12月中旬のこと。
昼間、夫が「何か上にいる」と天井を指さした。
またノラちゃん入っちゃった?それか、先日玄関で見たタヌキかアライグマかハクビシン?
うちの家、外壁の朽ちた部分から屋根裏に入れるようになっている。
引っ越してきた時ノラ猫が入って困ったことがあったけど、15年も経つのにそのまんま。
「きっとまた外の穴から屋根裏に入っちゃったんだよ。
天井が抜けちゃったら大変な騒ぎになるよね…」と勝手に決めつける私。
でも、その屋根裏の生き物、下界から刺激してもトコトコ歩いているだけで、
数時間経っても出ず、悲痛な甲高い鳴き声がしたので、
夫は、もしかしてうちの猫か?と思ったらしい。それが大当たりだった。
夕方、外へ出られる穴からミリーが困った顔して出て来たというのだ。
じゃあ、どこから屋根裏に入ったの?
それは、押し入れの天井だった。ぽっかりと穴が開いていたのだ~。
この騒動の前日、私が布団を干して押し入れにしまった時にミリーも入ったのだと思う。
おかげさまで、布団が真っ黒けっけになっちゃった。あーあ。
それでなくてもうちん中、畳にオシッコするわ(床にもする)で異常事態なのに!
畳直貼りペットシーツ
犯人は言わずと知れたこの子↓
ふじっこ
でもよかったーこれで一段落!
と思った次の日の昼前、またもや天井で歩く音が…。
「まだいた!誰!?」夫と顔を見合わせてしまう。
安心しきって数かぞえていなかったよ。
マルいた、タマいた、いる、いる、いる、いる、いる…あ……………ロックンがいない…。
よりによって人間に懐かない一番面倒くさい子が~~~。
こうなったら、他の猫すべてを一部屋に閉じ込めて、
押し入れを開放してロックンが自ら下りてくるようにしたんだけど、なぜか全く降りようとしない。
なんで屋根裏に籠城するかなーーーーしかし。
衛生上よろしくないところだし、寒いし、ロックン3兄弟は膀胱炎とか結石になりやすいので、
このままだとまずい、どうしよう。とブツブツ言っていたら、
「…上がるか!」と夫。
腰いてーと言いながら梁を伝って格闘すること数回。
越してきて15年目にして初めて見た こうなっているんだ
その度に天井板に足乗っけちゃって、ずぼっと穴開いちゃって、
「あー穴開けちゃったーーー!ごめーーーん!」って声が天から降ってきて、
「いいよーーだいじょぶだいじょぶーー!」って天に叫んで。
怪我されるより断然いいもんね。どうってことない。ボロ屋の箔が付いたかな。
そんなこんなでも、本猫降りてこない。夫は蜘蛛の巣とススだらけの真っ黒になって降りてくる。
ロックン、手ごわい…。
今度はスミオに白羽の矢が立った。
ロックンはスミオが好きだから、スミオを上げたら一緒に戻ってきてくれるかと思ったのだ(勝手ね)。
でもスミ君、おどろおどろしい屋根裏が怖く、逃げて二度と上がらない。おいおい。
次は、やはり頼りになるタマ姉ちゃん。10分くらい探検して1匹だけで降りてきた。
お帰りタマちゃん、でも、ロックンついて来ないかー。
と思ったその30分後、ロックンが自ら降りて来た!!!よかったーーー!タマちゃんありがとうー!
トータル30時間の屋根裏籠城劇。午後9時をまわっておった。
みんな疲れたよ。
次の日、一日中コタツの中にいたロックン(左)↑
こっちの方がもちろんいいよねぇ。
窓が開いていたら誰か脱走したとわかるけど、
窓開いていなかったら居るもんだと思い、しかもちゃんと確認しなかったのが今回の落とし穴。
参りました。
その後、廊下と台所の穴↓
結局夫が塞いでくれた笑。
(でもまだ数ヶ所あり…)
まさかの師走の騒動。
疲れちゃって、大掃除をしない言い訳になった?
それはそれ、これはこれ。だからならないな~。
来年も、突然いろんなことが起こってアタフタするだろうけど、
とにかく、心も体も健康第一でありたいもの。
元気があれば何でもできる!
良いお年をお迎えください。
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