ながらの手順を踏んで(「正道」)すすめていけば、
めでたくゴールイン(「吉」)できないはずはない、となります。

変爻をみると、初爻では、信じてよい相手かどうかをよく推し測ってから信ずるならば吉、とあります。
さらに、之卦まで見ていくと、結果は悩み(事実婚から結婚へ)が解消されて無事にゴールイン、となりそうです。

最初は事実婚でもいいと思っていた女性が、昔ながらの結婚を願ったとき、さて相手の男性はどう動くのでしょうか?
当たるも八卦といいますが、さて今回の首尾は如何なりますことか・・・。

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