「易」と映画と「名文鑑賞」

タイトルの通りです。

比8-1 本田済著「易」

2017年09月22日 06時34分56秒 | 
比8-1 本田済著「易」
 人と人と比(した)しむにはまごころが大切である。最初にまごころがあれば、とがなきを得るであろう。まごころが甕に満ちるほど、腹中に充実していれば、ついには人々がついて来て、意外のめでたいことがあろう。

師7-4 本田済著「易」

2017年09月07日 04時37分35秒 | 
師7-4 本田済著「易」
 もともと六四は陰柔で「不中」である。戦いに勝ちそうな筈がない。ただ陰爻であって陰位におる。ということは、自分の能力を知って安全な場所に止まっていること。軍隊が妄信しないで高地に拠って止まっている象(かたち)がある。六三の無謀に遥かにまさる。そこで咎なしという判断が下される。