易経抄録 17「随」沢雷随 本田済著「易」p176

易経抄録　
17「随」沢雷随　本田済著「易」p176
　自分が虚心に他者に随えば、他者もまた自分に随って来るものである。相互に随うということになれば、当然何事も通る。そこで判断として、元（おお）いに亨（とお）るという。けれども貞（ただ）しきに利ありで、貞（ただ）しいことを条件とする。また、貞（ただ）しくてこそ咎なしである。随うことが貞（ただ）しくなければ、望むこと元（おお）いに亨（とお）っても、咎を免れない。

易経抄録 16「豫」雷地豫 本田済著「易」p169

易経抄録　
16「豫」雷地豫　本田済著「易」p169
　占ってこの卦が出たら、君を立て軍隊を動かすのによろしい。

易経抄録 15「謙」地山謙 本田済著「易」p162

易経抄録　
15「謙」地山謙　本田済著「易」p162
　占ってこの卦を得た人、謙遜であれば、願うことは亨（とお）り、しかも終り有り――始めは運がよくないが最後には運が開ける。

易経抄録 14「大有」火天大有 本田済著「易」p155

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14「大有」火天大有　本田済著「易」p155
占う人、この卦を得て、然るべき徳あれば、結果は大善（＝元）にして亨（とお）るであろう。

易経抄録 13「同人」天火同人 本田済著「易」p148

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13「同人」天火同人　本田済著「易」p148
　占ってこの卦が出た場合の判断、心広く人と仲良くすれば、願いは通るし、危険を乗りこえることもできる。ただし、君子の道にかなうようにしてこそ利益がある。