「易」と映画と「名文鑑賞」

タイトルの通りです。

易経抄録  64「未済」火水未済 本田済著「易」p513

2016年10月23日 03時49分39秒 | 
易経抄録 
64「未済」火水未済 本田済著「易」p513
 占ってこの卦を得れば、願いは通る。(中略)小狐が川を渡ろうとして、ほとんど渡り切るときに、その尾を濡らし、済(わた)れない。つまり事が済(な)ろうとしてまだ済(な)らないという卦である。このようであれば、何の利益も得られない。

易経抄録  62「小過」雷山小過 本田済著「易」p497

2016年10月21日 03時23分59秒 | 
易経抄録 
62「小過」雷山小過 本田済著「易」p497
占ってこの卦を得れば、願いは通る。しかし正しい道を守らねばいけない。小過という卦だから、小さい事ならしてもよいが、大きな事には不可である。(中略)占う人、昇ってはよろしくない。下に降るようにすべきで、そうすれば大吉。


易経抄録  61「中孚」風沢中孚 本田済著「易」p490

2016年10月19日 20時45分52秒 | 
易経抄録 
61「中孚」風沢中孚 本田済著「易」p490
 占ってこの卦を得た人、心中に誠信あれば、祭りにおいては、豚や魚を供えても吉。大川を渉るによろしい。ただし正しい道を守り続けることを条件とする。

※「豚魚はつまり身分の低い者のお供えであるが、心中に誠信さえあれば、神は嘉納して福を与えてくれる。」