漸53-6 本田済著「易」
この爻は最上位。雲路はるかに進み飛ぶ鴻の象がある。鴻は天空に翔け入って帰って来ないが、その落とした羽は、それでもって儀式の飾りとすることができる。同様に五の至尊の位をも超越し、もって儀表とするに足る。象伝の意味は、その志が乱すべからざるものだということ。占ってこの爻を得た人、かようであれば吉。
この爻は最上位。雲路はるかに進み飛ぶ鴻の象がある。鴻は天空に翔け入って帰って来ないが、その落とした羽は、それでもって儀式の飾りとすることができる。同様に五の至尊の位をも超越し、もって儀表とするに足る。象伝の意味は、その志が乱すべからざるものだということ。占ってこの爻を得た人、かようであれば吉。