楽しかったことや辛かったこと、その他諸々のこと、ふと思い出すことってあります。
タクシーのドライバーさんもしかりです。
昔、東京で電車通勤していた時、住んでいたアパートが駅から遠いのもあってか、
というのは言い訳で、
本当は朝寝坊して遅刻しそうな時、ワンメーターだから・・・とタクシーを利用していました。
自分のお金が自由になったのもあるけど、若い時って贅沢ですよね。
現在は、猫以外のことは、這ってでもほふく前進でも歩く所存でございます。
飲み会で遅くなり、夜も利用したこともありました。 また贅沢な。
朝はみんなアクセクしているので車内の会話はほぼなく、淡々と運転されて到着するのですが、
夜になるとなぜか個性的な方が多く・・・。
こんなドライバーさんがいました。
結構な年配の方で、しかもオートマ!?はじめてみた(その当時は珍しかったのです)。
申し訳ないけど運転も上手ではなく、ブレーキを踏みながらの運転なので、
定期的に前のめりになりながら家に着いたのを覚えています。
あれに1時間乗ってたら、私吐いてた。
忘れもしないのは、手品を披露しながら運転するドライバーさん。
右手でハンドルを持ち、左手でご自分で作った小道具を持って、後ろ座席の私にマジックを見せてくれるんです。
「ほら~すごいでしょ~!ほら~!」って(笑)。
私もあっけにとられながら、「すご~い!・・・でも前向いてください~・・・」って(笑)。
名物ドライバーだったのかな?
あとは、
「今から彼氏のところに行くの~?おじちゃん心配しちゃうよ~~~」と話しかけるドライバーさん(笑)。
「ちっがいますよ~~~いっきませんよ~~~」と私(笑)。
私は酒飲んでいたので、なんだか楽しかったです。
本当にいろんな方がいました。
その後、友人から車を購入し車通勤になったので、タクシーは乗らなくなりました。
そしてそれから最初の猫石松との出会いがあり、ペット可のアパートに引っ越して小梅も家族になりました。
あの時分はたった2匹だったなんて。ウソみたい。
各駅停車みたいに、一駅一駅の思い出がよみがえります(結局終点は猫なのね笑)。
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