夬43-6 本田済著「易」 2021年07月31日 09時04分59秒 | 易 夬43-6 本田済著「易」 占う人が君子であれば、その人の敵がこの凶運に該当する。つまり敵を斃し得る。逆に占う人が小人であれば、自分がこれに当たって凶。
夬43-4 本田済著「易」 2021年07月31日 09時04分02秒 | 易 夬43-4 本田済著「易」 羊を牽く秘訣は、自由に歩かせてあとからついてゆくこと。前に立ったら進まないものである。そのように他の陽爻の先頭になろうと競っては後悔する羽目に陥るが、他の陽爻の進むあとについてゆけば、その悔いは未然に消える。しかし陽が陰を決する時であるから、どうしても猛進したがる。この注意を聞いても、信じないであろう(=聞言不信)。ただし占ってこの爻を得た人が、人の前に立とうとするな、人の後ろにつけ、というこの言を聞いて、信ずるならば、凶なるべき運命は吉に転ずるであろう。
夬43-3 本田済著「易」 2021年07月31日 09時02分33秒 | 易 夬43-3 本田済著「易」 悪人に対し、露骨に敵意を示しては禍のもと。表面は不即不離、最後に断ち切るようにすれば、人に一時疑われることがあっても、咎はない。
夬43-2 本田済著「易」 2021年07月31日 09時01分44秒 | 易 夬43-2 本田済著「易」 常に敵襲を心配して味方に警戒の叫びをかける。だから暮夜に敵兵の襲撃があっても敗れる心配はない。