咸 31-6 本田済著「易」 2021年05月31日 20時09分06秒 | 易 咸 31-6 本田済著「易」 人を感動させるのにまごころをもってせず、相手を悦ばすような言語を以てしようと努める。(中略)占って、この爻が出たら、凶であるこというまでもない。男子たるもの、このような態度があってはならないのである。
咸 31-5 本田済著「易」 2021年05月31日 20時07分09秒 | 易 咸 31-5 本田済著「易」 外の刺戟に無感動な、孤高、静謐の態度を保つがよい。他人を感化することはできぬまでも、後悔に至ることはないであろう。
咸 31-4 本田済著「易」 2021年05月29日 08時49分32秒 | 易 咸 31-4 本田済著「易」 心を正しくして、その正しさが持続する(=貞)ならば吉となり、九四の立場としてあるべき筈の悔いも消滅するであろう。もし心定まらず憧憧(うろうろ)と往きつ戻りつして、正を守りえず、私欲の対象にだけ感応していたのでは、広大な範囲の対象と感通することはできない(象伝、光大=広大)。せいぜい限られた仲間だけが、その人の気持ちに応じ従うだけであろう。
咸 31-3 本田済著「易」 2021年05月29日 08時48分22秒 | 易 咸 31-3 本田済著「易」 いつも他人の後について、進もうとすれば、恥ずかしい思いをせねばならない。独立心を養うべきである。
咸 31-2 本田済著「易」 2021年05月29日 08時47分36秒 | 易 咸 31-2 本田済著「易」 動けば凶、静かにしていれば吉。象伝はさらにことばを添えていう。自分から動いては凶であるが、道に順って妄動しなければ害はない。