やろうやろうと思っていて、それでもやらずに、ずっとねかしてしまったものがある。
それは、昨年の夏に動物指導センターからいただいた看板。
なにやってんだよ、あたしゃ。
動物指導センターの方には、「迷惑にならないようにご貼ってください」と言われたが、そう言われてもね。
勝手に貼っている人の方が多いのかもしれないけれど、こんな時は、眠っているクソ真面目な性格が目を覚ましてしまう。
とりあえず駅前の交番に行って聞いてみよう!ついでに駅周辺に貼れたらなぁ、と自転車をこいで向かった。
交番では案の定、「勝手に貼っていいってこっちは言えないでしょー」と年配の警官の人に言われ、
ハイハイそうですよねーということで、公園については市役所に問い合わせることにした。
面白かったのが、
看板に『茨城県警察本部』と書いてあるのを見て、「え?うちの名前もある!」って言っていたこと。
だから聞きに来たんだけど、やっぱり知らなかったか・・・(苦笑)。
自分ちの名前が書いてあることだし、「1つ、交番に貼ってもらえませんか?」って言ったらすんなり了承。
ありがとうございます(笑)。
次は、人が行き交う駅前の自転車置き場のフェンスに貼りたかったので、
係の方に頼んでみたら二つ返事で、「目立つところに張ってください」と言ってくださり、
線路沿いのフェンスも含め、2枚貼ることができた。
近所の町内会の2人の方のお宅のフェンスにも貼らせていただいた。
1人の方は目の前がバス亭なので、とてもいい場所。
ペンチを持ってきて、手なれたように針金をくるくる回しつけてくださった。
おひとり暮らしの70代の女性の方なのだが、「私より上手ですね~」と言って笑い合った。
もう一人はお隣Tさん。
「え、ここに貼っていいんですか?」と言ってしまったほど、とてもいい場所に貼らせていただいた。
というわけで、その日は5枚の看板が巣立っていった。本当にありがたいかぎりだ。
帰宅して、公園に貼りたい旨、市役所に電話で問い合わせたところ、
課内で話し合ってから連絡すると言われ、2日ほど待っていたら電話があり、
個人で看板を貼るのは難しいとのことで、後日、市役所の方と公園で待ち合わせをし貼ることになった。
営利目的ではないのに、お互いに二度手間だし、なんでこうも面倒臭いかなぁ・・・と思ったがしかたがない。
待ち合わせの場所に向かう途中、久しぶりに会ったシッポの短い白猫
よく見ると、漢太郎そっくりのお顔!兄弟なのかもしれないな・・・
そう思っていたけど、
当日、市役所の方といろいろとお話しできたので、結果的にはかえってよかった。
私が犬猫のことで訴えることに対して、はじめは「部署が違うから難しい・・・」という返答だったが、
話しているうちに真意をくみとってくださったのだ。
避妊去勢をせず、生まれたら処分する人が多い。
犬猫が処分をされる際は安楽死ではなく、苦しんで死んでいく。
看板をつける単純作業だけで時間がかけるのはどうかと思うので、どうにか単純化できないか。
一人の力ではなかなか難しいので、市と警察と指導センターで連携してもらえないだろうか。
熊本市の保健所は殺処分0になったし、先日も網走市でも殺処分0になったのだから、
茨城県でもできないことではないと思う。そのためにも連携していただきたい。
一市民からそのような意見があったことを伝えていただけないだろうか。
その他、いろんなことをお話しした。
啓蒙活動は大事ですねとも言っていただいた。
近くの公園にひとつ
市の車に乗せていただき移動して、別な公園にもうひとつ
そして、市役所にも別な部署に頼んで貼っていただけることになった。
30代位の柔軟な誠実な青年にお話できてよかったです。
帰宅するとアニが待っていてくれた
これからは、県も市も警察も動物指導センターも、面倒くさくてかたくなな余計な手順ははしょって、
柔軟な発想と意見を取り入れて、協力しながら殺処分を減らしてほしいもの。
本当によろしくお願いします。
でも私たち民間も傍観しているだけではダメだと思う。
地道に、がんばろう。
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